23:45

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  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神22
  • 萌×227
  • 萌9
  • 中立2
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
8
得点
247
評価数
62件
平均
4 / 5
神率
35.5%
著者
 
媒体
コミック
出版社
一迅社
シリーズ
GATEAU ガトーコミックス(コミックス・一迅社)
発売日
価格
¥647(税抜)  ¥699(税込)
ISBN
9784758074292

あらすじ

上京してふた月、ささやかで幸せなオタクライフを送る育に不可解なことが起こる。
なんと幽霊が見えるようになってしまったのだ。
いつも歩道橋でぼんやりしている幽霊を気にしつつも無視していたが、落とした同人誌を届けてもらったことがきっかけで部屋に棲みつかれてしまう。
幽霊の名前は瀬尾未森。
同居を始めて気づいたのは、未森が毎日23時45分にあの歩道橋で自分の死んだ瞬間をくり返していることだった――。

23時45分、二度と貴方を死なせない…。
著者渾身のデビューコミックス、登場。

表題作23:45

瀬尾未森
栗原育

評価・レビューする

レビュー投稿数8

序章のような感じ

絵がとてもキレイです。

幽霊との出会いで徐々に変わっていくコミュ障の男の子のお話。
透明感があってどことなく夢のようなフワフワした雰囲気が印象的でした。

が、しかし。
そのせいか読後の満足感も通り抜けていく…。
ようやくこれからって時になんでやの…(´•̥ ω •̥` )

続編が発売されたので言えるのですが、
この本は「23:45 Re;」序章のような感じです。
個人的には続編まで読んでようやく萌えることが出来ました。

今作では幽霊と人間という形での出会いを経て、育の性格が前向きになり。
"イイヒト"と言われる未森の本音を聞いて。
そんな2人が向き合う恋模様が本格的に動くのは次巻なので
是非合わせて読んでほしいです(*´꒳`*)

評価は…この本だけだと中立寄りの萌えかな。

0

続編がでるのなら

 一冊で完結したと思っていたデビュー作のこちら。続編を描かれていたのですね。明日『23:45 Re;2』が発売です。続きが見たいなぁと思っていた二人なのでとても嬉しいです。

 自分にしか見えない幽霊が話しかけて来て、そして自分にだけは触れることができる。しかもその幽霊は穏やかで優しくとても人懐っこい。オタクの育は人と変わるのが苦手な大学生。ひょんなことから同居を始めた二人ですが…。
 ちょっとまどろっこしい展開ではあるのですが、幽霊の未森がそこにいる理由や、育が人と係わることを恐れる理由なども丁寧に描かれていて、二人の出会いはただの偶然ではなかったと感じられます。
 二人が惹かれあう中でそれぞれが抱えていた過去が明らかになり、前へ進んでいくストーリーは心を打つものがありました。絵柄はちょっと少女漫画的ではありますが、とても綺麗で見やすくお上手です!

 続編が出ると知ってから読み直すと、二人が結ばれるシーンが気になりました。育の未森に対する恋心は描かれていたと思うのですが、未森から育への気持ちがどうにも掴み切れないのですよ。幽霊になってしまう寸前まで未森は女性と付き合って続きいて、ゲイでもバイでもなかったんです。この一冊で完結なら結ばれるまで行くのはBLのセオリー通りかなぁと思うけれど、続編があるのならここではキスとが抱き合って眠るだけの方がよかったかもしれないなと思います。そうは言ってもベッドシーンはサラリとぼかして描かれているので、生々しさはないからこれでもいいのかな?

 幽霊の時のことを忘れてしまった未森と全てを覚えている育。記憶がなくても育の部屋への道を足が覚えていた未森に育は意を決して「好きです」と告白します。失くした記憶は彼らのこれからを後押しするのか、それとも阻むものになるのか。

 こちらは育視点のストーリーでしたが、あらすじを読むと続編は未森視点のようです。対で楽しめるのは嬉しいです。ハッピーエンドでありますように! 

2

文系脳・理系脳、往還。

冒頭から物語の世界観に入り込むまで少々頭を使いましたが、まるで長編アニメーション映画を観ているようでした。とても絵が綺麗で今どき。アニメ風の絵柄はアニメで観たいかなぁと、コミックスだと少し抵抗があって、ずっと積んだままでした。

主人公は心に傷を抱えている大学生でアニメおたくの栗原育。コンビニのバイト帰り、通り道の歩道橋で幽霊の未森と出会ってしまう。

育がなぜ二次元にはまっていて、眼鏡をかけているのか。幽霊の未森には生前の記憶が無くて、夜になると同じ場所に戻ってしまうのはなぜか。そもそもどうして育にだけ未森に触れられるのか。そういった不思議にはちゃんと説明がなされていて、ちょっと理屈っぽ過ぎるかなと思われるほど破綻なく描ききられていました。

幽霊というダイレクトなモチーフが主要キャラクターとして登場することで、生者と死者の境目って結構曖昧なものなんだよ、と作家さんが伝えようとしているメッセージの一つが強く響いてきます。生死の境界線は、他の色んなことにも置き換えて読むことができる。捉え方によっては、とても深みと広がりのある物語ではないかと思いました。

涼しさを感じ始続きめた季節にぴったり。切なさ、淋しさがすーっと心に沁み込んできて…。悲しいようで希望に満ちた、温もりのある良作です。

4

丁寧できれいな絵です

初コミックス初読みの緒花さん。
偶然の出会いから、いつしか、少しずつ、お互いを思う心が育っていく繊細なストーリー。
カバーイラストの感じだと、当世風のほっそい描線系の作風なのかと思いきや、キャラクターが結構かわいくて読みやすい。
特に女性キャラがかわいいのは、乙女系の挿絵をなさっているからなのかな。
ストーリーは、主人公の心の動きがメインで、エロなし。
でも、胸キュンでロマンティックなキスはあり。
全体のコマはこびや、レイアウトは少女マンガ風味。
それでも、少女マンガの女の子をただ男の子に置き換えただけって感じはしない。
少女マンガを読んでいた方が、BLデビューするにはオススメ。

2

せつなあったかい

すごく好きです。
切なかったです。
ちょっと泣きそうです。
表紙大好きです。
だんだん可愛らしくなっていく育も好きです。
育の、未森の表情がすごく好きです。
しかし何より未森がめっちゃ好きになりました。

なんかいろいろこう思うことがあるのですが、うまく言葉にできません。
育の思いとか未森の思いとか。
未森と出会ったことで、育のお母さんとの時間も動き始めたようで良かったなぁって。
お母さん、生きてて良かった…。
未森も生きてて良かったです。
「幽霊」だから、これどうなるのって思ってたけど。
でも、「幽霊」の間の記憶がないのが切なくて。
だから、巻末の「おかえり」がすごく嬉しかったです。
切なくてあたたかいお話でした。

2

二度と貴方を死なせない

ちるちるさんの作家の紹介の記事を見てずっと気になっており、みつけたので購入しました。
時間がタイトルになってることや幽霊との物語ということで、珍しいなとわくわくしていたのですが、絵も綺麗でお話もわかりやすく楽しかったです。
(自分的にはビジュアル面で育くんの眼鏡がもうちょっと大きくて丸っこかったら尚良かったです)

このお話でお母さんとのエピソードが間に入っているのですが、その話があることで育くんの人間性の魅力や二人の間の惹かれ合う根っこの部分というか...なんだかその話があるからの『23:45』なのかなと思いました。
好きなフレーズがあって
「自分なんて全く取るに足らない人間だと思っていて それなのに俺の言葉ひとつでこんなにも簡単に生死を左右される人間が この世に存在するということに恐怖すら感じた」 
このフレーズはなんだか自分にはぐっとくるものがありました。
最後のページで「初めまして」と言っているのもなんだかいいな。

緒花さんのデビューコミック『23:45」という珍しいタイトル
!是非!

6

すごく良かった

作者さんのデビューコミックスということですが、絵も丁寧でかつ読んでいて腑に落ちないところがない、しっかりと仕上がった一冊になっているんじゃいかと思います。最近新人の作家さんのマンガを読むと、話の展開のペースや荒い線、内容の薄さに引いてしまうこともあるのですが、個人的にこちらはすごく安心して読めました。


読む前から、幽霊との恋ということは悲しい終わり方か、実は意識不明で生きているかどちらかなんだろうな、と考えながら読んでいたのですが、ありがたい事に結果は後者でした。死ネタは辛いので良かった……。でも、幽霊になっていた未森が目を覚ました時、育と過ごしていた記憶がないというのが切なくも良い。そしてまた育と接して、体が育との時間を覚えているというのも、二人が過ごした時間が現れていて素敵だの思いました。


未森は育に救われただろうし、育も大きく成長できた、二人にとってかけがえのない時間と出会いだったんだろうと思います。二人がまた幸せになれますように……!

11

すれ違い、後悔、思い残し・・

自分の言葉で未来を大きく変えてしまう・・・
そんな力が自分にあるなんて思ってなかった
きちんと向き合わなかった 

すれ違い、後悔、思い残し・・

二度と貴方を死なせない

初読みの作家さんしたが、新作の紹介での数ページで魅かれたので
本屋で迷わず手に取りました

栗原育(オタク)と瀬尾未森(幽霊?)は お互いの過去の出来事の中に
事の詳細は違えど共通の思いがシンクロして奇妙な同居生活を送ることになります
二人とも過去の出来事のせいで、あえて誰にも心を許さず一人の世界にいることで、何とか自分を保っていました
でも、二人で暮らして日常のささやかな幸福に触れていくうちに、今という時間を失いたくないと思うようになり、ついに二人それぞれが向き合わなくてはならない事について紐解いていきます
あの時、自分は どうしたかったのか・・・
そして未来に向かうために問題の原点に戻ります。
誰にも言えず心の奥に沈ませてた
さびしさを癒せて本当の自分をさらけ出せるのは、
ただ一人だけと気づいたから・・・

読み進めて行くうちに、幽霊という立場を清算するならば、きっと悲続き恋になってしまうだろうと思ってましたが、最後はピリっと少し痛みのあるハッピーエンドだったのでほっとしました
Hシーンに濃厚さはありませんでしたが、歩道橋でのkissシーンはキュンとしました
受けの育のどんな状況であっても未森のそばにいられたらいい、と思う一途さにも、心を打たれました
この作品がデビューコミックスとうことでしたので、次回の新作も期待したいです

5

この作品が収納されている本棚

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