双頭の鷹と砂漠の至宝

soutou no taka to sabaku no shihou

双頭の鷹と砂漠の至宝
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
3
評価数
1件
平均
3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
三交社
シリーズ
ラルーナ文庫(小説・三交社)
発売日
価格
¥680(税抜)  ¥734(税込)
ISBN
9784879198914

あらすじ

急速に近代化の進む中東の小国ヘイダル。大手ゼネコンに転職した槇は、そんなヘイダルで都市開発プロジェクトに関わることになった。
政府系企業主催のパーティー前夜。ホテルのプールで民族衣装姿の端整な男と知り合い、誰かわからぬまま恍惚のひとときを過ごしてしまった槇。
黒い髪と瞳、征服者のオーラを放つ皇位継承二位のファティなのか。それとも金茶の髪をもつ艶冶な皇位継承四位のアリームなのか。
槇は二人ともに魅せられて……。

表題作双頭の鷹と砂漠の至宝

ファティ,中東の皇太子,取引先企業のトップ
槇至宝,大手ゼネコン社員,30歳

同時収録作品双頭の鷹と砂漠の至宝

アリーム,ファティの従兄弟で政府系公社のCEO
槇至宝,大手ゼネコン社員,30歳

その他の収録作品

  • Will you marry me?
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数1

アラブの特殊な三角関係モノ

あらすじ:
仕事で中東の小国ヘイダルにやって来た、大手ゼネコン社員・至宝(受け)。
ある夜、ホテルのプールで民族衣装で顔を覆った男と一夜を共にする。
後日、ファティ(攻め)とアリーム(攻め)という二人の王族に出会い…。

まず「至宝」という受けの名前のセンスに驚き。それがそのままタイトルになっているのもコテコテ過ぎてちょっと引いてしまいました(;´д`)

そして、いくらゲイで、酔っていたとは言え、異国の地で顔も素性も分からない男といきなり寝るのは危機管理能力的にどうなんだという疑問も。
アラブBLに常識を求めても仕方ないのかもしれませんが、エリート設定の主人公の行動とは思えず、出だしから躓いてしまいました。

その後、政府系企業のトップである二人の男(共に王族で、従兄弟同士)と出会った至宝は、どちらがあの夜の男なのか悩む…というような展開。
三角関係ですが、攻め二人が受けにゾッコンというような構図ではなく、それぞれのベクトルが別の相手に向いているという、ちょっと特殊な3Pモノです。

ファティは至宝のことが好きで、
至宝はアリームのことが好きで、
アリー続きムはファティのことが(恋愛感情とは違う意味で)好き。
アリームとファティは幼い頃から強い絆で結ばれており、アリームはファティが望めば至宝を抱きますが、ファティを差し置いて至宝を恋人にするほど至宝を好きではない。
こんな関係なので、3Pのプレイ自体もちょっと特殊。
攻め二人が競い合って受けを気持ちよくさせるような感じはなく、
一方が受けを抱く様子をもう一方が見ている等、
攻め二人が受けを介してお互いを満足させてるようなところもあります。

日本人とは文化・価値観の異なる、アラブの男同士の友情や絆が描かれているという点は、普通のアラブBLや3Pモノと異なっていて面白かったです。

ただ、ラストのとってつけたような花嫁エンドには若干ガッカリ。
至宝そっちのけでファティを優先するアリームのキャラが面白かったのに、いつの間にか至宝を好きになっており、普通のアラブ/3Pモノによくあるラストに落ち着いてしまったのは残念でした。

また、アラブ社会や仕事描写などの現実味ある部分と、冒頭のエロ展開のようなトンデモ要素とのバランスが悪く、全体としてどっちつかずな作品となってしまっている感も。
特殊な三角関係自体は面白かっただけに、他が色々惜しいなという印象。
中立寄りです。

5

この作品が収納されている本棚

PAGE TOP
  • 電子書籍
  • レビューを見る
  • 評価レビューする
  • 関連作品
  • 攻受データ