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表題作ふれたその先

石葉 修(姉の見合い相手・父の取引先)
二階堂 夏希(大学生・姉の身代わりで見合いする)

その他の収録作品

  • もっとふれたい(描き下ろし)
  • 深山
  • あとがき

あらすじ

失踪した姉のフリをして、その婚約者・石葉と会う大学生の夏希。 先方から破談にしてもらうはずが、彼からまるで恋人のように接せられてーー!?

作品情報

作品名
ふれたその先
著者
佐倉ひつじ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
シア・コミックス
発売日
ISBN
9784403665486
3.5

(42)

(8)

萌々

(13)

(17)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
6
得点
146
評価数
42
平均
3.5 / 5
神率
19%

レビュー投稿数6

攻めのまつ毛が気になって…

表紙の感じからもっと重めの作品なのかなと思ってましたがそんなことはありませんでした。
双子の姉の身代わりに女装した双子の弟がお見合い相手とデートをするところから物語は始まります。
相手はイケメンのとてもモテそうなスマートな男。デートを無事に終え、どうにか乗りきったと帰ろうとするとさよならのキスをされそうになり、そこで実は最初から弟だとばれていたことを明かされます。そして、お互いのためにしばらく婚約者の振りをすることに。

最初はからかい半分だった石葉さんがだんだん冗談じゃなくなってきて、うっかりチューなんてしちゃうもんだから弟の夏希も意識してしまって、どんどん好きになってしまうのですがこの夏希の見上げたときのたれ目がなんとも色っぽいです。残念なのは攻めの石葉さんがまつ毛が長い猫目なので、オネエみたいに見える箇所がちらほら。まつ毛が長いときはタレ目の彫りの深い顔の方が攻めっぽく感じるのは偏見かしら?

4

ストーリー重視の方にオススメかも。

人生初のあらすじと絵柄をちらっと見ただけの表紙買いに挑戦してみました(๑• ̀ω•́๑)✧

以下ネタバレ↓
簡単に言うと
一見大人な優しい(おちゃめな)お兄さん×普通の大学生の男の子って感じの話。
話の流れ的には、主人公(受け)のお姉さんの婚約者(お見合いで)、として攻めはでてくるのですが、お姉さんはとある事情で結婚の話を断るつもりで行方をくらませる。姉の代わりに婚約者と会ってやんわり婚約に関して断るように、と親に頼み込まれるハメになった弟という関係から始まります。全体的には悪くなかったけど、ストーリー的には少し楽観的過ぎるかな〜と思いました。

絡みのシーンはそこまで濃くなかったかな〜(´∀`)
付き合ったあとの番外でおせっせ描写は2、3回ありますが、近年人気の作品のようなガッツリと言ったものではなく、うまい具合に(結合部?を?)隠してくれてる…って感じです。
最近はかなり濃い作品ばかり読んできてたからそう感じるのかもしれないけど…

4

ふれたのは、心の針だったのかも。なんてね。

「触れた手の温もり」とか、そういう感じを想起させるんだと思ってたんだけど、再読して、
このタイトルがひらがななのは、「振れた」心なのかもしれない。と、思うようになりました。
夏希が「振り回されて」ドキドキし過ぎて。鼓動がどんどん激しくなって行く。
ああ、けど、石葉、結構お触りしてますね。今また見直したら、結構な頻度でベタベタと触り倒しているので…、引きました。(笑)これは、イケメンだから、夏希的には許せたんでしょうけど。
いや、イケメンでも引くよ、フツーはね。きっと、最初っから夏希も受け入れていたのでしょう。

奔放な姉が、見合いの後、きちんと断らずにデートの当日に姿をくらませたので、身代わりで、
女装までして行く夏希。双子でも無いのに。それが変では無く、美しいというのだから、謎。
しかし、石葉は、その美しさにヤラレたのでは無く、そもそも弟の夏希が気になっていたのだという。ノンケだと思っていた自分の性癖に驚き、モダモダとして、手を出しそうで出さない石葉に、
だんだんと振り回されて行く夏希。
次々に見合いを勧められるのが面倒だからと、姉の渚さんと付き合っていることにしておいてくれ、
と提案されて、デートを重ねる二人。ここも、まぁ変。口裏合わせだけで済む話なのに。
二人で、人前に出るとかならまだしも。いつも二人きりなので、夏希はもちろん女装はしない。
これがおかしな事だと二人共に気づいてはおらず、ただただ逢瀬を楽しんでいる。
そして、どんどん好きになって行く。
夏希の気持ちが溢れてしまったので、結局、石葉はやや強引に抱いてしまいます。
『やっぱ、ちょっと早いんじゃ…』と、夏希も引く程の強引さ。
一度手に入れてしまってからは、開き直ったもので。石葉は夏希の親や仲人を務める親戚の前で
しゃあしゃあと夏希との交際宣言をします。
満場一致でコレを受け入れるので、めでたし!っていう。まぁ、ビックリ!な、展開でしたけども。
これもイケメンの為せる技なんでしょう。
あとがきによると、夏希はロシア系のクォーターかなんかみたい。
やっぱり触ってみたくなるような美形なんでしょう。
描き下ろしは、エチには定番の温泉編。タガの外れた石葉はもぅエロオヤジです!

0

身代わりお見合い

父親の会社の取引先との見合いが嫌で家出してしまった姉。その身代わりに、双子のように顔の似た弟の夏希(受け)が見合いに行くことに。穏便にあちらから断ってもらえるよう、結婚したくないような女を演じていた夏希だったが、見合い相手の石葉(攻め)はそんな夏希を気に入ってしまったようで…。


女兄弟の代役で女装して見合い、というありがちなストーリーでしたが、受けがワンコっぽく可愛らしく、普通に楽しく読めました。
一方、攻めがちょっとよく分からないというか、最初と後の方でキャラちがうやん、という感じでした。受けが好きで、確信犯的にちょっかいかけてるんだと思っていたのに、いざ恋愛へ…というところで怖気付くのがすごく人間が小さく思えちゃった。でも最初は余裕のあるセラブっぽいキャラだったのに、受けと心が通じたあとは赤面したり可愛い人になってたのには萌えましたし、最終的には微笑ましいカップルになっていて良かったと思います。

0

さらさら~と、

 初読みの作家さん。
 表紙絵が好みだったので、何となく電子で購入。

 ストーリーは、新人さんの作品かな?という感じで、あまりこれといった印象的な展開や推しポイントはなく、さらさら~と読み終わってしまいました。
 見合い後に雲隠れした姉の身代わりで、カモフラージュのためのお付き合い、という形で始まった御曹司の攻めとその見合い相手の弟の二人ですが、親しくしているうちに何となく互いに意識するようになって…、という展開でした。普通は男同士で親しくなるにしても、恋愛に発展するのは稀ですし、そこのところをもっと踏み込んで描いて欲しかったと思います。
 萌えポイントとしては少なかったですが、読後感は悪く無かったので、萌1とさせて頂きました。

0

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