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表題作終わらない夏

実業家の一人息子・篠原崇史
祖父と二人暮らしの高校生・上村千尋 

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  • あとがき

あらすじ

祖父と田舎でひっそりと暮らす高校生の上村千尋は、別荘にやってくる篠原家の息子・崇史に憧れていた。
また、新進気鋭のアーティストとして多忙な日々を送る崇史も、無垢な千尋を愛し、大人になる日を待ち続けていた。
そんな穏やかな二人の関係は、千尋が複数の男たちに強姦されてしまったことから一変した!傷ついた心と体を崇史にゆだね、千尋は子供の時間と決別するかのように、崇史との愛に溺れていく。
しかし、二人には宿命ともいうべき事実が―!!禁断のハード・ラブ。

作品情報

作品名
終わらない夏
著者
久遠カンナ 
イラスト
木村メタヲ 
媒体
小説
出版社
心交社
レーベル
ショコラノベルスHYPER
発売日
ISBN
9784883027583
2.6

(3)

(0)

萌々

(1)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
7
評価数
3
平均
2.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

経験の多い夏

田舎育ちで何も知らないウブな千尋。
そんな千尋を幼い頃から可愛がる崇史。
その二人の関係が大きく変わってゆく夏のお話です。

千尋の祖父はある理由から崇史の父の所有する別荘の管理をしています。
千尋にとって崇史は夏と冬に会える大好きなお兄さん。
ここ3年ほど崇史は別荘へは来ておらず、千尋は寂しい思いをしていました。

久しぶりに崇史が別荘に来てとても幸せな気分になる千尋。
ところが崇史が留守の間に崇史の友達4人に輪姦されてしまいます。
それをきっかけに千尋は崇史へ対する気持ちが、兄としての憧れなのか、恋愛感情なのかを改めて考えます。
しかし自分は汚く淫らに壊れてしまった、と悩んだ千尋は崇史から離れようとします。
そんな千尋に崇史はある告白をします。
その言葉を聞いた千尋は、心も体も子供から大人へなろうと決意します。

その後千尋の父に関する話もありまた一波乱あるのですが…。
無口な祖父とあて馬である敏也がとても気になります。
祖父はいつも不機嫌、愛想がないので本音がわかりません。
夏のはじめには嫌なやつだと思った敏也ですが、途中からかわいそうな感じになってました。
あとがきで作者さんがこんな感じになるのかなと書いてますが、その話も読んでみたいです。

2

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