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感涙!

1巻を読んで、
これ絶対面白い。そして続くやつだ。
と、最終巻が出るまで積んでおいて(ホント、良く我慢した!!)早く読みたいような、もったいないような気持ちのまま、この3連休で一気読みしました。

もう、素晴らしかった!
ファンタジーとして、世界観が分かりやすくかつ没入感がすごい。
最終巻まで我慢して、邪魔する家人の居ない3連休を当てられて本当に良かった!

途中頭痛がする程泣きすぎて、でも続きが読みたいから痛み止めを服用しつつ読みました。

そこからの最終巻の幸福感たるや、
見事でした。

ぜひこの世界観を味わって欲しい!!
本当は、BLの壁を超えて本好きな人々にオススメしたい!!

ネタバレはあまりしたくないので詳しくは書きませんが、
とにかく、リオの健気さ強さが愛しい。

そして、ユリヤ王子の儚くも煌めいた日々(心の持ちようで)を思うと涙せずにいられません。

先生、素晴らしい時間をありがとうございました。

全巻揃うまで我慢してて良かった!

夜光花先生と奈良千春先生の組み合わせに間違いは無いですね!
今回も本当に楽しんで読みました。

少年と神シリーズも最終巻まで我慢して一気に読んだのですが、
結果として、待てができた自分を褒めてあげました。

とにかく、物語の世界観とそれを補うに余りあるイラストが圧巻です。
3冊手が止まらず、
出来る事なら仕事を休んででも読み続けたいほどでした。(徹夜が身体に何日も爪痕を残すようになったので)
ファンタジー好きならエンターテイメントに徹した夜光花先生のお話は読後感が良くてきっと好きになるはずです。

シリアスなところとコミカルなところの塩梅が素晴らしくて、
エロがまた濃くて描写が素晴らしく良いのですよねー。(これがとても重要ポイントです!)

それにしても、
少年は神〜のあそこから分岐するのですね。
今回苦しい戦いが多くて、
エクスカリバーなしでどうするの?って思ってましたが、水戸黄門的な大団円でスキッとしました。
この終わらせかたは私は大好きですが、意見の分かれるところなのかしら?

欲を言えば、口絵のルーサーが可愛いので、
ぜひ子育ての様子も読ませていただけると嬉しかった!もっと、ルーサーに会いたいです。


愛しくってしみじみ泣ける

この話なんだろう、
1ページ中の情報量は少ないのに、
何度読んでも切なくて愛しくて、
泣いちゃうんです。
人懐こくて図々しいゴロウさんが、
大好きなジロさんのほっぺに触るのを怖がって震えたり、
寝ている時にそっとキスしたり、
「愛しい愛しい」という気持ちがすごく伝わって切ない。
ゴロウさん→友達じゃない好き→ジロさん
ジロさん→友達として好き→ゴロウさん
だったはずが、2人での生活を失ってから少しづつジロさんの気持ちがゴロウさんに追いついていきます。
2人は気持ちを通じ合わせるんだけど、
ジロさんの気持ちはもしかすると、まだ家族としての愛情なのかもしれない。
(と、私は勝手に感じたのですが)
こういったところもまた切ないんだなぁ。

天日干ししたふかふかのおふとんにごろごろしながら2人でお月見したり、
疲れて帰ってきたジロさんをゴロウさんがよしよししたり、
ちょっとしたエピソードの積み重ねが絶妙です。
2人の生活がどれだけ大事なものだったのかを
そっと優しくしみじみと覗かせてくれて
2度3度と読めば読むほど泣けてきます。

手放せない本になりました。

なにもかも可愛い

これが、ファーストコミックス!
今後、作家買いです。
EDGE COMIXってすごいな!

弟の選ぶものは、自分が選んだものよりずっとしっくりくる。
と思っている主人公の光は、
自己中なせいもありなかなか女の子とのお付き合いも上手くいかない。

そんな時、弟の聖と中3のさちお君が頬を染めながら嬉しそうに出かけるのを見て、
「あんな子どもと?」「男同士」ダメだろうと思いつつも、
弟が大切にしているさちお君が欲しくなっちゃいます。

とにかくさちお君が可愛い!!可愛すぎる!

だけど聖しか見てないさちお君を知って、
さちお君が可愛く見えるのは聖が大切にしているからだと思い知るんです。

そんな時、弟の友人でさちお君の兄の東村に好意を持たれます。
「自分のことを好きっていう子」がタイプなわけですから、
「男同士、ないない!」と葛藤しつつも、
ドンドン押してこない東村に「本当に、自分の事好きなの?」って思ったり、
ぐるぐるする光。

東村の事が好きだと分かって、
初めてキスするシーンからベッドでギュッと抱き合うシーンが
なんとも初々しくて可愛くって読んでて幸福感でいっぱいになりました。

さちお君に似てないガタイの良い東村ですが、
頬を染めた顔とか所々で見せる表情も可愛いのは東村家の遺伝子なんでしょうね。

はじめてのエッチも案外ムッツリな東村(表情がエロいです)と、
やる気まんまんだった光が怯えたりで、
ドキドキします。

最後にちょっと成長したさちお君と聖の話が出てきますが、
まさかのさちお君!!
聖くんを組み敷いて
「聖くん すごくかわいい」って攻めですか?

井戸先生!
さちお君と聖のこの先をぜひ描いてください!!





絵が好きすぎる。

「on BLUE」で初めて見たとき、
アニメの「サマーウォーズ」(?)っぽい絵柄だなぁと。

とにかく人物もですが、
背景描写がとってもステキです。
だからか1ページの情報量が多くて、
アニメを見ているような感じで読んでました。

「on BLUE 14」で元アニメーターで市川春子先生の「宝石の国」の宣伝アニメ(?)を制作した人だったと知って、
すごく腑に落ちました。
なんたって、この出来がものすごく素晴らしく何度も見入ってしまいますから。

さて、内容の方はと言えば、
小説家の卵でゲイの橋本駿と年下フリーターの知花実央の思いが成就するまでの話。
最初はなんだか気になって声をかけた駿ですが、
なんとなくお互い好意を持ったけど親を失ったまだ子どもの実央は本島にやむ無く行ってしまいます。
「たぶん実央は女の子と恋をして自分のことは忘れていくんだろうし、それが良い事なんだ」なんてこと自分に言い聞かせながらゆっくり思い出に変えようとしていたところに、
大人になって自分のことが好きだという実央が帰ってくる。
嬉しいけど実央が自分に向ける愛情に、
「こちらに引き込んで本当に良いのか?」と愛情を返せないでいる駿。

と、話としてはどこかで読んだこともあるような内容なんですが、
丁寧な描写とキラキラした絵が可愛いのと、
表情が繊細なのとで、
1冊読んだ満足度が高い作品でした。

そして、何より駿が受け!!
絶対逆だと思い込んでたので、読み終わってもう一度最初から読んじゃいました。

連載が続いているのでこれからの2人も楽しみです!

変愛 コミック

はらだ 

男だったら射精するレベル

いっそ清々しいほどのエロです。
しかも、じっくり読んでしまうエロです。
だって、話も上手なんだもん。
すっかり、エロ慣れしてたつもりでいましたが度肝を抜かれます。
どこにしまったら良いのか非常に悩む本です。
でも、すぐ手の届くところにも置いておきたい・・・ジレンマ

「エロとろR18」で読んだ「変愛」に衝撃を受け、
とっても気になると思いつつも、
次々出てくる沢山のBL作品たちに埋もれていき、
作者名を忘れておりましたが、
そうだった!!
これだった!!

そく「はらだ―パライソ」を購入したのは言うまでもありません。
でもって、今から「銀魂」まで大人買いをする気でいる自分が怖いくらいです。




これも愛なんだと村上くん分かろうよ。

村上は一旦堕落し、ズルイ男でもあったけど私は嫌いじゃない。
あの一連の境遇で目の前の享楽に逃げてしまい、
何もかも自ら無くしてしまうというのは十分有り得ることだなと思う。
宇野のお陰ではあるんだけど、
最後の1万円に手を付けず立ち直っていった村上は十分賞賛に値する人間だと私は思う。
恋愛に対しても本当は至極まっとうで、
昔の恋人のことを忘れられなくても、
その恋人が自分を欲してると知っても立ち止まれた村上はいい男なんだと思う。

自分を見捨てなかった大事な宇野。
だけど男を愛せるのか?と考えた、村上の人としてのリアルさと、
宇野のファンタジーさがものすごく際立っていました。

そして、それを何よりよく分かっていて自己完結してしまう宇野の方に、
「言いたいことは言わなくっちゃ!」という気持ちと、
先が見えてるからこそ綺麗にフェイドアウトしたいという気持ちも分かるし・・・
とずいぶん「あぁ!宇野くん!」
と同じ職場だったら飲みに行って存分に愚痴を聞いてあげたい気持ちになりました。

自分を責めなかった宇野が村上に手を握り
「君はとても強い人だ」
「君は優しくて、強くて、正しい人だ。もう何があっても道を誤ったりしない。君は誰よりも幸せになれる」
「幸せになってください」
と祈るように言うシーンで宇野を愛してるとは認めてはいないけれど、
ほとんど村上は落ちたんでしょうね。

そして240ページ後半からの宇野の今まで心の内に秘めた感情の発露を、
村上は愛しいと感じ、「愛せないかもしれない」と言いながらも自覚したんだと思う。

「とうとう言った!宇野くん頑張って!」
とゾクゾクしながら読みました。
でもって、「人でなし!」
すごい。
滅多に口にすることはない言葉だけに効き目あり。
「人でなし!(でも好きでしょうがないんだ)」
こんな愛の告白をされたら可愛くなっちゃうと思う。

これから先、
「これは愛なのか?」と悩んで同じことを繰り返すこともあるんでしょうが、
今は村上に「たぶんこれも愛ですよ」と教えてあげたいと思う。