年下フリーターとゲイ小説家のじれったいほど切なく、心が洗われるようなボーイズラブ。

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作海辺のエトランゼ

知花実央
親を亡くし天涯孤独
橋本駿
沖縄の離島に移住した若手小説家

あらすじ

小説家の卵でゲイの橋本駿と、物憂げに過ごす高校生・知花実央。3年前、2人は沖縄の離島の海辺で出会い、日に日に距離を縮めるが、実央が島を離れることに。そして3年後、島に戻ってきた実央は「3年考えた。男でも駿が好き」と迫る。しかし駿はいざ実央と恋人同士に、となると一歩を踏み出せなくて…。
大注目の作家・紀伊カンナ、待望のデビューコミックス!

作品情報

作品名
海辺のエトランゼ
著者
紀伊カンナ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE COMICS
シリーズ
海辺のエトランゼ
発売日
ISBN
9784396783488
3.9

(579)

(291)

萌々

(113)

(79)

中立

(40)

趣味じゃない

(56)

レビュー数
66
得点
2184
評価数
579
平均
3.9 / 5
神率
50.3%

レビュー投稿数66

爽やかで優しいお話

表紙がとても素敵で、ずっと気になってる作品でした。
作画の通り、優しくて爽やかなストーリーで、心を通わせていく2人がかわいくて、
読後感もとても良かったです。

***


実央 天涯孤独
駿 ゲイ

実央と駿、2人とも過去に辛い出来事があって、心に抱えてるものがある。
本島の施設に行く実央。駿のことを気にしつつも、島を離れる。
そして再会。
「俺、駿のこと好きだよ。だから俺のこと好きになってよ」
ど直球の告白がすごく良かった。
島から出る前の少し暗い印象だった実央が、一皮向けたようだった。
3年間、実央なりに同性と付き合うということについて真剣に考えた結果の告白。
とても良かったなあ。
実央は真剣に考えていたのに、駿がその気持ちを信じきれなくて、もだもだが切ない。
駿のもだもだは、実央のことが好きで実央のことを思ってのことだった。やっと駿が実央を一緒に連れていく決意をしたときの実央の嬉しそうな顔が可愛いかった。

背景にある海辺の景色、木々の感じも素敵だったな。
そして、勝手に抱いていた攻めと受け、逆かと思っていて、良い意味で裏切られました。
素敵なストーリーでした。

0

私は好きです!!

すごく有名なタイトルですが、ここまで読まずにきてしまい…ようやく手に取りました!
レビューを書く前にざっと皆さんのレビューを見て回りましたが『趣味じゃない』の数が意外にも多くてびっくりしました。
(皆さんが仰る事もすごく納得しました)
その上で私はこの作品、とても好きだな〜と思いました。

まず、絵柄がとっても可愛くて細部まで描き込まれていて…デビュー作と知りまず驚きました。
「美しい」とは違う類の温かみがあって表情、動きが豊かで。そして10年前という発売時期にもまたまたびっくり。
当時としては、まさに新進気鋭のデビューと話題になったのではないでしょうか?

そしてストーリーも、当時の時代を考えるとまだまだ同性同士の恋愛が認められていない時。当時の作品傾向として、同性恋愛の荒波に屈せず愛を貫く…が多かったと思うので、こちらの作品もまさに同性同士だからこその切なさを描ききっていると思いました。
また、女性キャラも登場するのが私はすごく好きでした。婚約者の桜子さん。確かに包丁云々や別れ際にキスを求める事、かなり強烈ではありますが、彼女の目線から見るとせめてもの悪あがきのようで健気で可愛いなと思いました。

作中1番びっくりしたのは受け攻めが考えていた方と逆だった事です笑
まあ、どちらでも美味しく頂けちゃう人なのでにっこりしましたが笑笑

0

絵がうますぎる

ストーリーに関しては、結構言われていると思いますが、主役の2人がどうして惹かれ合うようになったのか、ほぼ描写がないので確かに引っかかる点がだいぶありました。正直なところストーリーそのものにおいて、好きだと思える点は少なく、雰囲気を楽しむ感じでした。
その雰囲気に関してですが、非常に絵と演出が上手いおかげで深く考えず、綺麗だな〜とかキャラかわいいな〜とか軽い気持ちで楽しんで読めます。

他のBL作品に比べると圧倒的に絵が上手く、特に背景の描き込みが整っていて画面的に美しかったです。人物も背景もふんわりとしたタッチで描かれているので、浮いている感じもなく、絵を楽しむために読んでところがありました。
背景の建物など他の作品は定規でひかれるようなまっすぐな線で描かれることが多く、正直それがあると人物と背景が合わなくて見る気が失せることがあったのですが、この作品はどのコマも一つ一つ絵になるように描かれているのがすごく良かったです。

0

いろんな意味で、大変ビックリしました

6年ぐらい前に試し読みだけしたことがあったんですが、ずっと心に残ってて。
で、今回シリーズの実質1~2巻がたまたま無料だったし、アニメにもなった有名作品なので本作だけ読破。
結論から申し上げますと、以下の理由から 期待したものとはかなり違っていました。

・お互いいつどのような理由で好きになったのかがさっぱり分からない
いきなり開始45ページで攻めが「好きだよ」は本当に意味が分からなかったです。
どのキャラも、全編を通して心の機微が全く感じられませんでした。
さらにいきなりキス。
こんなにドキドキしないキスシーンは初めてで、かなり戸惑いました。

・セリフ回しがまるで取ってつけたような…さらに「やっぱガキねー」とか、時代を感じるというか。
「作者さんは絶対にこれを言わせたいんだろうなぁ」という違和感が常にあって。
「女のヒスはタチわりーな」も今の時代、どうなんでしょう(2014年発売でも、です)。
これは私の理解不足によるものですが、女性2人のケンカに攻めが入ってったシーンは会話のつながりがさっぱり分かりませんでした。

・元婚約者が酷いのは、事前に色んなレビューを読んで覚悟はできていました(皆さんに感謝)。
でも包丁はやりすぎだし、しかも彼女と受けのせいで攻めが手にケガしてるのに、二人から心配するような言葉が何も出てこないのもビックリで。
挙句の果てには恋人の前なのに「最後にキスしてほしい」ここが一番不愉快でした。

・海のシーンは何だったのでしょうか。彼女は自○しようとしてたんですか?
「ドラマチックな場面にしたい」という作者さんの願望だけは感じましたが、無理やり感がすごいです。
帽子がふわぁ~っとなって別の人が取るのも同じ印象だったんですが、いろんなレビューを読むと作者さんはもともとアニメーターさんなのですね、ならば大いに納得です。

・全員中学生にしか見えない

・攻めには目標や、やりたいことがないのでしょうか?ずっとフリーターのまま、北海道について行くのでしょうか?
フリーターを否定はしませんが、ずっと恋愛を常に最優先してるのでしょうか?
タイトルが「エトランゼ(=見知らぬ人、異国の人、旅人)」なので仕方がないのかもしれませんが、ここにもキャラを好きになれない一因がありました。

でも攻めが代わりに元婚約者にキスしたのはなかなか意外な展開で良かったと私は思ったんですよね…
(ここは皆さんと感想が逆かも)
あとやはり顔立ちはあまり好みではないものの、まるでアニメを切り取ったような絵の数々は本当に美しいし、楽しめました。
ぬこも可愛い。
以上、ここまで踏み込んだレビューがなかったので、こうして書き残すことにしました。

0

とにかく癒されました

絵柄が本当に可愛くて、田園地方の生活ドラマを見ているような感じがします。絵がとても綺麗で、二次元の漫画ですが、とても生き生きとした感覚があります。最初は確かにどちらが攻めでどちらが受けなのか分かりませんでした……しかし途中で、それはもう重要ではないと思いました。二人の間の「好き」という感情がこれほど純粋で、そしてこんなにも愛おしいものだなんて!ストーリーはとても温かく、人の心を癒してくれます。主人公同士の愛情が心安らぐだけでなく、他のキャラクターもまた印象的です。

0

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP