木原音瀬先生インタビュー

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木原音瀬先生インタビュー エロにつぐエロ純愛!! 女好き若頭×トラウマ持ち組長、もどかしい恋… 小説『灰の月 上』

2019/02/17 18:38

長い片想いの結末は? 同人誌で展開のハードラブを改稿し刊行!

 


BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第1902回
木原音瀬/梨とりこ/リブレ/ビーボーイノベルズ
小説『灰の月 上』2月19日発売
サイン本プレゼントあり! 詳しくはインタビュー後に!

 

STORY
本橋組組長の息子・惣一は5年前に敵に襲われたトラウマで、一時も1人きりでいることができなくなってしまった。同時に押し込めていた自分の性癖も暴かれてしまう。性欲処理を寡黙なボディガードの嘉藤が見ている前で行っていたが、ある日道具の代わりに嘉藤自身をねだると彼は命令に従い惣一を抱いた。感じたことのない強烈な快感にもう一度とねだるが、嘉藤に「抱くのであれば女の方がいい」と拒絶されてしまい…。

 

――作品紹介をお願いします
10年ほど前に出版した『月に笑う』という上下刊ノベルズに登場した脇キャラで、ヤクザの一人息子、本橋惣一を主人公にしたスピンオフです。一話目は雑誌掲載用に書いたものでしたが、あまりに酷い目にあっているとボツに。それを同人誌で救済し、完結させていたものを加筆修正しました。『月に笑う』のシリーズの人たちのその後もありますが、前作を知らなくても単品で読めます。今作の特徴は、純愛なのに、エロにつぐエロという点です……。


――主人公たちはどんな攻×受ですか?
攻 嘉藤:本橋組若頭・女好きのクールなヤクザ・ヤクザとしての本橋惣一に心から惚れ込んでいる
受 本橋惣一:本橋組組長・頭がよく美形の経済ヤクザ・敵対組織に死ぬ寸前のリンチを受けて自分の属性を開花させられる


――当て馬や重要な脇役は?
ハチ 本橋組組員で、惣一さんの世話係。顔がパグに似ている。担当さんに、この話の中で唯一まともな人と言われました……

――今作のこだわりはどのあたりでしょう?
chapterごとにエロがあるので、胸焼けするほどエロが多い……。惣一さんは嘉藤ラブと一生懸命、必死でアピールするところ。

――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
嘉藤が惣一さんになびいてくれない。恋愛対象として好きになってくれなかったこと。そのため、惣一さんが通常「ありえない」行動にでてしまうところ。


――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
表紙イラストのラフを見せてもらった時に、この二人の距離感をまんま表現したすばらしいものをいただいて、歓喜しました。

――今、何かハマっていることは?
パリコレ学……見てます。楽しい。

――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
『灰の月』の惣一さんの一話目は、もともとボツ原稿でした。(そのかわりに書いたのが『月に笑う バレンタイン編』です) それが商業ベースで出せることが、ありがたいなと思います。

――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
美人な経済ヤクザ、エロエロの惣一さんが、長い長い片思いを成就させるのを見届けてやってください。

担当編集より
大変お待たせしました! 木原音瀬先生の新刊は寡黙な部下・嘉藤とイケメンヤクザの惣一の物語です。同人誌で木原先生がずっと書かれてきた作品を、改稿してノベルズにまとめました。ハードな展開とエッチシーンが多いですが、惣一の愛情表現が本当に不器用なのがもどかしい上に、相手の嘉藤にまったく伝わらないのが…! ぜひこの二人の恋の行く末を読んでください。
今回梨とりこ先生のカバーイラストは上下巻でつながるイラストになっていて、この『灰の月』の世界を素敵に表現されています。中身のイラストとあわせて、ぜひそちらも堪能してください。

 

小説『灰の月 上

 

 

特典情報

 
コミコミスタジオ:イラストカード

 

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(C)木原音瀬・梨とりこ/リブレ

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コメント10

投稿順|最新順

匿名8番さん(1/1)

買わない報告や、レビュー読んでの感想とか、そこまで何でも書いていいわけじゃないと思うけど。

匿名3番さん(2/2)

下巻のレビューを読みました。
BL的な萌えはないけれど、June世代の私にはストーリー展開としてありだなと思えました。
愛と執着と救済の物語ですね。
全てを失ったように思えるけれども、実は一番大事な愛する人との幸せを手に入れるという。
描写はエグそうですが、彼らが自らの枷を乗り越えてどう変わっていくのか、心して読もうと思います。

匿名7番さん(1/1)

私も皆様のレビュー次第で読むか読まないか決めようと思ってました…やめときます。
感想読むだけ痛いってどんだけ〜。
木原先生ハードル高すぎ。
レビュー書いて下さった方ありがとうございました。

匿名6番さん(1/1)

下巻を読んだ方のレビューを読ませて頂いてから、手に取るかを決めようと思っていました。結果、私にはちょっとムリそうです…ごめんなさい。

匿名5番さん(1/1)

上巻はつらい!!!
次が出るまで我慢しなきゃだから買わないようにしたいけど特典が~というジレンマ
毎回上下巻はもだもだする

木原先生は未読の作家さんです。新刊気になるものの、(上)刊のレビューを読む限り勇気が出ない…。皆さまの(下)刊レビュー心待ちにしています。攻め受けの関係性に希望と救いがあるなら読んでみたい。

匿名4番さん(1/1)

手には入れて、ちら読みしたら、想定以上の厳しそうな内容で・・・・読めるかどうか自信なくなってきた。甘いものに挟んで頑張ろう。

匿名3番さん(1/2)

私は木原先生の新作、楽しみです。
みんないろいろ地雷がありますから、お互い無理せず、押し付けずにBLライフを楽しみましょう!

匿名2番さん(1/1)

木原先生の商業新刊ということで楽しみにしてたのにエロ多めはちょっと…そしてなにより、リバなどで色々自分には無理だった月に笑うのスピンオフで、その月に笑うの後日談も載ってるとは。これは本当嫌だな。迷うなぁ…。

匿名1番さん(1/1)

めっっちゃ面白そう。絶対買う。でもかなり痛そうな内容だから覚悟して読も。

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