恋獄の枷 ―オメガは愛蜜に濡れて―

rengoku no kase

恋獄の枷 ―オメガは愛蜜に濡れて―
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×22
  • 萌3
  • 中立1
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
2
得点
23
評価数
10
平均
2.7 / 5
神率
10%
著者
柚月美慧 

作家さんの新作発表
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イラスト
緒田涼歌 
媒体
小説
出版社
三交社
レーベル
ラルーナ文庫
発売日
ISBN
9784815532093

あらすじ

自宅が全焼し天涯孤独の身に…。オメガの少年・柊木瑠佳は、
アルファの御曹司・岸田秋廣に救われ屋敷の住込み使用人となった。
以来、秋廣と結ばれる日まで純潔を守ることを約束した瑠佳。
だが「運命の番」はそんな秋廣ではなく親友の弁護士・三峯隼人だった。
出会った瞬間に互いの香りでそれを覚った二人。暴力団と繋がりがあり父を殺したかもしれない男――三峯。
発情期のさなか、瑠佳は三峯に純潔を奪われてしまい…。

表題作恋獄の枷 ―オメガは愛蜜に濡れて―

三峯隼人,32歳,弁護士,α
柊木瑠佳,22歳,弁護士事務所事務,Ω

その他の収録作品

  • 世界で一番の宝物
  • あとがき

レビュー投稿数2

オメガバース、定番系ですが…

オメガバース。
アルファの秋廣の家で使用人として働いてるオメガの瑠佳。
父親のお菓子屋は、火事で消失しその瑠佳を助けたのが秋廣だった。
父親は友人の借金の保証人にされたあと火事でなくなったので瑠佳は殺されたと思っていた。
そのヤクザの弁護士が瑠佳の運命の番(だと思われる)アルファの三峰。

ある日発情期が終わる頃、雇い主で信頼する秋廣の誕生日のため、屋敷の外にある花屋に花を買いに行く。買った直後、まだ発情期がちゃんと終わってないこともありオメガのフェロモンに当てられた男に襲われそうになるところを三峰に助けられる。

そのまま三峰に自宅である屋敷に連れてって貰ったまま、瑠佳のフェロモンにあてられ、三峰に犯される。それを知った秋廣が狂ったように暴れまわり瑠かに暴言を言い屋敷を追い出す。
瑠佳は救いを求め三峰の元を訪れ、三峰の元で仕事をしながら暮らし始める。
秋廣が一度三峰の元を訪れ瑠佳を取り戻そうとするも…瑠佳は三峰を選ぶ。

今まで瑠佳は屋敷からほとんど出たことがなかった。三峰はそんな瑠佳を映画館や水族館など、外の世界にどんどん連れ出し、そんな三峰に惹かれていく瑠佳…

そんな中瑠佳が誘拐されそうな事件が起こり……

という、ど定番な内容に。
ストーリー自体は予想がつくような内容ですが、ハラハラできる部分もあり三峰の瑠佳に対する思いもドキドキする。

瑠佳はオメガなので首輪をしてるんですがその首輪にこんな意味が…
父親が死んだ理由、三峰が瑠佳を守る理由等々。

ストーリー自体は定番ですがしっかりしてるから面白かったかと…
あとね、表紙の絵がいいね!色気ある感じが!

1

メロドラマっぽさが楽しめれば!

ナチュラルに組み込まれた現代ものオメガバース。後日譚SSを除き、一般的なBLと変わらずに読めました。

「運命の番」そのものが物語のメインテーマ。


瑠佳が母親を亡くした8才の年、寂しくて街をふらついていると、瑠佳の自宅近所に邸宅を構える名士の息子で、当時高校生だった岸田秋廣に声を掛けられる。以来、秋廣はなにかと瑠佳を気にかけ心配してくれていた。

瑠佳が18才の時、借金の保証人だった父親が返済困難に陥り、営んでいた店の厨房で焼身自殺する。その時も秋廣は瑠佳の面倒を引き受け、周囲の反対を押し切り岸田家の使用人として迎え入れる。

実は瑠佳が12才の時、岸田邸で開かれた花見の会で運命のつがいとなる三峯と出会い、将来を約束した過去があった。しかも三峯は秋廣の幼馴染みで、出会ってから10年経った今も頻繁に岸田邸を訪れており…。


言葉のチョイスや比喩表現、エピソードの配置などは若干、個人的な好みからズレがちなのですが、ストーリー展開、メインキャラの関係性、脇キャラの存在感に引き込まれました。テンポよく起伏があって、先を読ませるのがとてもお上手です。

冒頭、瑠佳は三峯が嫌いだと明言していて、恩人の秋廣と結ばれたいと強く願っています。秋廣も瑠佳を大事にしていて、自分と結ばれるまで瑠佳に純潔を守るようにお願いするのですが…運命には逆えず、ヒートした三峯と関係してしまいます。そこからの展開が面白かった。

悲しいエピソードもガッツリあるし、ヤクザもちょっぴり絡んでくるし、決して穏やかではない雰囲気ではありますが、「運命」を掲げるからにはこれくらいの重さがあっていいのかも。

SSはメインの二人に子供が生まれて以降のお話です。お子様はかわいらしくていつも楽しませてもらっているのですが、オメガバースでΩを「ママ」や「お母さん」と呼ぶのが少し微妙で…。

時代が現代とはいえ、オメガバース設定が自然に感じられたのは、舞台装置にメリハリがあるからかもしれません。あまりストーリーに辻褄やリアリティを追求しぎてもストーリーに集中できなくなっちゃいますよね。作者がそれを意識してるのかはわからないけれど、読者を立ち止まらせず、細かいことを見逃させるように書くっていうのも、ひとつのテクニックなのかなと思いました。

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