王子たちの初恋指南は甘すぎる

oujitachi no hatsukoishinan wa amasugiru

王子たちの初恋指南は甘すぎる
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×22
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
1
得点
13
評価数
5
平均
3 / 5
神率
20%
著者
ナツ之えだまめ 

作家さんの新作発表
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イラスト
笠井あゆみ 
媒体
BL小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
発売日
価格
¥630(税抜)  ¥680(税込)
ISBN
9784344844346

あらすじ

スープが自慢のカフェ“灯心亭"を営む森宮光春は、幼なじみのイケメン3人組、通称“三銃士"に見守られながら平穏な毎日を送っていた。昔から何事にも心を動かされず生きてきたのに、店に来た客ーー高校時代の先輩・九条庸介の姿を数年ぶりに見た途端、心がさざなみ立った。ミモザの中庭で過ごしたひととき、九条に会うと揺れる気持ちを何といえばいいのか分からなかった高校時代。「ミモザの花言葉は『友情』もしくは『秘密の恋』。みつは、どっちだと思う?」九条の甘い問いかけに、今度は何て答えるーー!?
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レビュー投稿数1

恋をするって素晴らしい!!

超甘々な初恋再会ものになります。

ミモザの中庭で出会った、風のような先輩。
甘く切ない思い出を胸に、大人になり再会した主人公の恋の行方はー?

ナツ之先生と言うと、硬質で透明感のある独特の文章が魅力だと思うんですよね。
今回、そんなナツ之先生の持ち味が存分に生きた、甘くて優しくて爽やかな、初恋をひたすらじっくり丁寧に綴った作品。
主人公の「恋する気持ち」にめちゃくちゃ萌え転がっちゃいましたよ。


内容ですが、高校の先輩でホスト・九条×スープカフェ店主で神秘的な力を持つ青年・光春による初恋再会ものです。

幼馴染みでそれぞれ有能なイケメン三人組・「三銃士」に見守られながら、スープカフェを営む美青年・光春。
高校時代に出会い、特別な感情を抱いた先輩・九条が店を訪れた事で、彼の心静かで平穏な毎日に変化が起きてー・・・と言うものです。

まずこちら、光春がちょい天然が入ったクールビューティーになります。
母親から占いの特殊な才能を受け継いだ彼は、その能力に頼る幼馴染み三人に大切にされつつ、現在のスープカフェを営んでいるんですね。

で、そんな彼のお相手となるのが先輩の九条。
高校時分に二人は、秘密の隠れ場所であるミモザの中庭で出会ったー。
大人びて、どこか風のように掴み所の無い先輩と言うのが、彼の印象でしょうか。
高校三年生だった九条は、光春に鮮烈な印象を残したまま、卒業して去ってしまうんですね。
彼の残した、ミモザの花言葉は“友情”もしくは“秘密の恋”、「みつはどっちだと思う?」と言う思わせぶりなセリフが、光春のみならず読者にも強く印象付けられて、どこか甘酸っぱく切ない気持ちにさせてくれるんじゃないでしょうか。

この作品の見所ですが、そんな二人が大人になり、再会してからの甘酸っぱい恋愛になると思うんですけど。

こちら、九条と光春、二人の両視点で進むんですね。
父親を亡くしたばかりで、同級生の中では居心地の悪さを感じていた九条。
秘密の中庭で出会った、吸い込まれそうな瞳をした真っ直ぐな後輩・光春と過ごす時間に、安らぎを感じていた。
そんな彼と出会えた事で、止まっていた場所から一歩踏み出し、前を向けるようになった自分と家族。
ホストと言う仕事で家族を支えて来た彼が、やっと肩の荷から解放され、自分の夢を叶える為の足掛かりを掴んだー。
そこで、やっと光春を正々堂々と口説けると、彼の店を訪れ・・・と言うのが、この再会劇でして。

まぁそんな感じですので、再会した二人と言うのは、とにかく甘酸っぱくてキュンキュンなのです。
二人でデートとしか思えないお出掛けをし、隙あらば甘い言葉で口説きにかかる九条。

光春と言うのは、どこか感情がフラットで冷めた所があるんですよ。
そのフラットさ故に、彼が「占い師としての能力」を発揮出来てもいたんですね。
それが、九条と共に居ると、嬉しくなったりムズムズしたり、逆に怒りっぽくなったり切なくなったり・・・。
そんな彼の「初めての恋心」に翻弄される様が、もうこれでもかと丁寧に綴られてまして!!
こう、こっちも甘酸っぱいわ照れちゃうわで、なんだかゴロゴロ転がりたくなっちゃうんですよ。

また、タイトルになってる「三銃士」こと幼馴染み三人組。
彼等がいい味を出してくれてまして。
クールだった光春が九条の前では瞳を潤ませと、明らかに「恋する青年」なんですね。
そんな彼を見て、「俺等の光春が・・・!!」「九条は危険だ!!」みたいな。
いやもう、読んでいて楽しくて仕方ないんですけど!

そんな中、九条に気持ちを囚われて行くに連れ、何故かスープが上手く作れず、客足が減ってしまう光春の店。
更に占いも出来なくなり・・・と続きます。

この作品ですが、なんだかとても優しくてあたたかいお話でもあるんですよ。
スープも作れず、占いも出来なくなってしまった光春。
そうなった時、初めて分かる「自分が見過ごして来た事」。
ありきたりではあるんですけど、人って、皆に支えられて生きてるんだなぁと。
そして、恋をするって、これまでの自分を見失ったり不安になっちゃったり、凄く大変なのです。
でも、それ以上に素敵で幸せな事なのです。
と、こっちも幸せな気持ちになれちゃう、とても優しいラストなんですよね~。
いや~、本当に甘すぎるじゃないかよ!!

ところで、表紙がとっても可愛くて素敵ですが、一枚めくると凄い事になってます。
レースのブラウスのみ羽織った光春に、背後から抱き締めてるこっちも半裸の九条ってトコでしょうか。
エロエロなのにどこか可愛い!
最高だよ!!(≧∀≦)

と、甘くて可愛くて爽やかで恋する切なさも味わえる、とても素敵な作品でした。

11

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