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Ω(オメガ)だからα(アルファ)に惹かれる、それが必然?
菖蒲も天然なんだろうか...。
柊も合わないけど菖蒲のノリも合わない。
独特な子達だぁ~~~。
あとやっぱり情報の出し方が突然に感じてしまう話運びで。
ひよこ(妖精)のマスコットのマムちゃんとか、年末に旅行に行った時に好きだと聞いたとのことなんだけど、そんな旅行こちらは全然知らないのでハテナが浮かぶ。
それならマムちゃんを登場させない方が自然な流れで読めた気がする...と思ったら、またですか。
上巻と同じくおまけ漫画で補足。
本編に差し込めない話や情報をキャラ紹介や幕間のおまけページで片付けるのって私はあまり好きではありません。
本編で土台ができている上でのおまけはありがたいんですが。
あと、柊が勉強ができて仕事もできるらしいのは情報として知っているけど、その姿を作中見れていないので菖蒲や楓がべた褒めしていても言葉が上滑りしてしまって。
くるみの件も、アレルギーで死にかけたのは分かるしダメなのも分かるけど大きな声で騒ぐノリにえぇ?となり、どんぐりと分かって口汚く罵るのには引いてしまい。
こちらはえぇぇ...となっているのに、菖蒲はそれを可愛いと言っていて、あぁいうところに惹かれたそうで...。
ギャップに恋したのを描きたいんだと思うんですが、なんか描き方がズレてるように思う。
何度も色んなところで感じているけど、ノリが難しいし共感するのが難しい...。
でも、学生時代菖蒲が頻繁に柊を呼び出していたりしていたのは他のα(興味本位の友人達)から守るためだったというのは分かりました。
ただやっぱりズレてるように思うんですよね...不器用というよりズレてる感覚。
あの構い方のせいなのかな。
可愛がってるように思う時もあれば、なんでそんなおちょくった嫌な感じなんだろうと思う時もあって。
柊にキャラブレを感じる描写が多いんですが、菖蒲にもそういうところがあるなぁと感じます。
それを言うなら楓もか...。
お花ちゃんな時もあるし、そうじゃない時もあって、お花ちゃん設定はなくなったの?と思っていたらひょんなところでまた復活したり。
お花ちゃんってずっとお花が飛んでるものだと思うんだけど、楓の場合雰囲気がガラッと変わりすぎなんですよね...だからキャラがブレてると思ってしまう。
菖蒲はαだけどΩの柊のフェロモンをあまり感じなかったのに、普通に感知するようになってしまったそうで。
柊が菖蒲の匂いを好きすぎるのでもしかして2人は運命の番なのかな?と上巻で思ったりもしたんですが、それなら菖蒲が最初からフェロモンを感知していないとおかしいから違うんだなと。
フェロモンに鈍感だったのに突然体質が変わった理由を考えていたんですが、菖蒲ってある意味発育が遅かったということなのかな?今になってようやく周りのαと同じ感覚が芽生えたということ?と思っていたら...え?閾値???
なるほど...それならそうとこんな巻末にネタばらしするんじゃなくて作中で教えてもらえたらスムーズに読めたのにな。
楓が好きなのは同僚の如月君だということが分かるのだけど、このお話って必要なのかな?
葉月の登場もなくてよかった気がする。
そしてまたおまけ漫画でお話が進んでいる...。
作者さんの中に色んな設定があるのは当然だけど、読者は小出しに教えてもらわないとそんな情報は知りえないので.....屋上の温室の女性、なんとなく雰囲気的に皐月の親戚かなにかなんだろうか?と上巻の楓と菖蒲の件もあり気になっていたけど、突然の菖蒲呼びにだからどういう関係なの?こんなのばっかりだなと思ってしまいました。
こちらは知らないんですよ...そんな親密そうに語られましても...???
柊が「菖蒲?皐月先輩とお知り合いですか?」とか聞いているなら素性も知れていいけど、柊はこの女性と菖蒲の関係を知っているのか知らないけど突っ込まないのかすらもよく分からない。
普通に会話してるけど、頭にハテナが浮かんでついていけない。
あとで菖蒲のママだと判明するんだけど、またこのパターンですか。
おかしいよ、なんでこんなにも知ってるでしょ?って体で話が進んで、ネタバラシはおまけなの?
結局柊も菖蒲のことが好きだったし、本当は会いたかったし離れたくなかったらしいんだけど、そんな相手のことを「嫌い殺す」なんて嘘でも言いますかね.......。
普通嫌いな人のブレザーを持って引っ越さないし、香りを嗅がないし、酔っているからといって寝ないし、もたれかかったりしないので、それらから嫌いじゃなくて好きでしょとは思っていましたが、嫌い殺す言っていたのは一体なんだったんだろうとなんだか腑に落ちないです。
不器用な人っていますが、柊も菖蒲もそれとは違うと感じるし、なんていうか疲れる人たちだなと。
疲れる人たちのお話を読んでいるので、当然読んでいて疲れてくるわけで。
あっちでもこっちでも恋してて矢印が飛び交っているけど、色んなキャラの恋愛を入れ込むと情報過多でごちゃつくと思うんです。
最後の最後にあるおまけ漫画でまた情報を放出されたのだけど...柊のママの項の歯型はパパがつけたものではない......葉月は楓のことがとても好き......。
いやいやいや...なんでもかんでも設定を投げればいいってものじゃない。
作家さんの中にある数ある設定から、漫画としての纏まりや読みやすさを考えて取捨選択して整理してほしいのだけど、情報の出し方も雑だし、時間軸の経過が描ききれておらず突然場面が変わること数回、乱雑な印象が残ります。
ここまで気になったことを書き連ねてしまいいいことを何も述べていないんですが、絵はお上手なんです。
商業漫画には一定基準以上の画力とストーリー力と構成力を求めますが、画力は満足です。
しかしその他が......。
上巻で疑問だった部分が回想のかたちで描かれてあり、実はそんなふうに好きになったんだ…そんなに好きなんだ…とわかりました。
うーん、好きなのはやっとわかったような気がするんだけど、Ωだからαだからってのが下巻になって絡まってきて。こだわらないつもりだったけどフェロモンの前では…ってところでしょうか。
なんか途中で脱落してお話についていけなくなってきました。読んでるのにどこかわかってない気がして。
会いたくなかった→諦められなかったってわかっても、上巻のジャイアンにいじられるのび太ぶりが印象が強すぎて。
相変わらず絵がキレイですね。最後の方は新キャラがもう頭に入ってきませんでした。
結局は、両思いになるものの、魂の番などではない、バースに左右されるのではなく、相手を個として好き、大切にしたい、一緒にいたい、というお話でした。
菖蒲がブレずに柊のことを好きだったのがよかったです。
菖蒲なりに柊のことを思って厳しくしたり、守ってあげようとしたり。
柊のことが好きだけど、フェロモンに流されそうになるのに抗ったり。
柊の考えと行動がイマイチよくわからなかったけど、ずっと菖蒲のことが好きだったんですね。
展開的にもギクシャク何度も、ん?どゆこと?と思うことがあり。
もうバースの細かいことは考えず、2人がくっつけばそれでいいや、という読み方になってしまいました。
絵がきれいだし、菖蒲のビジュアルとキャラが好みだし、絡みの絵やコマ割りが好みなので、その辺が読み応えがありました。
上巻を読んで「???」だった感想は、結局下巻をよんでも「よーわからん」で終わってしまった感でした。
1巻の作品でこういう感想になった作品より、上下巻の作品だとなんだか損した気分になってしまいますね…。
上巻よりは、柊と菖蒲の気持ちが明らかになってきて少しは共感できたのですが、他の部分の違和感が気になりやはりハマれなかったです。
守りたいという気持ちで学生時代あんな態度をとっていたほどなのに、何故番にしないんだ…というのが1番の違和感ですかね。
仕事関係の方にも重点を置いて描かれてるような気もしましたが、柊があまり仕事できる子に見えんかった…。
あと上巻の方でも書きましたが、コマ割りのせいなのか話の流れ・時系列がよくわからなくなる部分と、セリフにセリフを重ねてくる描き方が多すぎてモヤっとしてしまいました。
こういう描き方はたまにだから効果的なのかな、と思います。
なんか文句ばかりになってしまってすみません。
上巻と同じ感想になりますが、相変わらず何か読み飛ばしちゃったかな?と思うところが多い作品です。楓がまぁまぁ話に関わってくるので、椿さんのフリはもっと前にしてくれた方が漫画としての読みやすさは格段に高い。先生の描きたいものが広がりすぎて収まりきってないのかな。終盤での葉月くんの登場からもそんな気持ちに。コミックス派なのでいいんだけど、柊の両親の関係性も本編で描いた方が活きるのでは。
描き下ろし部分での柊の振る舞いで彼の性格がより一層迷子に。結局どういう子なんだ君は。菖蒲の容姿と性格が好きだったけど、楓の前で泣き出したのも驚いた。
萌〜萌2