電子限定おまけ付き
自分を助けてくれて、人間の身体と名前をくれた
神様に一目会ってお礼をしたい狐のつづみは
神使になるための試練を受けることになります。
その神様が実は…というところがポイント。
つづみの純真で清廉な心は神様たちの理を覆すほど。
自分を救ってくれた神様へと、試練のために一緒に
過ごすうちに意識するようになった人間の慧への
想いがどちらに対してもまっすぐで…
つづみの甘味にとろとろになっちゃうところ、
単純だけど素直さが伝わる言葉や行動、
慧には強気なのに神様の前では控えめに
いじらしくなっちゃうとか…
でもどちらに対しても大好き!な気持ちが感じられて
とてもかわいかったです。
あと、つづみが着物(袴?)の下にニーハイみたいな
足袋を履いているのですが、それがまた
エロかったあ〜…(ばちあたり発言(笑))
いろいろな神様が登場して、最後の神様相関図で
関係性が詳しくわかってまた読み直して楽しめ
ましたが、カラスの神使が誰にどんな呪いを
かけられたのかが今ひとつわかりにくかったのと、
選定の神様の仕事が慧不在後どうなったのかが
はっきりせずでちょっと残念だったので回収した
続編があれば嬉しいな〜と思いました。
命を救い名を与えてくれた神様に一言お礼が言いたいと使役見習いとして頑張る狐のつづみが可愛かった。
使役になれたとしてもその神様に使えられるとは限らないけど、その後の事はとりあえず考えないでとにかく一途にその神様を想い使役になろうとするの、純粋できれいでホント可愛すぎた。
試練の為に慧の傍にいだしてから、神様への恩と慧への思いの間で悩むしおらしいつづみもこれまた可愛かったー。
瑠璃・東・カラス・鬼澄と、周りの面々も可愛くて癒されました。
個人的にカラスと鬼澄が腐女子心をくすぐってきますねー♪
『ケモミミ』とか『神様』とか大好き設定なので、本屋さんで一目惚れして購入しました。
お話は、あらすじの通りです。
とにかく、神様に命を救われた狐のつづみが、一生懸命で応援したくなります。
つづみが試練のために向かわされた人間が、甘味処の店主の慧でした。表紙の左側のイラストそのままのチャラ男で、会ってすぐに「えっちしない?」とか言っちゃってます。
それでも、何とか慧を幸せにしようと奮闘するつづみ。そんなつづみに癒されながら、次第に心を開いていく慧。つづみも一緒に生活する内に、慧に惹かれていきます。
でも、神使になろうと頑張れば頑張るほど、慧と離れてしまうと気付いたつづみ。そんなつづみが取った行動は…。
という感じです。
でも、三角関係に突入かな!?と思う前に真実に気付くので、安心して読めます。
つづみも酷い目に遭わないし、最後はハッピーエンドだしで、ストレスフリーでした。