ベイカーベイカーパラドクス

baker baker paradox

ベイカーベイカーパラドクス
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神74
  • 萌×230
  • 萌15
  • 中立4
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
17
得点
539
評価数
128
平均
4.3 / 5
神率
57.8%
著者
暮田マキネ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
白泉社
レーベル
花丸コミックス プレミアム
発売日
ISBN
9784592721000

あらすじ

ちょっとおバカな兄・ユキと、しっかり者の弟・臣は二つ違いの兄弟で同級生。
だめだめで甘ったれなユキに並々ならぬ想いを抱いている臣は、振られたと泣きつく彼を兄弟ルールで慰めたりと、お世話にいそしむ忙しい毎日だ。
ところがある日、突然ユキに「彼女ができた!」と無邪気に告げられて……。
臣がとった行動とは!?
歪でピュアな、兄弟愛!

表題作ベイカーベイカーパラドクス

十亀 秀臣,高校生,優等生の弟
十亀 秀征,高校生,天真爛漫な兄

その他の収録作品

  • シュレーディンガーの日常

レビュー投稿数17

仄暗さ漂う兄弟愛

電子で購入したのち、しばらく読んでいない作品でしたが、ファザーファッカーで暮田先生の独特の仄暗さにはまり、こちらの作品も読んでみました。
ガチ兄弟ものということで、若干の抵抗を感じつつ読み始めましたが、暮田先生の描かれる可愛らしい絵柄で割とすんなり読めました。
可愛いすぎる受けもあまり得意ではないのですが、この仄暗さが漂うストーリーとのアンバランスさがちょうどいいのかもしれません。
兄弟はお互いに色々と想いを抱えて生きているのですが、最後はお互いの想いを伝えられてよかったなあと思いました。世間一般的にみれば歪な関係かもしれませんが、これも一つの形なのかなあと
ちなみにお友達のヤマがイケメンすぎて、イケメンです。ヤマのスピンオフとかないのかなとか思ってしまいます笑それと暮田先生の唇の描写が色っぽくてとても好きですね、、
裏表紙の暮田先生の解説を読んで、改めて読み返したいと思います!電子だと同人誌時の特典も多くて良かったです〜

0

ふたりの生き方

お互いに想い合う兄弟の
極限まで拗れて歪んだ愛情が描かれてはいるのだけど
遠回りして傷つけ合って、でも辿り着くところは温かな幸せ、という…
なんだか不思議な気持ちになる作品でした。(悪い意味ではなく。)

事故で記憶を失い、以前のように親が期待するユキではなくなったことは
周りから見れば不憫でツラくて悲しいこと。
でもふたりにとってはずっと一緒に居られるようになったきっかけでもあって。
結果的にはそのバランスは崩れても幸せな日々だったんだろうな…
と、仄暗い妄想をしてしまうほどにとてもひき込まれる作品でした。

ユキは"僕"と呼んでいた自分を
これからも臣の前では見せずに生きるのかなぁ…
それでも最後のふたりはとても幸せそうで、
もうその幸せがあるだけで充分なんでしょうね。

そして、暮田先生の各話解説が有難すぎました。
これを読んだ上で読み返すと解釈が変わりそうです。

0

一度は使いたい設定で

マンガでも小説でも、一度は使ってみたい、そして、何度も使えない設定「記憶喪失」
そんな設定を存分に活かして描く、ガチ兄弟の「歪でピュアな愛の深淵」(from帯)

二人にとってはハッピーエンドという事で、良かったと思う。

0

兄弟モノと確認しなかった私がアホ

またやってしまった(汗)
ネタバレが嫌で事前情報確認せずに買うクセがあり、何度か苦手な実の兄弟モノを買ってしまったことがあるのですが、本作もそうだった_| ̄|○ 同先生の「ロッカバイディア」と同時に何も考えずに購入してしまったんですよね。
私は古くて頭のかたい人間なのか、血縁CPがどうしても受け入れられなくて。
世間では倫理的に有りかなしかはわかりません。
でも、数年前に腐って、二次創作だけでなく商業BLでも普通に血縁CPのジャンルが成立していることを知りすごく驚きました。

前置きが長くなりましたが…暮田先生作品初読みで、絵がかわいらしくてきれいですね。

冒頭から兄弟モノとわかり、ずっとモヤっていたんですが、確認せずに買った私の自業自得なので、自分を戒めるためと、終わらせ方が知りたくて最後まで読みました。

オミがイケメンやん、なんて思いましたが、しれっと嘘つきまくって、兄に過干渉、コントロール、執着、依存してタチが悪いなと。
いくら愛からくるものだとしても。
兄も弟が好きだったとしても。

だから、ヤマが至極まともでいい奴に見えた。

兄弟がお互い大事で愛情があるなら兄弟愛でいいやんと思っちゃうんですが、そうじゃないんですよね。こういう人たちは。

あとがき?の文字が小さく大量でよく見えませんでしたw

ほんとは「趣味じゃない」ですが、確認せずに買った私が悪いので中立です。

0

お互い依存し合ってて最高

とにかく絵が可愛くて綺麗。
ストーリーも面白くて満足して読めました!
体格差が素晴らしい、、私得でしかないです。
作者買いしよう...₍ᐢ.ˬ.ᐢ₎♡

1

少しだけ歪な兄弟

表紙絵の雰囲気からして、ふわっと砂糖菓子みたいなあまい雰囲気のお話なんだろうな〜っと、どんな感じで話が進むのか気になっていたら、思いのほか話が複雑で驚きました。

血が繋がっている兄弟ものですが、距離が近い二人に対して冷たく反応する人がいない上に、本人たちも血の繋がった兄弟であることをそれほど深刻に捉えていないような気がして、あまり禁忌さは感じられません。

ただ、最後にする兄の選択だけがちょっと歪で、そこだけ闇が深いな……と思いました。

普段読むものとは違う雰囲気のお話を読んでみたいなと思う方には、おすすめだと思います。

3

電子版がお買い得かも

近親もの好きにはたまらない、正真正銘ガチ兄弟(弟×兄)。
ぽわわんとした兄に過保護なくらいに世話をやく、一見しっかり者の弟。そんな弟のほうが闇が深かったり、執着度合いが強かったりするのは兄弟BLのお約束みたいなもの。
ストーリーはほのかにミステリー仕立てで、見た目も中身も子供みたいな兄の、なくした記憶の謎が徐々に解き明かされていく過程には、つい引き込まれ、一気に読めた。
兄弟ものなんで、まあこれもお約束な共依存エンドなんだけど、兄の友達のヤマや、一瞬だけ彼女になった美亜がすごくいい子たちだったせいか、弟離れしてそっちとくっついてもよかったかなーとか、序盤の流れ的にはその方が自然かもと思ってしまった。弟の臣の不安定な感じに、なんとなくハラハラするというか、これで本当によかったのかな…とうっすら思わされてしまって。でもそんなとこも、この作品の魅力なのかな。

電子で買いましたが、二人の原形ともいうべき同人誌版「十亀兄弟の事情」が収録されていました。絵柄がちょっと今とは違って線が太くて、兄のユキは若干やんちゃそうな感じ。これはこれで可愛い。
シーモア限定書き下ろしは、美亜ちゃんとヤマの彼女の百合?っぽいやりとり。暮田先生の描く女の子って、毒がなくて可愛くて好きだなあ。

0

嘘と真実

弟(臣)が好きな兄(にーに)。兄が好きな弟。その真実が、あることをきっかけに崩れていき、歪んだ兄弟愛へとなっていく…ゾクゾクして凄く面白かったです( ◠‿◠ )!!

弟の服でオナっていた兄と、目撃した弟。慌てた兄は、家を飛び出して事故に…。事故から目覚めると、記憶をなくしています。自分を責めた弟は、異常な愛で、兄を束縛していきます。弟もまた兄を、同じように愛していたからです。愛していたのに、兄を肯定できなかった弟。そのせいで事故にあった兄。
記憶が戻らなければ良いと願う弟に対し、事故前の"異常な"兄を知る友人との再会により、兄は記憶を取り戻しますが、それを弟に知られまいと偽っている事が描き下ろしでも分かります。

互いを求めるあまりについた嘘で、歪ながらも幸せそうに見えるところが、読み終えて鳥肌が立ちました。愛し合っている真実のために、嘘をつく。それが2人の愛の形だと思うと、"嘘"を"嘘"で突き通せたら、それは"真実"になるのではないかなと感じました。

兄を支える友人、ヤマの存在がかなり大きく、私はヤマが好きです。客観視するヤマ目線が、2人の異常さを色濃くすると同時に、純粋に兄と弟の愛を感じます。

タイトルは、先生のあとがき?にありますが、"大事なことほど思い出せない"、と言う意味が込められています。肝心な事、それは、事故が起きた原因や、弟が嘘をついていた理由、兄が記憶を取り戻しても偽っている理由、などが私は浮かびました。そのどれもが、"愛"へと繋がっているようで、根本的なものほど単純で見落としがちで1番大切なことだなって感じました。

(謎なレビューですみません。ぜひ読んで歪んだ兄弟愛をゾクゾクしながら楽しんで頂きたいです!)

4

溢れた本当と新たな嘘

臣の気持ちを考えるとしんどくて切なくて堪らん。
大人びてる(背伸びせざるえない)けれどまだ16とかだよね…
何もかんも一人で抱えようとしているのが痛々しい。
心が幼い兄の前で弟でありながら常に兄のように振る舞ってきた臣が後半、心を殺して兄離れしようともがいてついに本音が溢れ出る場面はもう涙無くして読めなかった。
ああ頑張ってたんだね
張りつめてたんだね
泣け泣け泣いてしまえー

キスもハグも騙してしていたんだと懺悔した臣。
それを聞いて「なんで嘘つきとおさなかったの?!」と臣に詰め寄ったにーには実は記憶取り戻してもうちゃんと18のにーにだけれどその事実を少なくともすぐに臣に告げるつもりはないっぽい…
溢れた本当と新たな嘘。
何故ユキは元のスペックに戻った事を伝えないのかずっと考えていました。
にーにが昔みたいにできる子に戻ったら毒親が再び過干渉してくるな、とか事故後のにーにが幸せそうだと臣が思っているならその姿のままでいいと思ったのかなとか、あるいは臣に愛を伝えるには幼いにーにのままでいた方がユキ自身が都合がよかったのか…

ガチ兄弟、地雷の人も多そうですが私は二人を見ていて愛とは何たるやをものすごく考えさせられてしまった…
常識だの世間体だのモラルだのどうでもいいから2人の世界で生きてくれーと思ってしまった。
幸いノリちゃんやヤマの様に2人の関係を批判したり否定したりせずに側に居て必要な時には手を差し伸べてくれる存在もいて…十亀兄弟の世界もそんなに酷いことばかりではないのかもしれない。
毎度作品でなんで主人公にこんなに苦難ばっかり与えるの〜?!と思わせておいてちゃんと救いやら優しい人を配置する暮田先生らしい配慮ですね。

個人的にはとても好きな…先生の作品の中でも1、2番に好きな作品です。十亀兄弟の従兄弟がでてく「助教授のケーススタディ」は昔読んだけれどだいぶ記憶飛んでるので今から読み返してきます。

5

やさしい箱庭

弟×兄。
兄弟がお互いに守ってきた箱庭とそれを見守る人たち。
表紙のイメージ通りふんわりとした雰囲気はあるんだけど、それだけじゃなくピリっとしたスパイスが効いてるのが流石です!!
それぞれ抱えて隠してきた思いの切なさと、箱庭の危うさ。
にーにが不安定かと思いきや臣の強かさと弱さの不安定な危うさに比べたらにーに強かさのが勝っていた(^O^)
あともう山村が聖人すぎて拝む。
あの位置でわかっていながらスルーするってのも強い。

4

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