可愛いね セックスしたくなっちゃった ダメ?

蛍は明日死ぬ

hotaru wa ashita shinu

蛍は明日死ぬ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神47
  • 萌×225
  • 萌18
  • 中立4
  • しゅみじゃない7

34

レビュー数
15
得点
393
評価数
101
平均
4 / 5
神率
46.5%
著者
斉川冬 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
発売日
価格
¥657(税抜)  
ISBN
9784813032243

あらすじ

聴色の髪 赤いピアス 猫目で口元にホクロ──浅田は本の登場人物「蛍」に恋していた。
ある放課後、図書室で居眠りしていた浅田が目を覚ますと、恋い焦がれた「蛍」に似た人・二宮がいた。
二宮は、ちょっとビッチな「蛍」ままな行動をする。
「蛍」に似た二宮に心を奪われていく浅田だが、「二宮くん」については何も知らないことに気づいて……?

表題作蛍は明日死ぬ

浅田実篤,本の中の人物に恋する高校生
二宮奈央,浅田の好きな人物にソックリな高校生

その他の収録作品

  • 俺は明日恋をする
  • 描き下ろし

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数15

小説向きの言語感覚

完全にタイトル買いでした。
「蛍は明日死ぬ」
どういう意味だろう?って気になって。

小説の主人公・蛍に恋をする高校生と、彼の前に現れた蛍そっくりな同級生のお話。
読むと解るタイトルの意味はとてもリリカルで、作者のセンスがうかがえます。


本作を読み終わって真っ先に出た感想は「これ小説の方が良かったんじゃない?」でした。
なぜなら〈蛍〉の人物描写。
「聴色(ゆるしいろ)の髪 赤いピアス 猫目で口元にホクロ
ちょっとビッチで高校の先生と寝た そのせいで女友達は少ない」
どんな人物が思い浮かびます?
テキストだけの小説ならこの蛍のビジュアルを具体的に思い浮かべる必要がないので、私の場合はぼんやりと“娼婦の顔をチラつかせるミステリアスな少女”のアイコン的なイメージだけを頭の中に浮かべて読み進めてしまいます。
聴色の髪も赤いピアスも人物イメージのための記号化でしかないと言いますか、実際に薄ピンク色の頭の少女を思い浮かべたりはしません。(私の場合だけかもしれませんが)
で、本作の話に戻るんですけど、
そんな〈蛍〉にそっくりな、聴色の髪に赤いピアス、猫目で口元にホクロがある男子高校生が主人公の前に現れるのです。
しかも蛍そっくりに蠱惑的に誘惑してくるんです、ピンク頭の男子高校生が。
もうねー、ヘンじゃん?
最初っからツッコミ不可避だし、登場シーンからネタバレしてるようなもんだし、待って待って待って待って!!ってなっちゃう。
でもこれが小説なら、私はやっぱり少年のビジュアルも具体的には思い浮かべないから普通に読み進められただろうなと。
そんな感想を持ってしまう作品でした。

でも!
お話自体は良かったです。
現実に〈蛍〉が現れたことで、それが目を覚ますきっかけとなる。
ふふ、いいお話じゃないですか( ´艸`)
男子高校生の初々しさが眩しいぜ…!

こちらがデビュー作ということで、作者のこのリリカルな作風、これからどんな作品を描いていかれるのか楽しみだなと思う1冊目でした。

【電子】ebj版:修正-(描かれていない)、カバー下×、裏表紙×

0

タイトルがいい

皆様のレビューの「ネタバレを事前に見るのを避けましょう」という注意書きで、逆に早々にソレに気づいてしまいました。
注意書きっていうのも難しいものですね!何かあるぞ、と予告しているに等しいというか。ネタバレ平気なので気にしませんが。

浅田(攻め)の好きな本が話の軸になっているだけあって、文学的な雰囲気が漂います。最後に収録されている、大野(二宮の友達)視点で表題の流れを追いかける話が好きでした。

聴色の髪、ゆるし色って薄いピンクなのですが、なんでこの色にしたんだろう。さすがに二宮(受け)のような真面目で純朴そうなキャラが、急にピンク色の髪にしてきたら、教師もびっくりするしもっと学校で噂になってしまうのでは?そしたら浅田の耳にも何かしら入ってくるのでは…という気がしてならない。

0

攻めの心情変化が生っぽくていい!

決定的なネタバレは避けて書きますが、ネタバレの基準は人それぞれだと思うので、念のためネタバレありにチェックしておきます。
購入を迷っている方のご参考になれば幸いです!

8割攻めの目線で描かれており、受けに対する気持ちが、緩やかに…時に激しくする様子がとても丁寧に描かれているように感じました。
攻めの心情で、あっと驚くような展開があるわけではありませんが、緩急の差に攻め自身が戸惑い、自問する姿はとても自然で良かったです!

受けに関しては、おや?と先の展開を予想したくなる描写も多く、中だるみせずに読み進められる、いいスパイスでした。
しっかりと受けの目線で描かれている部分もあるので、消化不良を起こさずに読める点がGOODです。

学園ならではの甘酸っぱさや、しっとりとした雰囲気ととさわやかな雰囲気が混在する2人のお話、最高でした!
天気の描写も2人のそれぞれの想いの色をガラッと変えていてすごく素敵です。
そういうシーンは多いわけではありませんが、扇情的な空気感で個人的にはいいエロさだと感じました。ジメジメした梅雨のこの時期にも、ピッタリだと思います。
ぜひぜひお手にとってほしいです!

1

先入観なしに読んでほしい

なるほど!と読み終わってみて納得するストーリーです。
ネタバレを読まずに読み始めることをおすすめします。

物語の主人公「蛍」に恋して、恋人に「蛍」を求めては振られる浅田。
ある日、「蛍」ソックリの見た目の二宮という男子と出会い付き合い出す。
二宮は、見た目も中身も「蛍」に似ていたが、いつしか魅力的な二宮自身に惹かれていく浅田。
だが、いつも二宮の隣には浅田と似た背格好の大野という男がいて、二宮が大野と親しげに接するのをみた大野は…

浅田は、二宮を「蛍」の代わりにし、二宮は大野の代わりに浅田といるのでは…?と思いました。
因果応報…自分のしてきた事が、自分に返ってくるのかな?と思ったけど全然違った!
二宮は浅田が好きで、浅田が「蛍」に恋しているのを知って、自分を偽って「蛍」に寄せてきていたのでした。

浅田はいつしか二宮に対し、「蛍」に似ている部分ではなく、似ていない部分を求めるようになる。
この時点で、浅田が二宮自身を好きになっているのだと分かります。
二宮は本来の姿に戻り、偽りない姿で浅田の前に現れるが、浅田は「蛍」じゃない二宮をもっと見せて欲しいと受け入れる。

浅田も二宮も一途で礼儀正しく、とてもいい子でした。
タイトルの意味は、読み終わった時に理解できます。
ストーリー展開、キャラクター共に秀逸な作品であり、多くの人に読んでもらいたいです。

当て馬の大野と浅田の友だち・三上がもしかして…?なんて妄想しているので、スピンオフなどありましたら嬉しいです。

0

自分と対極のキャラを演じられるほどに盲目

 先の展開は大体読めてしまうけれど、受けの二宮の健気さ、一途さが暴かれた際には萌えましたし、絵のタッチも含め綺麗にまとまっている作品だったと思います。二宮が本の主人公である蛍に自らを似せていた頃と、本来の彼の姿があまりにも違い過ぎて、よく蛍になりきれたなぁと感心すると共に、それだけの覚悟と熱を持って浅田に近い存在になりたかったんだなと思いました。読む前に想像していたより切な過ぎることもなく、すっきりした気持ちで読み終えられるデビュー作でした。

0

ぜひネタバレを読む前に読んでいただきたい

すごいストーリーでした。
まず、小説の登場人物の女子:蛍に恋をしている攻。
この時点ですごくないですか。
そして、攻が恋をしている女子によく似た受(もちろん男子)。
その受を一目見て、同じように恋をしてしまった。
付き合い始めるけど、自分が好きなのは蛍なのか……。
蛍のことはよく知っているのに、受のことはあまり知らない。
そこに受の男友達(のちに幼馴染と判明)が出てきて、
どういう関係!?ってなっている攻……。
こちらをシリアスに描かれており、読み応えがありました。

個人的評価
ストーリー ★★★★★
登場人物 ★★★★☆
エロ度 ★★★☆☆

結論から言うと受がめちゃくちゃ健気で可愛い、
なんです。

2

はまる人ははまります!

高校生のお話。叙情的な始まりですよね。
蛍にとらわれている浅田くんは、小説の中の蛍の残像を追い求めています。蛍のビジュアルは髪 赤いピアスと印象的なアイコンたっぷりです。
残像も浅田くんの心象の残像ですから、意外に根深いよね。理想の蛍。憧れと性的な渇望みたいな。でも、これって、やっぱり高校生だからなんだろな…
ミステリアスな蛍が現実世界に登場したら、そりゃあ、やばい。ぐっと引き寄せられちゃうよ~
蛍みたいな二宮くんは、ミステリアスでセクシャル。何故か一気にカラダを繋いじゃう!
あれっ?
まあ何だかんだ当て馬の大野くんも登場しますが。
現実世界の二宮くんは、浅田くんのために蛍に自分を寄せていたんだね!切ないけど、精一杯の姑息さ。
叙情的な感じで展開します!
でも、なんか惜しいぃ~序盤で二宮くんの素顔はちらりとも出ない。なんか浅田くんを好きになる感じが足りないような。でも、気になるところから恋が始まっちゃうから、仕方ないかっ!

0

受けが健気... 代わりだってわかってるのに

うわあ、これはよかった...。1回読み終わってから、また最初からもう一回読んでしまった。攻めは本の主人公の蛍って女に恋してて、いつも似ている子とばかりつきあってたちょっと変人?蛍に似ていればそれでよくて相手の人格なんてほとんど見てない感じがとても好感もてないw
受けは美人でちょっとビッチで口元にホクロがあって見た目が蛍そのもの。(女装とかしてなくて普通に綺麗な男子高校生だけど)

正直、こんな本の主人公に受けを重ねるような攻めより幼馴染の男の方がよっぽどいいのではないかと思ったけど。なぜ攻めの方を好きになったのかがよくわからないところはあった。

でも、段々、似ているからじゃなくて本人を好きになっていく描写や似てなくてよかったと思うようにまでなってきて。
ほんとにお互い大好きなんだなあっていうのが見てとれて最後はハッピーでよかった。

でも、やはり幼馴染はいい男だしもったいない気もする

3

私達は時が満ちるのを待つしか無くて。それが醸成されて行くのを見つめる。

とても美しくて、ある種耽美派には嬉しい物語。少し何かに似ているかもしれないけれど。
私達は 息を詰めて、時が醸成されて行くのを見つめるしか無い。
モチーフになっている 浅田のお気に入りの小説は、確かに何かを彷彿とさせるんだけれども架空の物語に違いない。(あれだよね、きっと。)だいぶ官能的な描写があるというそれを親が買い与えたというのも解せないが、浅田はそれに夢中になっていく。
「蛍」を描いた作家は行間を読ませるのがとても上手い。可視化されたものでは無いのに、そこにあるかの様に表現するのだ。浅田はだから目の前に現れた二宮を「蛍」と同一視して、「蛍」に溺れて行く。
これまでも「蛍」に『似ている』と勝手な決めつけを相手に投影して、勝手にガッカリして。別れを繰り返して来た、ある意味クソな浅田の知る本当の恋。
彼が惹かれたのは「蛍」そのものに見えた二宮だったけれど、二宮自身にようやく辿り着き、それが恋だと自覚する。前半はやや倒錯的に描かれて行くが、(『二宮は「蛍」なのだから、甘いものが好きに決まっている』などという決め付けなど。)あまりにも「蛍」なので、自身の描く恋人像が破綻して行く。
それも思い込み所以なのだが。「蛍」はビッチな筈なので、当然他の「誰か」にも抱かれている筈で。
だからこそ「蛍」なのだが、浅田は恋人として、二宮を独占したいと想うまでになるのだ。ホッ。
ここまで来て、読み手側はようやくホッと胸をなで下ろす。
そうして二宮の健気さにホロリとさせられるのだ。

これはアレにも似ている。不倫男が好きな清純派ビッチだ。奥さんを愛しているという不倫男が好きなビッチが、奥さんを捨てて自分に夢中になった途端に冷めるというアレだ。『そんな冷たい男に用は無い』というヤツだ。
浅田がソレだったらどうしようかと、読み手側をハラハラさせる。
頭の隅では『きっと大丈夫よね?』と、念を押しながらもやはり。ハラハラさせられるのだ。
とても上手いと思う。

どんな姿でも大丈夫。「蛍」では無い二宮に心底惚れてしまった浅田のデレあまっぷりはご褒美。
当て馬登場した大野は本当に二宮を好きだったという切ないサイドストーリーが垣間見えて、彼の救済までにはページが足りなかったみたいだけど、安易なスピンオフにはして欲しく無いかなぁ。なんて思う。定番だと、浅田のクラスメイトで、大野の同中の三上辺りとくっ付くんだろう。きっとそうだろう。
そこにはドキハラが無いので、やめて欲しいかな。

小説の「蛍」は明日死ぬんだそうだが、それは悲恋に終わるのか。そこは少しだけ気になってしまう。
浅田が本から卒業した様に、甘酸っぱいそれは青春の通過儀礼の様なものなのだ。

1

もっと搔き乱して欲しかった…。

高評価が気になり、電子発売が待てなくて紙本を購入しましたが、
紙本の表紙イラストがとてもキレイで驚きました!
蛍は明日死ぬ…このタイトルの謎、文学的な匂いを漂わせた独特の世界観に、眼を引く画力。
ネタバレなしで読んだ方が確実に面白いのは確かです。


個人的には高評価で期待値を上げすぎたかなと反省…読後になんだかモヤモヤしてしまった。
設定は小説でもよくあるので、タイトルの意味がわかっても、それほど掴まれなかったです。
それぞれの執着の仕方と、見せ方はよかったんですが、個人的に攻めの浅田がダメでした><

もっと当て馬の大野が暴れるかと思いきや、それだけ?!っていう…。
確かに二宮が浅田に一途ということから始まった蛍なのはわかるのですが、
二宮の真意が判明して、そのまま受け入れて終わりでなく、もう一波乱欲しかったです。
実は…という事後の大野視点ではなく、その後に大野をまだ使って欲しい!!!
結局タイトルオチなのが、なんだかもったいないと感じてしまった。

画力の高さは魅力ですが、大野と浅田、どっちか解らなくて混乱することがありました。
似ている設定なのは承知ですが、それでもかきわけは大事…個人的には大野推しです。

蛍病みの浅田が堕ちた、二宮の一途はヤンデレですよね…この二人の組み合わせって恐ろしいなぁ。
そして、先を妄想する楽しさがあるかもしれないと思っていたのですが、
カバー下に10年後の二人の様子が…
就職して彼氏持ちをオープンする浅田、40歳になっても求められるほどの二宮という二人でした。

独特の世界観と画力の高さに眼の表現力がすばらしい!今後の作品が楽しみです。

紙本:修正ほぼなし。Hシーンはありますが、局部描写が気にならない描き方で魅せるエロスです。

0

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