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表題作発情Ωヘルス

山田 α,客
ユイ Ω専門風俗で働くボーイ,23歳

その他の収録作品

  • リンちゃんのお宅訪問(描き下ろし)

あらすじ

絶対に、番になりたくない

「…また発情期でトンじゃってた」?Ω(オメガ)専門ヘルスで働くユイは、
どんなα(アルファ)やβ(ベータ)とも恋人みたいに接するため、人気No.1で太客も多い。
ある日、少し変わったαの客・ヤマダと出会う。
真面目で今までにいないタイプで明らかに偽名のヤマダに対し、
他の客と同様、いつもの流れでSEXを持ちかけるが、挿れた瞬間イキそうになって…!?

作品情報

作品名
発情Ωヘルス
著者
菊池ばみ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
発売日
ISBN
9784866572666
3.1

(19)

(4)

萌々

(5)

(3)

中立

(4)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
2
得点
53
評価数
19
平均
3.1 / 5
神率
21.1%

レビュー投稿数2

多分、運命なのに。ドラマティックにならないところが何だか惜しい。

とっても謎で、何だかミステリーなのだ。
ユイと誠くんは運命だったのか?どうかは今一つ伝わって来ない。どうか、運命であって欲しいと願うし、運命っぽい事はチラチラと見え隠れしてるんだけど。

Ωばかり集めた風俗で働くユイは 店では一応NGな本番行為をチップ程度でヤラせてしまうので、人気No.1。他のΩの様に番い探しをするでも無く、客とは割り切ってヤッてるつもりだった。ある日、山田と名乗る男と出会った事でユイの身体と心に変化が訪れる。
山田は果たしてユイの運命なのかー⁈
うーん。まず、ユイのドン底暮らしが胸クソ過ぎて。哀れんでいいのか、切な過ぎます。
ユイはΩコレクションをする胸クソジジイの番いにされた母の様には生きたく無い。
誰にも依存せずに生きたかった。しかし生きて生活する術は風俗しか無かった。そして、抑制剤の効きにくい身体を持て余している。発情期中のセックスは自分でもわけが分からなくなって、『頭が馬鹿になる。』事を恐れてもいる。
本能の残酷さに煽られて、本気になった客とのトラブルが絶えない。ストーカー化した客に暴力を振るわれたり、執拗に番いになる事を迫られたり。風俗で働いているクセに、と蔑まれたりする。欲しがられている筈なのに、虐げられている。
そういう捻れたオメガバースの世界で、仕事を見つけて自分らしく生きるというところまで描ききって欲しかった。
本編では幼馴染の誠との再会と番いになるまで。しか描かれておらず、少々弱いのだ。
また、誠くんはそこそこな家の出自で、そこそこ金は持ってそうだが、スパダリでは無い。
何となくフツーの会社員ぽいので、それもまた安心出来ない。ユイが本気の恋をして、恋人と居られるというのはラブラブハッピーだけど、ユイの自立まで描かないと、本当のハッピーエンドは迎えられて無いのでは?と、思うのだ。誠くんをスパダリにしてしまっては、玉の輿エンドで、「飼われている。」状態なので、母と同じ。というのは避けたかったんだと思うけど。それならば。本当のユイの完全な幸福というのを見せて欲しいよね。
気持ち燻る読後感でした。
ユイの可愛い顔がエッチに歪むエッロエロは楽しかっただけに。物語的には物足りなかったかな。

おまけマンガにて、風俗の同僚・リンちゃんが「ちゃんとしたαは風俗なんて来ないんです。」は、刺さる真実で。リンちゃんはNo.1 ユイ無き後、長くNo.1に君臨したというが。彼が胸クソジジイしか相手に出来ない事を思うと悲しくなってしまう。

0

ユイが受け入れられなかった…

ウリ専Ωのユイと、客でαのヤマダ(偽名)のお話。

Ω専門ヘルスで働く他の子がαに番って貰って店を辞めていく中、
自分は”番はいらない、ずっとこの仕事をしていく”と決めているユイ。
冒頭からなんとも気持ちわるいαのクズ客の相手もしていて
次のβの客もクソ。
全然仕事は楽しそうでもないのになぜそんなにウリ専に拘るのか
序盤はさっぱりわかりません。

街で偶然会ったαの男が後日客として来店。
ヤマダはセックス目的じゃないっぽいし
ヘルスの仕事を否定するような話し方をするけど
ユイに強請られればセックスはする。。。
そしてまた通ってくる。。。

ユイとヤマダ、共に言動が理解できずにとにかく読み進める感じでした。
でも、個人的に「この後どうなるんだ?」的なワクワクは
あまり感じませんでした。
二人の会話がなんともかみ合ってなく感じて。。。

デート中、ユイに発情期が来た際に
店に戻ろうと言ったヤマダに
「首輪付けてるから大丈夫」と
セックスをせがんできたのに
事後正気を取り戻したユイが
ヤマダをビンタして”何やってんだ・我慢しろ”と
攻め立てたのには引きました。

終盤にヤマダが子供の頃のユイを知っていて
行方がずっと気になっていたことや、
ユイの幼少期の話など明らかになり
展開は理解できましたが
ユイにどうしても萌えませんでした。

3

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