電子限定漫画&おまけ付きRenta!限定版
β→Ω性別変異
稔ねんこ先生のデビュー作です!
可愛いから〜を読んだきっかけで、こちらも手にしてみました。
大学生の直(受)はβ。特に何も気にせず生きてきた。でも昔離れ離れになった幼馴染みでαの凪(攻)に再会して、事態は変わっていく。その夜2人で飲んでいるうちに身体が火照りだし、その匂いにあてられた凪とセックスしてしまう。それが忘れられず、その後もセフレのような関係を続ける2人。直は珍しい突然変異によってβからΩに変わってしまったのだった。一方、凪は子供の頃から直が好きで、せっかく戻ってきたのに直が苦手なΩに変異したことにショックを受けていた。凪はΩに色々トラウマを持っていたのだ。それでも好きな人とはいえΩの匂いにあてられてしまうαの自分にも嫌気がしていてー…。
ってな感じで、タイトル通り、神様はちょっとだけいじわるをしてしまった、お話です。なんか深刻に解説しましたが、直はΩになったことをあっさり受け止めてるので、あんまり深刻さは感じません。結構な大事なのにね(笑)それに比べたら凪の方が、心情は良く描かれていたように思います。Ωの匂いじゃなくて、直とちゃんとセックスした実感があった時とかね。でも、直はそーでもない。直は考えてるようで、あんまり考えてないので、軽く見えちゃうんですよねー。そこが少し残念でした。
絵柄は可愛いので、もっと色々細かいところまで描いたら面白くなるんだろうなーと、思います。煽り役としてわざわざ凪の婚約者とか登場させるんだったら、2人の感情の変化を丁寧に描いて欲しかったな。
全体的に可愛らしくほんわかした雰囲気で
激しさや苦しさのないオメガバースものといった感じでさらりと読めました。
αの凪とβからΩへと突然変異した直。
幼い頃近所に住んでいて、よく遊んだ仲だったふたりが再会するところからお話は始まります。
その時にちょうど、直の体質が変化したころで
再会早々に体の関係を持ってしまうわけですが、静かな動揺がなんとなくあるだけでさらりとしているのが気になりました。
その後Ωになったことを直が自覚した時も、母親に心配かけることを真っ先に考えたり凪にもその事実を伝えなかったり…
病院にもすぐ行ってる感じはなかったので、危機感がなさすぎてちょっと違和感が。
ハピエンで可愛らしく終わっていくのは良いことなんですが
少しピリッとしたところがないとオメガバースの設定って活きないんだなと感じました。
あまりオメガバース見ないのですが……
稔ねんこ様の作品は美味しく頂いてます!!!
これからも2人幸せに暮らしてください(∗ ❛⃘ ❛⃘∗)
暖かい目で見守ってます(笑)
途中から体質が変わるオメガバースものでした。でも、そんなに悲壮感はないかな。そこがちょっと残念。どうせなら一歩も外に出歩かなくなっちゃうくらいのビクビクさを入れてほしかったです。
それと、凪くんが一途に直のことを思っているのに対し、直が凪くんのことを全然覚えていなくて、夢で見てるのにそれが自分の幼い頃の記憶だと言うことさえ気づいていないのがなんだか気の毒。凪くんも小さい頃からのトラウマでオメガに対して嫌悪感があるのに、直がオメガになってしまったことに関してはあんまり動揺してないし。
1巻で完結だから仕方がないのですがもう少し掘り下げてほしかった気もします。