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うちのシーク様は待てができない

uchi no seeksama wa mate ga dekinai

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表題作うちのシーク様は待てができない

ラフィ・逃亡中の御曹司
尊・酔ってラフィを拾った大学生

その他の収録作品

  • ジャミルの憂鬱(描き下ろし)

あらすじ

ある夜、大学生の尊は、酔った勢いで道にうずくまっていた
褐色肌の外国人をアパートに連れ帰ってしまう。
酔いが覚め、責任を感じた尊は、素性も分からぬまま
その外国人――ラフィをしばらく家に置くことにした。
ワンコのように尊を慕うラフィに、だんだんと惹かれ始める尊。
しかしそんなある日、ラフィが逃亡中の御曹司であることが判明して――!?

作品情報

作品名
うちのシーク様は待てができない
著者
大月クルミ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
ISBN
9784796413077
3.1

(11)

(0)

萌々

(4)

(5)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
33
評価数
11
平均
3.1 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

シークとはかけ離れた夢

シーク様といえば身分違いの切ない恋愛という、個人的なイメージなんですが、
この作品は着地点が予想外で…シークであることに違和感を覚えてしまう感じ。
外国人のお金持ちと大学生の恋愛模様に、夢を実現する為に努力する二人を描いた普通のお話でした。

この作品の面白味は展開ではなく、言葉の通じないイケメン褐色外国人が人情味ある平凡大学生と
心を通わせていく過程にキュンキュンする美味しさです。

酔っぱらい大学生タケルが拾って帰った犬が外国人だった…
目覚めたら、汚い大型犬はモフモフジャンパーを着た褐色外国人で、
警察を嫌がり怯えるようすにほだされて、勝手にクロと名付けて様子を見る事にしたタケル。
ヒゲを剃ったシャワー後のクロはイケメンで、高身長のカラダにタケルの衣類がピチピチのエロさ。

タケルが彼氏に二股されていたことを知りショックを受け、慰めているうちにHに至る二人。
一週間ほどでカタコトの日本語を会得したクロは、ここでやっとラフィと名乗ります。
その後も、一緒に買い物、ラフィの手作りご飯…
この辺りまでは言葉の通じない二人をニマニマしながら楽しめました。

ラフィはシェフになりたいと家出中の御曹司で、家族から逃げて日本に…
日本の支社で働く弟ジャミルに見つかり、タケルと一緒に日本で暮らす為に、
父と話し合いの為一旦帰国することになって、最後までカラダを繋げる二人…。

弟のジャミルがお金持ち感を出してはいますが、
ラフィは基本質素で、夢は笑顔になる食事を提供する料理人。
実家の富裕層らしい豪邸では、ラフィにじゃれつくライオン描写がビックリの可愛さでした。
そして、実家はさすがにシークでしたが、父が全然怖くない物分かりのイイ人…
厳しい条件付きで日本暮らしも許可されタケルの元へ。
そして、日本に戻ればラフィにシーク感は一切なしの、褐色イケメンです。

タケルはラフィとの出会いで、自分のしたいことが明確になり、実家の農家を継ぐ事に…
ラフィは父との条件を達成し、最後はタケルの地元でオーガニックレストラン。
タケルの実家が農家と判明してから、直ぐにオチがみえてしまいました。

個人的にはラフィが御曹司と判明する辺りがクラマックス…
大月先生なのでH描写は丁寧で多めですが、さわやかエロでした。

このシーク設定がイマイチ…ただの金持ちにした方がしっくりくる。
それくらいラフィが普通の人でした。
一番萌えたのは、ラフィがタケルの服をピチピチで着ていた場面…へそ周辺のエロさが最高でした。

※シーモア:修正は短冊。

4

序盤の忠犬っぷりにキュン

最初の、言葉も通じずただ尊のジェスチャーと拙い英語での指示に従い
自分を探してるSPに怯え逃げてる姿は
まさに拾ってきた犬。かわいかったー!

外国の御曹司と分かってからは
”出来る男”感が出てきて可愛さは無くなったけど
攻めっぽさは出てきたかな。

全体的にホンワカしていて可愛かったです。
でも、後半の尊が夢を見つけたあたりから
スピードが急加速してお話がポンポンポーンと進んで
ちょっとテンションが下がっちゃったかな。

0

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