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子持ちホストの危険な隣人

komochi host no kiken na rinjin

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表題作子持ちホストの危険な隣人

(仮)桐生威吹,人気絶頂の小説家・絵本作家
(仮)日賀聖也,子持ちなのを隠している№1ホスト

その他の収録作品

  • 黒いスーツを脱がせてよ(描き下ろし)
  • あとがき

あらすじ

ホストの聖也は、急逝した姉の子・天稀を職業柄こっそり育てている。
天使のように可愛い天稀だけが聖也の唯一の癒やしであり、愛情を注ぐ存在だった。
しかし自宅高級マンションのエレベーターで深夜、
酔った勢いでキスしてきた危険な男がまさかのお隣さんで…!?
怪しげイケメン作家×恋をしないホスト♡
子育てBL!!
描き下ろし後日談付き。

作品情報

作品名
子持ちホストの危険な隣人
著者
桃季さえ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
シリーズ
子持ちホストの危険な隣人
発売日
ISBN
9784832291027
3.9

(75)

(22)

萌々

(31)

(20)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
10
得点
296
評価数
75
平均
3.9 / 5
神率
29.3%

レビュー投稿数10

テンポよく爽快なお話

タイトルでチャラいエッチ重視の話だろうと思い込んで敬遠していましたが、読んでみたらとても素敵なお話でした。
タイトルで損してるような気がします。

子どもが出てくる漫画は、子どもの等身バランスが悪かったり、かわいくなかったり、と興ざめしてしまうことがけっこうあるのですが、この作品の子ども、天稀はすごくかわいいです。
第3の主役と言っても過言ではないほどの存在感、お話に深くかかわっています。
BLマンガで子どもがこんなにかわいい必要もなければ、存在感がなくてもいいと思いますが、とにかく天稀はとってもかわいくて、このシリーズを読み続けている理由のひとつが天稀の存在になっています。

威吹と聖也の出会いは最悪で、威吹は相当、非常識で感じが悪いです。
酔っ払って無理やりキスするなんて通報されてもいいくらいのレベルのダメダメ行為。
再会があり、その後、距離が縮まっていくのですが、お詫びに威吹が絵本を持ってきて天稀を懐柔しようとするときに、大好きなキャラクターでとっても欲しいに違いないのに、パパ、もらっていい?とちゃんと確認する姿がかわいくてけなげでとっても萌えました。
威吹が金に物を言わせてぐいぐい迫っていく様子は、かえって潔く感じて、読んでて爽快でした。ここまでやったら普通はもっと感じが悪く見えそうですが、威吹は最初の印象が最悪だったからか、その後、どんどん、どんどん、印象が良くなっていき、いい男、いい人、いいお兄ちゃんになっていくのが素敵でした。

威吹が聖也のことを好きになるきっかけや気持ちの変化の経緯があまり描かれていないのは、ちょっと残念ですが、いい大人が顔が好き、と悪びれず好きだと表現しているのは素敵でした。

物騒な事件が起きてから、スーパーヒーローのように威吹が登場、大円満、ハッピーエンドとなりました。
テンポよくサクサクッと流れる爽快なお話でした。

両想いになってからもすぐに本番までいたさないのもとてもいい終わり方だったと思います。

0

天使だ...

題名のインパクトはすごいです。子持ちのホストで隣人が危険。
気になる要素すぎて、手に取りました。

やられました。ま~~天稀が天使です。癒されまくり...
そしてそんな天使を育てる聖也の頑張りは、めちゃくちゃポイント高かったです。
この2人のビジュアルは似ているので、2人揃えば大小の天使を拝んでいる気分に。

そんな2人の平穏な生活に割って入るのは、桐生。
最初は傲慢な俺様攻めかと思い、違和感を感じていましたがそうではなかった。

物語が進むにつれて、始めの印象とは違う、ワンコ感漂う彼の行動はなかなか可愛かったです。
聖也も最初はガード硬かったですが、どんどんほだされていきます。

1巻は天稀の子育てを中心に、2人が距離を縮めていく様子が描かれています。
徐々に近くなる2人の距離は萌えますし、天稀の天使っぷりも味わえた最高の一冊でした。

0

父も子もキラキラ

2019年刊。
表紙が綺麗だしあらすじを読んで興味が湧いて購入。
桃季さんの名前は知っていたものの、コミックを読んだのは今回が初めてだ。
主人公・聖也のホストとしての手際良さと、亡き姉の子供(天稀)を引き取っての子育て生活の両立ぶりが見事だ。
内容としては、自分がメインで読みたかった聖也のホストの一面のほうが割合多めだったので良かったが、子育てのほうもきちんと描かれていてバランスが取れている。

うん、確かに天稀くんは可愛かった。
何せ父も子も始終キラキラしている。
この二人の容姿からすると、多分亡くなった聖也のお姉さんも相当美人なのだろうね。
そんな二人の日常に偶然親密になった隣人の人気作家・桐生が絡んでくる。
桐生は酔っぱらっていなければなかなかのいい男で、小さい子供の接し方にも慣れている。 
おかげで天稀が彼に懐くのも早かった。
聖也との距離感も絶妙で、二人に好意を示してくれる桐生に聖也も次第に打ち解けていく。
仕事も育児も完璧にこなせている聖也に引けを取らないし、こうして見ると桐生って興味深い男、なのかもね…

ちなみにこの巻では、他のホスト達が立て続けに事故に遭う不自然さから、聖也に執着しているストーカーらしき男とのひと悶着もある。
ここぞの時の黒スーツ聖也も美人だったが、残念ながら桐生との『その後』はあと一歩のところだった。

惜しい状態でこのまま一冊きりで終わってしまうのかと残念に思っていたが、最近続編も刊行されたと知ってホッとした。
二人がどんな恋人同士になるのか気になるし、脇役達も手を抜かずに描かれていた点も好印象だったので、彼らがもう少しキャラ立ちすると更に面白くなりそうだな…と思っていたのだ。
それに、何となく桐生自身も引きだしが多そうで、他のエピソードも出し惜しみしていそうだなとも感じたので、彼らの新たな一面に期待したい。

0

くまさんの絵本が取り持つ縁

TL小説と間違えてマンガを買ってしまった・・
失敗買い物だと落ち込んだけど、この作品は良いお買い物だったみたい。
男x男の情交は、寝ている子供の近くで出来る程度の行為で、薄いです。
育児が主で、想いを通わせ合うまでが1巻の内容と言った方が良いかも。

絵が綺麗で、展開がモタモタしていないので、読んで苦痛になりません。
ホストとして働きながら、隠して姉の子を実子のように大事に育てている主人公、甥も「パパ」と呼んで本当の親子のよう。

隣人は深夜に深酔いして素行が悪い人で、子供が「怖いクマさん」と怯えている。
初対面の印象が悪い隣人は、甥の天ちゃんが大好きなクマの絵本作家だった。
・・という可愛らしい、健気に甥を守りながら育てるホストの物語でした。
小さなカワイイ子供が登場する物語には、深く心がゆすぶられてしまいます。

私は面白いと思ったので、神。

0

好きだけど物足りない

好きなんだけど物足りない。その一言に尽きます。
お話の展開には疑問が残りますし、結局キスだけで終わり、書き下ろしでもエッチしてない(できなかった)ので、物足りなさが残りました。

ただでも天ちゃんがかわいいのは間違いないので、物足りなさはあるものの一読の価値はあります。

0

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