【電子特別版】【Renta!限定版】
ガサツだし、筋肉バカだし、すぐ脱ぎだすし!(…でも好き。)
「ミッドナイト・コンフリクト」が文句なしの神作だったので、本作も安心して読み進められました。
初めて読んだのは5年前ですが、その時の(クライマックスで受けた)衝撃は今でも忘れません。
絵柄がそこまで好きじゃないのに(特に髪型の横広がりがすっごい気になる)、せつなさ、ギャグ、感動の見せ所、etc. のバランスが良くて、ついつい読んじゃう作家さん。
今回もなんと良く出来た三角関係かっ…!
男性がすぐ泣く描写が好きじゃないんですが、本作では全くそうは思わず、すべて自然で、違和感なくスッと感情移入できました。
<注意点>
・攻めが女性と付き合う描写あり
・受けが女性と真の友人として親しくする描写あり
少しでも女性が絡むのが無理な人は回れ右ですが、この2人がかなりのファインプレーをかましてくれます。
すごく好感の持てる女性キャラたちです。
そしてべスには「助演俳優賞」をあげたい。
<こんな方にオススメ>
・超絶鈍感攻めがお好きな方
・三角関係がお好きな方
ばらまくシーンは本当に圧巻でした。
素晴らしい作品です。めちゃくちゃオススメ。
1冊にこれでもか!ってくらいに大波小波がざぶんざふんと押し寄せてきます。
全くのノンケの攻めが、 しが中学生の頃からモテまくってた攻めが、どやったら受けの気持ちに気づくのか!
いやぁお見事!!と、声をかけたいくらいです。
私はこんな「すれ違い」が大好きなので、ワクワク♡しながら読ませて頂きました。
受けは最初っからゲイだと知っていて読んでいる訳ですが、まぁーさぁーかぁーのぉぉぉぉぉ!な展開もあり、お見事!と言いそうになりました。
伏線も見事に回収されていて、ストーリー運びも上手いし、初めて知った「犬井ナオ」先生でしたが、もうめっちゃファンになりました。
一冊以上に中身が濃い!
絵もとても読みやすくて(❁ ´ ▽ ` ❁)
素敵な本に出逢えました。
ありそーでなかった展開!!
お見事です
コミカライズ版「美しいこと 上」を読んで、犬井先生の作品に興味を持ったのでこちらの作品を読みました。
脳筋の新泰が弟の悠泰と清一郎がベッドで抱き合っている所を目撃してしまってから、初めて清一郎を意識してしまいます。
悠泰が清一郎を慰めてジャレついていたのが真相だったのですが、清一郎を好きな悠泰が新泰に自分達は付き合っているから邪魔するなと言ってしまい、状況がややこしくなってしまった時はどうしようかと思ってしまいました。
新泰ってどこかズレてるんです。いや悠泰も清一郎もズレているから三角関係になってもちょっと切ないくらいで悲壮感とか全然ありませんでした。
ポエムとか清一郎の体力の無さとか筋肉痛で、ところどころで笑わせに来るので終始明るくて笑えました。
ただジムや遊びやスポーツの話が合うから付き合って、清一郎が好きだと気が付いたから分かれた彼女はもうちょっと新泰に怒っても良かったかも。良い人すぎました。
新泰が身体を鍛え始めたのも、夕ご飯作って喜ぶ顔が見たいのも全部清一郎の為だったのに、新泰は自分の気持ちに鈍感過ぎました。
すれ違いBLで楽しみにしていたのですが、攻めの弟が当て馬として出てくるとそちらに目が行ってしまいまして...
完全に好みの問題だとは思うのですが、弟のほうが受けを幸せにしてくれるのでは...と思ってしまいました。
ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー
攻めがTHE脳筋で、底抜けにおバカで面白かったです。
受けは”クール文系”と分類されている割には、おバカで結構明るかったです。
結局どちらもおバカなので、この2人が織りなすすれ違い具合が面白くて笑いました。
恋模様に関しては、かなりあっさりだったので個人的には物足りなかったです。
攻めの弟が当て馬として出てくるのですが、彼の受けを想う姿勢が健気で...彼に報われてほしいと切に願います。
幼馴染の新泰に長年片想いする清一郎
鈍感で清一郎の気持ちに1ミリも気付かない脳筋新泰
新泰の弟で清一郎に片想いするも毎日清一郎の恋の愚痴を聞く悠泰
かわいい三角関係♡
学生時代に自分がゲイだと自覚した日から引き籠っている悠泰の部屋に
毎日通っては新泰への片想いコイバナをする清一郎。
この二人のやり取りがとにかくほっこりしてて可愛かったです♬
実は以前から引き籠り脱却していて、
清一郎の職場(図書館)に通って陰から清一郎を見てる
悠泰がたまらん可愛過ぎました(萌)
清一郎が趣味のポエム交換をしている女性同僚と
しれっと友達になってるのも)!
なにこの子。可愛すぎかな(笑)
個人的に終始心は悠泰に持っていかれてしまいましたが
新泰と清一郎の恋も可愛かったです!