ボタンを押すと即立ち読みできます!
(ネタバレあり)フルカラーのリアルで美しい絵と韓国らしい丁寧な心理描写が最後まで続き、日本のBLでは味わえない読後感を得られました。ただ、あまり自分の趣味ではなかった…。ウジンの生い立ちで、貧しい家庭環境で叔父に性的虐待されるところは本当に可哀想でした。最後の方に出てくるサンウのユジンに対するプレゼントはこの世界観の中では当然の報いでは無いかと個人的には思います。(よくやってくれた!みたいな。)作品中では切ったり切られたりとか身体的にきつい暴力的な描写はそれ程無かったように思います。(直接描かれてはおらず、ぼかされていた感じ。)それよりも心理的な描写が中心の様に思いました。サンウは普通に考えたらシリアルキラーなんだけど、悲惨な状況下だと逆にカッコよく見えてしまいます。サンウもウジンもルックスはいいし、他にも良いところはたくさんあると思うのに育った家庭が劣悪だったためにそこから抜け出せず、また他者からの救いも得られかったことは悲しいと思いました。
補足: 韓国BLを読み出したのは最近ですが、韓国の文化なども垣間見れて興味深かったです。日本より人口密度の高い国である分、ストレスも高いのではないかということが伝わって来ました。韓国BLは日本のBLのように邪魔な線とかで修正するのではなく、うまく隠してあるところが作品の雰囲気を壊していなくて良いです。二人ともしっかり自炊していてえらい!
BL好きじゃなくても、この作品凄いと思われる。スリル最高でした。最後に読み者って受けと同じく犯罪者に惚れてしまい、Stockholm syndrome経験される可能性高かいと思います。それとも犯罪者応援するとか。koogi先生はそうするつもりか分からないけど、本当に凄いしか言えないですね。各キャラの人格とバックストーリーの書き方もめっちゃ良かった。ハッピエンドかバッドエンドか決めれないです。エンディングがオープンなので、読み者の想像によります。絵もとても綺麗でした。これからもkoogi先生の作品楽しみにしてます( *´꒳`* )何年前読み終わったが、今までも突然killing stalkingのことたまに考えています。
面白かった!!かなり好きな作品です…
ですが、結局サンウはウジンを母親の代用品でしか見ていない感があったのはたぶん私だけです笑
メリバ系のホラーが大好きなのでこの作品に手をつけましたが、思ったよりホラー(?)感が少なかったので、完全なるホラーをお求めの方はあまりおすすめいたしません!内容自体は面白いのでホラー抜きで考えると良い作品です。
メリバ作品ですが、私的にはハッピーエンドでした。サンウが最後に女の人と歩いてる幻覚は結構胸を締め付けますが、ウジンが亡くなったので実質心中…私は心中が好きですのでかなり好きな作品です…!
やっっと読めました!!
サイコパス攻めなどで話題に上がっているのをよく目にしていたのですが、どうにかネタバレを一切見ずにに読むことが出来ました。
これは絶対に何も情報を入れないで読む方が何倍も楽しめると思います。
まずは前編カラーなのに驚き!
雰囲気がグッと掴みやすくなって世界観に没入しやすかったです。
少し似たような設定の漫画や映画を見たことがあるのでどこか既視感がありましたが、まだまだ展開に先があるのでどうなるのかとても気になります。
また、私は韓国BLが初めてでキャラや名前、文化の違いに少し違和感がありました。
けれど、二週目には慣れました。
…そう!!読み終わった後に、思わず二周しちゃった漫画なのです!
エロは少しあるものの、規制とかあるからでしょうか…上手い具合に隠していて思わず感心してしました(笑)
この作品はどの場面でもグロかったり違和感半端なかったり常に不穏さが付きまとってきます。
普段ハピエンを多く読んでる方でこの作品を読むのならとりあえず頭空っぽにして読んだ方がいいです。
キャラの大体の説明をすると、ある障害をかかえどこからがアウトでどこまでがいいのかっていう境界線がわからずサンウを好きになって家に不法侵入しちゃうウジンと普段は優しくてイケメンで人気者だけど何故か周りの人をギタギタにしてからあの世に送ったりしちゃってるサンウとの闇100%の物語です。
キャラ紹介でわかる通り、この2人に普通は通じません。サンウの本性を知ってからウジンは好きじゃなくなるっていうか目を覚ます?感じになって、サンウの方がやばい人みたいに思うんですど全然そんなことないです。ウジンも愛ゆえにいざという時のサンウへの言葉が頭おかしいです笑
他のレビューに2人が愛し合う場面とか可愛らしい場面はないって書いてありますが、それは本当です。どこかに萌え要素があると思って読んではいけません。でもサンウがウジンをあの世に送らず足だけ不能にさせたりする場面とか一応胃に何かは入れてあげようとしてる場面で個人的には十分萌えてます。この作品は見方読み方ひとつでどんな場面でもウジンへの愛を感じることができる作品なので心配ありません!!
大切なのは普段自分が読んでるハピエンの物語とか美しい愛を描いた作品とかと同じ読み方をしないことです!前提として、2人が愛し合っている未来なんて無いと思った方がいいです。もちろん2人が心からの笑顔を見せることなんて作中には訪れないと思います。
この作品はバドエンらしいですが、2人とも仲良くあの世に行ってくれればもはやハピエンなので!共依存の行く末が楽しみです。
個人的にはこの作品に巡り会えて良かったと思ってますし、もちろん後悔なんてありません!でも本当に好き嫌いが別れると思いますし、普通とはなにかなんて考えて一々ドン引きしてたらキリないと思うので作品にどっぷり浸かりながら読むのをオススメします!