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表題作アンダーグラウンドホテル 陽のあたる場所

囚人(刑期200年)
囚人(刑期80年)

作品情報

作品名
アンダーグラウンドホテル 陽のあたる場所
著者
定広美香 
作画
定広美香 
媒体
漫画(コミック)
出版社
三和出版
レーベル
サンワコミックス D?コレクション
シリーズ
アンダーグランドホテル
発売日
ISBN
9784883563340
3.6

(9)

(5)

萌々

(0)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
2
得点
31
評価数
9
平均
3.6 / 5
神率
55.6%

レビュー投稿数2

最終巻

シリーズ3作目です。
作品シリーズの中では、一番甘い作品じゃないでしょうか。
もちろん当社比ですが(苦笑。
本作は、センの犯した罪は、実は無罪だった事が判明し、センを愛するソードは、脱出計画をひねりだします。
そして、センだけでも外にと奮闘する場面が印象的かな。
けれども、センもソードのいない場所に一人でいることは考えられなくてというところです。
愛かわらずバタバタと暴力的な場面も多々ですが面白かった。
何度も読んだ作品だったのですが、シリーズを1から読むと、よく意味が理解できて尚面白い。
最後の結末も思わず息を呑んでしまいました。

ノーマンの話。
ソードとの恋は実らなかったですが、ワルターといい関係が気づければとおもった。
なんだかんだで、無条件に一途な子って可愛いと思う。
切ないくらいに一途なこの子はすごい。
ワルターだって可愛いと思ってしまうに違いないさ。
スピンオフでここのカップルのその後が読みたいと思うのは私だけだろうか。

5

太くてごつくてガッシリ男臭いハードボイルド野郎ラブ

うわー、なにこれ! こんな作品があったのかー!
読後どっぷりとこの世界にはまってたまま1週間経過。ああリアルタイムに読んで姉さんたちとワイワイ言いたかったよぉ! ヽ( ̄▽ ̄)ノ
中学時代、Banana Fishにハマりまくっていたクラスの女子全員にお勧めしたい! (そういえばなんでこっちもFishなんだろう?)
In These Words/Guilt Pleasure とか好きな人にお勧めです。

あらすじは割愛しますが、キャラが全員男性として行動しているところ
(BLあるあるの、女子の見た目だけ男子に変えたキャラが出てくるストーリーが好みではないので)、そしてダメな奴と解っているのにセンの本能がソードフィッシュを求めるところが男同士の恋愛っぽくて好きでした。
 
最後の脱出するために撃たれるくだりなどは、最後の数ページを読むまで読者も騙されます。なぜあのクッキーのメッセージで作戦が読み取れたのか、銃殺がカモフラージュだと分かったのか、撃ったのはFBIだったのか? 
などヒントが書き込まれてなかったので、ラストまでどっちに転ぶかわからなかったです。
映画を1本見たような、そんな物語でした。

豆情報ですがあの長さのドレッドは普通月に一回ぐらいしか洗わないのでかなり臭うそうです。センが「ソードフィッシュの体臭が落ち着く」って言ってた時の匂いは9割ドレッドだな、と思います。 長さが信仰度を測る一つの目安のようですが、本作ではレニクラを意識していただけで意味は持たせていないのかな。笑

さて、上下の文庫本も出ているようで、そちらではハッピーエンドではない?ようなレビューを見ましたが、このコミックではハッピーエンドで完結しているように読み取れました。
また作家さんがあとがきで書いているようにサイドストーリー、センとフィッシュのその後も同人誌で出ているらしいのですが、手に入りませぬ。。。 
出版社様、どうかどうかコミックで販売してください!

1

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