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すごく絵がキレイでメインのキャラクターは皆イケメンです。
それなのに、内容はギャグですごく面白い。ギャグなんだけれど表題作の二人にすごくときめきました。
そもそも遠洋漁業船に乗り込んだりまずありえない設定なんですが、あまり気にせず読み進めていきましょう。
最初ただのワガママお坊ちゃんと無口なボディガードで特に会話もない二人ですが、船が難破して無人島に漂着した事から二人の関係性が徐々に変化していきます。
お坊ちゃんのヒロツグがボディガード宮川に惹かれていくのはわかるのですが、宮川がいつからヒロツグを意識していたのかちょっとわかりにくかったかな?
ワガママなのに意外に素直で可愛いヒロツグに惹かれたのもわかる気はしますけどね。
無人島生活で二人きりでラブラブな生活を送っていましたが、ヒロツグのお父さんが救助に来て連れ戻されてしまいます。
日常生活に戻ってから、宮川がすごくかわいそうでした。
宮川は意外にも主夫能力を発揮させヒロツグに尽くすのですが、ヒロツグに「高揚感がない」と言われてしまうんですよね。
その結果宮川と音信不通になってしまうのですが、宮川と会えなくなった事によって大切さに気がついたヒロツグ。
二人はラブラブですね。さりげなくリバっぽいシーンもありますがとても短いので最初は気が付きませんでした。
書き下ろしでもラブラブな二人が見られます。
その他の短編もシリアス寄りな作品も入っていてどれも良かったです。
特に好きなのは「枯れぬ瞳をそそげば」です。
一途な攻めにやられましたよ。慕ってくれていた生徒に引っかかってはいたのですが高校生から24歳までであんなに男らしくなり成長していたなんてビックリですね。 きっと影ですごく努力をしたんだろうな。 これからもっと幸せになってほしい二人です。
全部で4組のカップルのお話が収録されています。
短編の数としては7作品で、そのうちの3作品が表題作シリーズです。
ギャグ系の作品が表題作シリーズ、シリアス系が3作品(シリアスと言っても、完全なシリアスではなく、適度にコミカルなコマもある感じです)ですが、ページ数としては表題作シリーズが全体の半分弱を占めているので、バランスとしてはいい感じかなと思います。
表題作シリーズは、最初の1話では攻め様が硬派で寡黙な感じだったのが、その後のお話ではなんだかキャラが変わっているのにかなりのギャップを感じました(笑)。
フリフリエプロンでご飯作ってるとか(笑)。まぁ、1話でも食べ物捕ってくるのは攻め様がやってたけど…(笑)
ギャグの程度もこの位が好みかなぁ~と思いました。
シリアス系のお話はどれも結構好みでした。
時々コミカルな展開があるので、楽しく読めました。
特に好きだったのは「エレベーター」。
ちょっと不思議な感じで切ないのが良かったです。
ギャグなのか何なのか・・・www
いやー面白かったです。
ところどころ九州●児さんのようなギャグセンスが垣間見れて
ガッツリギャグでもなく、シリアスでもなく、
かといって甘甘でもない、そんな何かよく分からない方向のBL漫画で面白かったです(笑)
あ、褒めてます。(笑)
まさかリバだったり、突然シリアスめいた話が出てきたり、
「おぅお!(笑)」
と驚かされる統一感のない盛り込み方が素晴らしかったでs(ry ※ほめてます。←
坊ちゃんとボディガード
先生と元生徒
リーマンとリーマン
陰間と人力車引き
などなど・・・
CPみただけでも、いろんなBL展開が期待できそうじゃないですか?
しゅしゅしゅさんのイメージは「ピアス」で「野性的」で「身もふたもないギャグ」だったので、掲載誌が違うこの本の毛色の違いはえっ?な感じを感じるところもあります。
無人島ラバーズが一番ギャグ臭さは感じる物の、体の線は若干細く間に心の動きなんか混ぜてみたりしてる所。
さらには古都を舞台をした嵐山、恋駆くる。の自然豊かながらも(しゅしゅしゅさん、自然の中でネタを書くこと多いような気がする)静けさを感じる風景は
「やっぱ麗人だなぁ・・・」
って感じがします。
普通のBLっぽい感じがするので意外としゅしゅしゅさん初めての人におすすめかもしれない。
一枚ペラっとめくったカラーページからこれで、もうツッコミが追いつかないよ。
なぜか出来心で遠洋漁業船にボディガード付で乗り込んだおぼっちゃまヒロツグ。突如嵐に巻き込まれ、気づいた時にはいけ好かないボディガードの宮川とたった二人で無人島に取り残されていて……なんか色々無茶だけど、恋なら仕方ないよね恋なら。うん。
作品中唯一の完全シリアス『嵐山、恋駈くる。』が好きでした。ギャグもシリアスも楽しめる一冊です。
しゅしゅしゅさんはストーリーはもちろんなんだけど、ギャグ中の一コマ一コマがなんとも秀逸なんですよね。
表題作の漁師のおっちゃんたちの活躍とか、「枯れぬ瞳をそそげば」の田中のやつれっぷりとか ……
普通ならブレーキをかけるところで思いっきりアクセルを踏み込む、そんなあなたが大好きです。