好きとか嫌いとか、どうでもよくない? 気持ち良ければなんでもいい——

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愛されたがりのアンチロマンス

aisaretagari no antiromance

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表題作愛されたがりのアンチロマンス

藤川直人(大学生)
鴇谷(リーマン)

その他の収録作品

  • After Story(描き下ろし)
  • おまけ「表紙について」

あらすじ

今時めずらしいくらい純粋な青年・藤川直人と、過去の失敗から人と真剣に付き合ってこなかった鴇谷はお付き合い中!
真逆な考え方のせいで初めは噛み合わないこともあったふたり。
けれど、デートを重ねていくと直人の真っ直ぐな好意を次第に嬉しいと感じ始め…。

純情・純粋な年下わんこ大学生×貞操観念ゆるゆるな誘い受リーマン
恋愛初心者なふたりの不器用な初心ラブストーリー

作品情報

作品名
愛されたがりのアンチロマンス
著者
オキノニコ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
笠倉出版社
レーベル
カルトコミックスequal collection
発売日
ISBN
9784773072259
3.7

(58)

(13)

萌々

(22)

(19)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
11
得点
213
評価数
58
平均
3.7 / 5
神率
22.4%

レビュー投稿数11

ピュア~で焦れったい恋♡

この作品はオキノニコ先生のデビュー作ということなのですが、まず絵がとっっっても綺麗です!
そして直人(攻)も晋也さん(受)も可愛い♡
直人→童貞の真面目くん、晋也さん→セ〇クスができれば気持ちなんて関係ない、という性格なので、2人とも恋愛についてピュア~な感じ!!
読んでいて、キュンキュンします(*ˊ˘ˋ*)

初めの方は読み進めていく段階で、受けと攻めが逆なのかな?(晋也さん→攻 / 直人→受)と思いましたが、直人が攻めでびっくり!
まあ、表紙で何となく察しますが笑

というのも、直人がなんとまあ数え切れないほど赤面するんですよ!
超絶可愛いんですが、それは受けの反応だろ!と思ってしまいました。
後半になるにつれて、オドオド感よりも晋也さんを思う気持ちの方がまして彼氏感が出てくるので、こちらとしても成長を感じられて嬉しいような!!

えちシーンは短いものや最後までしないものも含めると4回程です。
1回ずつはそんなに重くなく、ストーリー重視です。
(私がレビューを書いている段階で『エロ度』の明記はないのですが、【標準】くらいのレベルだと思います)
ストーリー展開自体は王道で、誰が呼んでもしっくりくるものになっていると思います。


このコミックでオキノニコ先生の作品をはじめて知りましたが、今後も応援していきたいです!
私の中の好きな作家さんの1人です!!!

8

ダブルピュア♡

気持ち良ければいい程度にしかセックスをとらえていないバイの鴇谷は、お店で酔っ払ってる流されやすそうな直人をホテルに連れ込むも、いざセックスしようとしたら「好きな人同士でするもの」だと拒否られてしまう。

後日酔って迷惑かけたお詫びと直人に食事に誘われ、そのまた後日偶然電車で遭遇し、そのたびに純粋で可愛い直人に興味の湧く鴇谷。
少なからず鴇谷に人間的に好意は抱いてる直人に、半ば無理やり言い包め付き合うことに。


付き合ってからの鴇谷が・・・・可愛かった。
貞操観念ゆるゆるの美人だけど、意外にも”恋”は初心者。
ピュアで可愛い直人にキュンキュンしつつも性欲は抑えて我慢する姿は可愛かった♪
直人の大学の先生が鴇谷の元カノだったことで、直人は二人の関係を気にかけるが、鴇谷は元カノにセックスが下手と言われた過去をバレたくなくて元カノと言うのを隠しちゃうのも・・・結局バレて可愛かった。

鴇谷と直人がお互いの事を脳内で「可愛い可愛い」連呼し合ってるのはめちゃくちゃホッコリでキュンキュンでした♡

5

したがりのロマンス

恋愛において最強なのは、バイのタチネコOKではないでしょうか。
男女問わず、全方位誰とでも付き合えちゃう。
その代わり、こういうひとを好きになるとは全方位ライバルだらけ。
大変だなあ。

この作品の主人公である鴇谷(ときたに)晋也は、はっきりとは書いていませんが、たぶん最強の人種。
こんな悪い大人に捕まってしまったのが、大学生の藤川直人。
居酒屋のトイレでの偶然の出会いから、偶然が何度も重なって…。

という始まりです。
ちょと小柄で可愛い系、不器用でピュアな直人に、長身美人で器用でスレている鴇谷。
何もかも正反対な2人だけど、慣れない直人のペースに合わせて初めての交際!みたいな付き合いをしてるのが微笑ましいです。
遊園地デートにお買い物デート。
家に来てもごはんを食べるだけ。
そもそも出会って寝てさよならみたいな関係ばかりだった風の鴇谷にとって、健全すぎるデートも新鮮で楽しいけど、物足りない。
ここで浮気しちゃうんじゃないかと心配したのですが、そんなひとじゃなくて良かった。

2人に関してはすごく良かった!
だけど後半に登場する鴇谷のセフレっぽい子の使い方が微妙すぎた。
あの子は一体何のために出て来たのでしょうか。
しつこく誘われたとしても、「俺、もうそういうのやめたから」って一言言えば済むだけの話じゃないのかな。
鴇谷の対応のまずさが、それまでの何でもスマートにこなす大人なイメージに合わないし、実際返事がないから家まで来ちゃったセフレもあっけらかんとした子だったし、なぜ執着してるストーカー風に読者を煽ったのか分かりません。
直人の大学の先生が初カノだったことを隠していたのは、初エッチに失敗した黒歴史を隠したかったからって言う理由で分かるのですが、ここがどうもしっくり来なくて。
そこだけ激しく興醒めしてしまいました。

当て馬は必ずしも登場しなければいけないわけではないし、登場させるならもっと納得のいく流れじゃないとしらけてしまうんだなあと学んだ1冊でした。
そこを除けば、経験豊富な遊び人のリーマンが、初心な年下くんの初恋に付き合って、一緒に恋をしていく様子が微笑ましくて、楽しい作品です。

2

かっこかわいい受け♪

絵が好みだったので読ませていただいたのですが、ぱっと見、受けが直人君かな?と思ってしまうかもしれません。
なにせ、直人君が童貞ピュア男子なのです。
そして、受けの晋也さんが、かっこかわいいため、一瞬、受け責めが逆なのかなと勘違いしてしまいました(笑)
が、年下攻めが好きなので、ピュアピュアな直人君が、慣れない感じでエッチしていくのも可愛いなと。
この、攻めの直人君なのですが、童貞ピュアピュア男子なのですけど、ピュアピュアだからこその真っすぐさがあって、その、真っすぐなところに、受けの晋也さん(気持ちいいからセックスするのであって、そこに愛は必要ないと考えている)が惹かれていくのですが、晋也さんも晋也さんで『まともな恋愛』をしてきていないので、ある種ピュアなんです。
可愛らしいお話が読みたいという方に♬

1

幸せがあふれてた

後腐れのない関係を楽しんでいた、リーマンな受・鴇谷と、
真面目でピュアピュアな好青年大学生攻・直人。
接点なさそうか二人がどこで出会ったかというと、飲み屋(?)のトイレ。

個人的な好みとして、可愛い攻めは好みではないのですが、直人があまりにも一途に鴇谷のことが好きで、可愛らしくって、応援したくなったというか、心が洗われるようなストーリーでした。
鴇谷も鴇谷で、好きだからこそ、どこまでぐいぐい言っていいのか、直人のことを思って内面で悩んでいるのが、可愛かったです。好きの前に、大人とか年上とか関係ないですよね。

読了感が、すっきり爽やかでよかったです。

0

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