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表題作シャルル&ハルキシリーズ コーリング・ユー

シャルル・アジャン
某国諜報部員
ハルキ・カゲヤマ
学生兼研究者・19歳

あらすじ

凄腕諜報部員シャルル、その使いっぱしりの俺、ハルキ。初めて会ったその瞬間から奴に惣れちまって、骨抜きにされたあげくこんなアブない稼業に足をつっこんでしまったわけだが…、俺たちの今回の任務―天才少女ピアニストの亡命の一件ではどうもシャルルのようすがおかしい。少女のガードを請け負っている民間警備機構ガーディアンズのひとり、マリィ・アサクラのあでやかな美少女ぶり…それに対しいつもの沈着冷静さを欠いたシャルル…、俺の心は激しくかき乱された…。

作品情報

作品名
シャルル&ハルキシリーズ コーリング・ユー
著者
紫瞳摩利子 
イラスト
尾崎芳美 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
Charade books
発売日
ISBN
9784576960395
2

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
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得点
1
評価数
1
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

ハーレクイン的小説!

 今回の話は、前作では完璧に見えたシャルルの知られざる過去がわかって、ちょっと人間らしい一面が垣間見える話……でした。

 いつも通りの平常心を保てないシャルルがハルキをやきもきさせるだけの話でした。

 なんていうか……どうしてこの話は、こんなにハーレクイン臭を漂わせているのか……? って、前作より疑問に思ってたんですが。
 登場人物の持ってる肩書きがやたら豪華なんですよね。
 ハルキだって、本当はとっても頭がいい……はずの設定だし。
 シャルルの見た目に関しては、とんでもなく美しい……し。
 若いのに一流の諜報部員……だし。

 ちなみに、この話で、シャルルの過去がちょっとだけ明かされるんですが、それも負けず劣らず、豪華な設定になっておりました。

 ハーレクインみたいな夢物語小説を読みたい方にはおすすめだと思います。
 もう少し、リアルな普通の人の恋愛話を読みたい人には大分、不向きだと思います。

 ……まぁ、諜報部員って時点で、そういうものを読みたい人は手を出さないと思いますが。

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