待ちかねたぞ、我が生涯の伴侶よ!

運命の王子様と出会ったので、花嫁になります

unmei no oujisama to deattanode hanayome ni narimasu

運命の王子様と出会ったので、花嫁になります
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×26
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
1
得点
43
評価数
12
平均
3.7 / 5
神率
16.7%
著者
真船るのあ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
あまちかひろむ 
媒体
小説
出版社
笠倉出版社
レーベル
クロスノベルス
発売日
価格
ISBN
9784773060126

あらすじ

アルバイト中、突然金髪の美青年・アイザックに女性と勘違いされた挙げ句
「運命の花嫁」と熱烈な告白を受けた光凜。
実はこのイケメン、ご神託を受けて花嫁探しに来日した正真正銘の王子様!
人違いだと主張するが、おいしい取引を持ちかけられ、
本物の花嫁が見つかるまでの代役を引き受けることに(ただし女装で! )。
事情を知らないアイザックの情熱的なプロポーズをなんとか躱していたものの、
共に過ごすうちに彼を意識するようになってしまい……?
ポジティヴ王子様×貧乏大学生、最強のロイヤル溺愛ラブ

表題作運命の王子様と出会ったので、花嫁になります

アイザック、花嫁探しに来日したアルトラニアの王子
小泉光凛、貧乏大学生、21

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数1

優雅に見える白鳥も、水面下では必死に足をバタつかせているのです

超甘くてロマンチックな「偽物花嫁もの」です。
お相手はガチの王子様です。

いやこれ、BLファンタジー全開なんですよね。
主人公が偽物の花嫁になる経緯も強引なら、そもそも神託で花嫁が決まるって何やねんと。
まぁそんなワケで、このあたりが気になる方は、避けられた方が無難だと思うんですけど。
あと、そもそも手を出されないとは思うんですけど、女装して違和感が無い、女の子に見える受けが苦手な方にもオススメ出来ない。

ただですね、もうこれ、めちゃくちゃ甘いんですよ。
そして、ロマンチックなんですよ!
受けは何だかんだいいつつお人好しだし、攻めは完璧なスパダリ。
嫌なヤツも一人も出てこない!(一名だけ出てくるけど、気にさわるまでの事は無く退場)、
こう、BLに癒しや甘さを求める(私のような)方にとっては、最高の作品だと思うんですけど。
読みながら、「うひゃひゃひゃ」と萌え転がっちゃいましたよ。

ちなみに、本編は終始、受け視点で進みますが、最後にだけ攻め視点が入ります。
いやはや、おっとり天然王子様かと思いきや、意外とちゃっかりしてるな!って感じで、実はここが一番萌えちゃいました。
色々、合点もいきましたよ。
優雅に水面を渡っているように見える白鳥も、水面下では必死に足をバタつかせているのです!
いや、攻めがまさにこんな感じ。

ザックリした内容です。
両親を亡くし、アルバイトで生活費を稼いでいる大学生・光凛。
車に跳ねられそうな子供を庇った所、なんとその車から出てきたのは金髪の美青年で王子様のアイザック。
神託により花嫁探しに来日していた彼から、光凛こそが「運命の花嫁」だと熱烈な求婚を受ける事になりー・・・と言うものです。

で、実はあの時間・あの場所で運命の相手に出会うとアイザックは神託を受けていて、その為「花嫁」だと誤解されてしまった光凛。
当時、現場にもう一人いた「本物の運命の女性」が見つかるまで、女装して偽物の花嫁役をやる事になり・・・と言う流れ。

一応、この偽物をしなくちゃならなくなった経緯ですが、外務省の役人・早瀬に懇願されてと言う形になります。
唯一の身内である祖母に恩返しをしたいと思っている光凛は、外務省への就職の口利きを条件に、女性のふりで偽物役を引き受ける事にと言った感じでしょうか。

繰り返しになりますが、この「偽物花嫁」になる経緯だったりは、ちょっと強引なんじゃないかと思うんですよね。
普通に考えて、事情をそのまま話せばよい。
いや、後からさ「こっちが本物でした」と出す方が、外交問題じゃね?みたいな。

まぁそんなワケで、若干腑に落ちない所はあるのです。
あるのですが、今作の一番の魅力はロマンチックな溺愛描写!
そう、もう二人のシーンがめちゃくちゃ甘いんですよー!

いやこれ、アイザックと言うのは王子様なんですよね。
光凛のボロアパートに豪華な薔薇の花束を持って現れ、ドレスをプレゼントし、「一曲踊ってくれませんか?」とダンスに誘うと言った、ロマンチックな行動の数々。
また、一緒に立ち食い蕎麦を食べれば「蕎麦をすする姿まで愛らしい」と言い、光凛のガサツな言動には「女性らしい、男性らしいというより、ヒカリらしいのが好きだ」と告げ、てな具合で、殺し文句のオンパレード。
甘すぎかーーー!!

そもそも光凛ですが、実際に花嫁になるワケにも行かないので、わざと嫌われるよう、ツンケンした態度を取るんですよね。
が、光凛と言うのは、早瀬の泣き落としで偽物を引き受けてしまうぐらい、基本的にお人好しな青年なのです。
冷たい態度をわざととっては、アイザックを傷つけてはいまいかと影で心配する。
そう、悪役に徹しきれない!
ついつい素で笑顔を見せちゃったり、嫌われなきゃいけないのに楽しく過ごしちゃったり。
いや、そんな光凛の笑顔に、これまたとても嬉しそうな笑顔になるアイザックと、とにかく可愛い超キュンキュンなシーンの数々なのです。
しつこいけど、甘すぎかーーー!!

と、徐々に徐々に距離を縮めてゆく二人。
しかし、アイザックとお似合いの王家の血を引く女性・マリアが来日した事で、光凛は自分が騙してる事実に罪悪感を覚えるんですね。
そんな折、外務省が捜索していた「本物の運命の相手」が見つかり・・・と続きます。

こちらですね、オチとしては完全に予想範囲内です。
そして、光凛は男だとバレても皆にあたたかく受け入れられと、BLファンタジー感も強いです。
まぁただ、愛し合う二人は幸せにならなきゃね!と、個人的には大満足だったりします。
ちなみに、最後のアイザック視点によって、これまでの彼の行動に「なるほどね」と色々合点がいくんじゃないでしょうか。
いや、運命だからってだけで光凛を選んだなら、興醒めもいい所だからね。
彼が光凛に惹かれた本当の理由も分かりと、ニヤニヤしちゃいましたよ。

と、甘くて可愛くてと個人的ツボ作品で、最高でした。

5

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