「ま、まだ…っイッてるみ…てぇ…ッ」

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表題作エゴイズムヒート

橘叶汰
α,恋人代行のイケメンヒモ
大槻正真
結婚適齢期を迎えた社畜

同時収録作品エゴイズムヒート

江宮
α、正真のお見合い相手の女性
大槻正真
Ω、サラリーマン

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下漫画

あらすじ

結婚適齢期を迎えた社畜Ωの大槻正真は急遽、母によって見合いの席を設けられてしまう。秀でたαに気に入られ一時は前向きに考えるも悩んでいたある日、同僚にΩの繁殖力(カラダ)目当てではと助言されお断りを決意。
まずは親を説得させるため、ちょうどその頃に拾ったイケメンヒモα・橘叶汰を恋人代行として紹介することに。
あくまで恋人代行としてセックスNGとしていたのも束の間、近づけば互いのニオイに刺激され次第に抗うことはできなくなって…。

作品情報

作品名
エゴイズムヒート
著者
高見乙 
媒体
漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
G-Lish Comics
発売日
ISBN
9784866692630
3.8

(77)

(27)

萌々

(25)

(17)

中立

(6)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
12
得点
292
評価数
77
平均
3.8 / 5
神率
35.1%

レビュー投稿数12

エピソードがぎゅうぎゅう

なんかすごいお題過剰というか、数冊分読んだような読後感。
最初は、まだ結婚したくないΩの正真がお見合いさせられて、苦し紛れに偶然会ったゆきずりのα男性に「恋人のフリをしてくれ」と依頼する…
…という始まり。
そのα・叶汰はそのまま正真の家に入り浸り、ヒモになる。
フリだったのに叶汰は半ば強引に正真を抱き、正真も憎からず流されて…
フワフワと擬似同棲みたいな毎日に襲いかかるのが、見合い相手のα女性の怨念!
正真が嘘をついて破談にしたせいで病んだ彼女は、正真を監禁してレイプ。
α女性はtnkがあって性的に男性と同じなんですね…コワイわ…
その後正真はトラウマを植え付けられ、心配した叶汰と病院に行ったら妊娠判明!
もうジェットコースターみたいですよ。
そういう正真視点の波乱万丈のかげで、叶汰のバックグラウンドにも色々ある。
叶汰も何かを隠しているのです。
そこを話してくれるまでは一緒にはなれない、そう思い詰める正真は中絶を選ぶ崖っぷちに。
…という感じで、次から次へと切り替わる事件や状況。
なのに最後はあらぁ〜⁉︎と一転空晴れ渡る…みたいな?
いえ、良かったんですよ。良かったね〜なんだけど、振り回され感?っていうの?
途中が鬱いからドッと疲れたかも。

0

一般

。攻的的確確是爛瓜,然後雖然比較舔但是感覺有點受寵攻

0

一番エゴイズムヒートしてる、エゴイストは受・正真です。

自分可哀想、頑張ってる自分えらい、親から可哀想に思われてる自分可哀想な、なんだか自己中にも思える、本作で一番エゴイズムヒートしてるΩ受・正真。
顔よし、スポーツも運動も抜群なαだからこそ、自分も家族も彼自身の体を許してあげることができなかったα攻・叶汰。
そして本作のもう一人の攻。お見合い相手の女性で、当て馬的ポジションα攻・江宮。

本編を読んでいる時はそんなに気にならなかったんですが、読み終わってみると、正真の独りよがりの正義感というか、自分さえよければいいという身の振り方に、なんだかもやもやしました。
自分が悪者になりたくないから、嘘をついて江宮を傷つけ。
江宮で失敗したからこそ、叶汰には自分から歩みよろうとしているような、実際には正義感によった独りよがりのようにも見えたわけですが、結局自分が期待する返答が得られない時は、ヒステリックを起こして部屋から締めだしてしまう。
Hシーンやヒートの時の正真は、可愛くて大満足でしたが、それ以外のところでまったく好きになることができませんでした。

オメガバースといえば、オメガ側が可哀想な、苦労してそうな描写をされることが多い様な気がしますが、本作はめずらしくαの苦悩に寄り添った、良作だったと思います。
性別に関係なく、人それぞれの苦悩があって当たり前で、αの二人も例外ではありませんでした。
叶汰と江宮さんには、幸せになってほしいですね。
江宮さんが、悔しげに吐露した言葉がすごく切なくて、本来は持っている側の立場なのに、彼女の心の弱いところ、繊細なところが覗き見えて、切なくなりました。BL作品に出てくる女性キャラクターで、ここまで幸せになって欲しいと思うキャラクターには初めて出会いました。

0

設定に振り回される

ゆるゆるラブコメ、ヒモαに絆されちゃう真面目リーマンΩと思ったら、シリアス展開もありの詰め詰め!!

重いテーマもカラッと解決するので、その明るさを良しとするか、そんな簡単に…となるかで読了感変わりそう。私はというと、女αの生態が気になって気になって、それどころじゃありませんでした!!他作品で女αのtnkも腕くらいあると読んでいたので、それは見せてくれんのか!?付いてない?女αがカチカチしているのはお道具?ペニパン?いやでも射精してるし、どうゆう構造!!(実際は、ドアノブの鍵でした…頭も目も悪い)で、いつもは読み飛ばしている、冒頭のオメガバ説明文を読んで、構造が変わるのね…と一旦、落ち着く。もっとエゲつなく襲ってくれた方がいっそ楽しめるんですが(鬼畜)求められる要素ではないですよね…その後の、好きでもない人の子供を妊娠しているかもしれない恐怖、中絶に悩む姿も求めていませんが…そういう困難を二人で乗り越えるのが見どころなんでしょうね。愛を深めるよ要素になってるのが複雑な気分…
女αに襲われた時、叶汰を求めている姿には、あれ?もうそんなに絆されてたんだ?と驚き、事件を乗り越えるだけの想いの強さがあったのも驚き、既存のオメガバ設定にも振り回されちゃいました。高校時代に叶汰が体育の途中で倒れたのも、オメガバだからヒートに充てられてトラブった?と思ったけど、そんな描写もないし、なんだったんだ?とモヤモヤしながら読み進めたり、番になるために噛むシーンもあれ?ヒートセックス中じゃなくても良いんだ…とか。心臓に重病抱えているのに体育やれるんだとか、海外で受けなきゃいけないほどの難病なのに…とかは、まぁ細かいとこは良いやとスルーできたんですが…タイトルにエゴイズムが入ってるだけあって、エゴで相手を傷つけたり自分の首絞めたり、なかなかの身勝手さにときめけずも、ヘビーなトラブルも2人の愛の力で乗り切って明るくまとまっていました。

0

意外とよかった

Kindleで読み放題になっていたので読んでみたのですが、想像よりかなりよかったです。

絵もストーリーもエロも良いのになんで読み放題だったんだろうと最初は思いましたが、今となってはわからんでもないです。飛び抜けて絵が綺麗なわけでもエロいわけでも設定が特殊なわけでもなく、印象にはあまり残らないと思います。良くも悪くも小綺麗にまとまってるなという印象。

でも頻繁に読み返すのってお気に入りの作品よりもこういう安定感があって「程よく好き」な作品だったりします。
(事実、私も短期間のうちに2〜3回読み返しています)

何度も読み返す作品に出会いたい方におすすめです。

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