ボタンを押すと即立ち読みできます!
坊っちゃん、 躾(しつけ)のお時間です。
ととふみさんの作品は初読みだったのですが、綺麗で可愛らしい絵柄とストーリーがとても好みでした。
受けの子が攻めに怒られたり、甘やかされたり、成人済みなのに子供扱いされる姿がキュンッとしました。本当かわいい受け...!!
そして、包容力抜群の攻めとのやりとりがいい!
受けのことを小さい時から親代わりにずっと面倒を見てきたので、兄のように寂しがりやの受けを慰め、母のように見守り、それでいて父のように夜遊びする受けを叱り...愛されているなぁと思いました。
個人的に、勝手に開けたピアスの消毒のお世話をされるシーンが特に好きです。くすぐったくてケラケラ笑う受けが無防備で愛しく、そのあと「ニップルピアスあけようかな?」と服をたくし上げ一生懸命に攻めを誘惑する姿がエロカワでした。
攻めは受けが小さい時から手を出さないよう必死に我慢してたのかな...そうだといいなと思うのでした。
1巻完結で2カプ分のストーリーが入っているので、短いしスト重向けではないかなと思いつつ執事物ということで購入しました。
結果良い意味で予想を裏切られました!
1巻完結のものは話の展開にねじれや違和感があることが個人的には多いのですが、こちらはそんなこともなく、スッキリと纏まっていて読みやすかったです。
展開が早い所はありますが、ページ数を考えるとちゃんとしている方だと思います。恋愛感情を抱くまでの過程をしっかりみたい人には向かないと思いますが、2人の関係性や一緒にいた時間を考えるとそこまで大きな違和感も感じないので、ストーリー自体に集中して読めます。
あと絵がとっても綺麗!表情もとても豊かで生き生きしています。もちろんえちシーンも完璧です笑
執事とお坊ちゃんのお話が刺さりやすい方には特におすすめです!
執事もの(主従もの?)が2作品収録されてました。ドS執事×放蕩息子坊っちゃまと、バイオリンの貴公子×天涯孤独幼馴染執事。
どちらも勢いがあってお互い片思い拗らせていて、早くくっつけ〜と祈る感じでした。当て馬等も無く、スっと読めました。暗くなりすぎず、かといってきちんと葛藤も描かれていてよかったです。
タイトルになっているメインのお話は、最初執事が坊っちゃまの策略にハマらず、坊っちゃまを慰めるだけでおわるのですが…その後の執事の行動で想いがあるのだと分かるし、2話以降での坊っちゃまを思ってする行動の数々に両片思いを確信できるのでよかったです。ただ、執事さんお幾つなの!?年の差いくつ!?という謎は残りました。
後に収録されている作品は、世間的に貴公子と呼ばれ海外留学していて帰国してきたバイオリニスト坊っちゃま(実は超内気)×元気だけど実は天涯孤独な幼馴染執事。
可愛らしい誤解の数々が積み重なって、エッチな展開になるのに、認識のズレでスンナリとはくっつかない!読んでて焦れったくなりつつ、可愛らしい2人(&老執事)に癒されました。テンポよく進む、ラブコメ感の強い作品で個人的には非常に好みでした。
執事や主従ものが好きなので非常に満足しました。
執事長×ぼっちゃんと、ご主人様×執事(幼馴染)という、一冊で二度美味しい本
坊ちゃんは本当は真面目な良い子なのに、寂しさから悪い友達と連んでいて、ある日執事に媚薬を盛ろうとして、でも全然様子が変わらないので「ニセモノ?」と思い自分で飲んだらめちゃくちゃ効いちゃった!というとこから進展します。チョロ可愛♡
幼馴染は両片想い。久しぶりに再会したらお互い大優勝な成長ぶり。一見クールな攻の「受ちゃん可愛すぎてやばい///」な表情がとても良いです
思ったよりどっちもエッチなシーンが駆け抜けてるのが残念
2組の主従カップルが収録されていて、執事繋がりとはいえ、相互スピンオフとはなっていません。
◾️表題作「執事が眼鏡をはずす夜」
ムッツリ執着執事 × 天然健気ご子息
この2人の年齢差がとっても気になる!執事の緋辻(ややこしいなっ!)は、ご主人の幸之助さまがご幼少のみぎりから執事だったみたいなので、相当の歳の差を感じられるんだけど、クラブで目立つ程の美麗さだったりするので、そーんなに離れて無いかもしれないし。幸之助は多忙な両親に構って貰えない寂しさを緋辻の優しさで埋めていた事もあり、この頼りない子供はすっかり緋辻に依存してしまっている。という危険な関係。
そんな幸之助の思慕を知ってか知らずか。素っ気無い素振りの緋辻だが、幸之助さまに対する独占欲は凄まじく。特に、クラブで貰った媚薬をウッカリ飲んでしまった幸之助さまの熱を治める為にイカせまくった後、お世話係のメイド達を睨みつけ、幸之助さまを姫抱っこして寝室に連れて行くとか。寂しさゆえにピアスを開ける幸之助さまに激怒‼︎ とか。身体に傷を付けた事よりも、その裸を誰かに晒したという事が緋辻的には許せないんでしょうねぇ。
それなら夜な夜な幸之助がクラブで遊ぶのをやめさせて欲しい…。とにかく絶妙にズレた執着ぶりなのだ。
米国から一時帰国した父が幸之助を連れて行こうとしてもギリギリまで 「幸之助さまのお幸せの為に」などと言って身を引こうとさえする。全部全部幸之助に選ばせる(様に仕向けている)というのが何だかなぁ。
◾️「ミツ恋執事」前後編
私は同時収録のこちらの方が断然好き。
ド天然ヘタレバイオリニスト × ド天然健気執事
どっちも天然過ぎてラチ開かない。幼馴染で主従。幼い頃から渡利は主人のご子息・晃成が好き。けれどずっと一緒にいる為に、恋心を封印して執事になる。そんな事とは知らない晃成は晃成で、渡利に相応しい男になるべく頑張って来たのだ。ある夜、久々に会う渡利の為にイタリーから取り寄せたドルチェを楽しもうと部屋に呼んだが、結果、2人の関係は進むどころか何もかもすっ飛ばしてしまう。このシーンの渡利視点と晃成視点のギャップがあり過ぎて。めっちゃ面白かった。勿論晃成視点が好き。生の渡利が可愛過ぎて昂まり過ぎ!その荒ぶった昂まりを躊躇無く口に入れてしまう渡利も天然過ぎ。それ通常執事業務じゃ無いから‼︎ 晃成に忠実な爺や・榊さんが事の顛末を全て見守ってるという可笑しみ。お赤飯炊いちゃう。ちょっとした言葉の行き違いにヤキモキしますが、ちゃんと晃成が恋人らしく愛を告げる、という男前さを見せるので。表題作よりもずっとホッとさせてくれます。
興奮して雄味溢れる晃成さまの「ふーっふーっ」言ってる様も素敵です。
描き下ろしは表題作の緋辻と幸之助さまのラブラブエッチ。