ぱるりろん
「静かにことばは揺れている」の番外編SS。
崎谷先生御自身がオメガバース設定で書かれたパロディです。
時系列的には、「静かにことばは揺れている」と「爪先にあまく満ちている」の間で、寛くんが中学生の時にあたります。
元の作品にはオメガバース要素はないので、この設定は本作限りですし、今後グリーンレヴェリーのシリーズが出たとしても引き継がれない、単体のお話として充分に堪能しました。
オメガバースで短いお話とくれば、描かれるのはまあ発情期なのですが、乙耶くんの色気がものすごくて、可哀相なくらい可愛くて、とてもよかったです。
違う世界観のパロディとはいえ、「静かにことばは揺れている」のキャラクターの数年後であることに変わりなく、こんな風にお互いを思い合って生きてきたのか、ということも窺えて、満足度がとても高かったです。
個人的には、幼少期に良い子過ぎていた寛くんがどういう中学生時代を送っていたのか興味があり、その辺りもチラ見出来たのが御褒美のようでした。
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