心臓がふかく爆ぜている

shinzou ga fukaku hazeteiru

心臓がふかく爆ぜている
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神11
  • 萌×221
  • 萌21
  • 中立6
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
24
得点
208
評価数
62
平均
3.5 / 5
神率
17.7%
著者
崎谷はるひ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
志水ゆき 
媒体
BL小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
発売日
価格
¥619(税抜)  
ISBN
9784344817906

あらすじ

地味で大人しいサラリーマン・齋藤の前に現れた大手企業から転職してきたかっこいい降矢――次第に惹かれる斎藤だったが…!?
出版社より

表題作心臓がふかく爆ぜている

大手から転職してきた一見完璧なノンケ・降矢信仁30
実は有名なプロデューサーの地味なゲイ・斎藤弘30

その他の収録作品

  • スローフード
  • あとがき

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数24

ネガティブな地味受がかわいい!

表紙を見た時に、「受にオーラがないな…」と手を出すのを逡巡しましたが、
崎谷先生だし志水先生だし、ということで買ってみました。
そして、おはなしを読んで納得しました。
表紙とあらすじだけではわからなかったのですが、受は地味っこです。
攻は見た目もよくて仕事もできる「いい男」なんですが、
二人ともそれぞれコンプレックスがあって、
人間らしい、皆がもってるようなささいな欠点があって、
それらから来る諍いが、諍いなんですけど「必要なんだな」って説得力があっていいです。
受が結構ネガティブで卑屈なとこがあるので、それを許容できればとても面白いと思います。(あたしは感情移入して喧嘩するところとかぼろぼろ泣いてしまいましたけれど)
そして地味な彼がとてもかわいいです^^
外見がコンプレックスのため謙虚なところが私はきゅんとしました。
あと個人的に謙虚なのに三十路ってところがさらにいいです^^

舞台になる会社がハーブやアロマ関係のおはなしなので、そういう意味でも癒されるおはなしです。
途中受けがぐるぐるしてシリアスが挟まれますが、基本的にほっこりしました^^

あと、崎谷先生にしてはエロは普通、というか軽め、ですかね?
崎谷先生にしては、という感じなので全体的に見れば普通ぐらいだと思います。
えろいことに変わりはないので、物足りないことはないと思われます^^

5

癒やし

人間関係のごたごたした気持ちをふっきるため、手持ちの恋人関係重視系BL小説再読!
気付いてみれば5年ぶりの再読でした。
買った当時は…当時の人間関係に悩まされてました(笑)ナツカシイ

初見ではあまり派手な大恋愛でもないし、少し心理描写の深い恋愛小説くらいに思っていたのですが…
再読した今、この作品は「特効薬」と感じてます。


考えの攻撃ベクトルが全て自分自身に向いている。
それは作中の受けの性格でも、私自身の性格でもあります。

目の前には理想とかけ離れた泥臭い現実しかないけど、恋愛に夢をみてしまう
「ペシミスティックすぎて言葉がまっすぐ伝わらない」

そんな受けに感情移入しながら読み進め、ふたりの成長とラブラブを読み終わる頃には心が浄化されていました。


崎谷先生は、私たち(あえて複数形とさせていただく)の傷を舐めて癒やすのが非常に上手い。
ケンカして、お互い言いたいこと言って、また元に戻れる…弘と降矢のキャラクターだからこそ描けるテーマなのだと思います。
私もそういう人に出会えると信じさせてくれる。
それが崎谷作品の「癒やし」効果、特効薬なのだと思っています。


あと、えっちが濃いです(笑)
これも崎谷先生のデフォルトですね。
さいごの「完全なマクロビオティック」が云々の件、若干変態っぽいけれどこれくらいの言葉責めは大好きです(笑)

4

男運のない男が、幸せになる話

こちらのシリーズ、一作目の作品なのに、以降の3作品を先に読み、最後にこちらにたどり着きました。
なので、斎藤と降矢が無事付き合いをしている事を知った上で読みました。
ゲイで男運のない、地味な顔の斎藤が、過去の彼氏らにされてきた事や、その事での自信の無さを知ると、不憫で。。。
降矢との付き合いが始まっても、普通の付き合いをしたことがない斎藤は、何をするにも悪い方へ考えてしまうし、え?!っていう事も言い出すし(1人でレイトショーとか)、もう誰か助けてあげて~と思います!
挙げ句に、降矢が色々と忙しくなってしまい、浮気疑惑まで。斎藤目線で読んでいるので、降矢が悪い!と感じてしまいますが、結局はお互いの嫉妬からで。仲直りも一筋縄ではいかないのが、面白さかなぁ。

不憫な受って、あまり好みではなかったのですが、斎藤はどん底過ぎて、応援したくなるタイプで、可愛さもあり良かったです。

2

じんわり沁みます。

3大!!崎谷さん作品と勝手に個人的に思っているのは、
本作「グリーンシリーズ」「不埒シリーズ」、「不機嫌シリーズ」なのですが、
読み返し、やはりやかったので、レビューをさせていただくことにしました。

ロハスやアロマなど人を癒すことにおいては
人よりも知識があり、他には無い能力があるんだけど、
ネガティブで、恋をしても、ダメ男ばっかりにひっかかり、
恋愛もうまくいかない。
そんな受の会社に中途で入ってきたのが、イケメン攻!
このイケメン攻は、外見はイケイケ(死語?)に見えるのに、
実は、繊細というか、純なところがある。

そんな2人の恋のお話なのですが、
仕事のお話がアロマとか人をいやすお話だからなのか、
タイトル通り、静かだけど熱い思いがある物語でした。

1

私好みのカプなんだけれども‥

イケメンハイスペック攻様×経験はこなしてるけど恋愛にはウブな受様。

対象的なカプって上手くいってるときは、
パズルのピースみたいに、欠けてるとこが埋められる幸せを感じるけど、
ひとつ歯車が違えるとタロットの正位置が逆位置になるみたいに
狂っていくんだよね‥しみじみ。

両想い後の言い争いは‥ある意味修羅場なんだけれども‥
作品が斎藤目線なのもあって、
悪いのは早とちりした斎藤みたいになってますが、
果たしてそうなのかな‥ともやもや。
私自身が「うじうじ」タイプなので、
どうしても斎藤に共鳴しやすいところはあるのですが、
降矢の言葉もいろいろヒド過ぎると思います。
私だったら、仲直りしても根に持ってしまいそう。

元カノの相談にのるけど、詳細は話せない。
デートもキャンセル、メールの返信もなし。
それで「俺のこと信じられないの?」って、信じられるかぁ!!

「面倒くさい」の承知で口説いたんなら、
もっと言葉のチョイス考えようよ。
営業なんだから、本来得意だと思うんだけど。そういうの。

5

ポジティブ×ネガティブ

「地味受?それならこれがあるよ!」と友人に勧められたので買ってみました。

なにこれ萌えた。
斎藤がエロ可愛くてきゅんきゅん。降矢がいい男すぎる…たまらない。

地味受こと齋藤のマイナス思考が斜め後方にかっとんでも降矢(攻)が理解を示そうとしてくれるのがいい。
包容力あるな~。精神的に抜群の安定感がある。
その割に、仕事失敗して落ち込んじゃったりするのがかわいい。
失敗と言うか、三十って言ったら仕事が面白くなり始めると言われる頃で結果も出して自信もそこそこある男が同じく同年代の男にはねつけられるんだけど、まあそりゃ落ち込むよね。
でもそれをゆる~くフォローというか、彼の自尊心を突かずに保育園の先生みたいに「うん、そうだね。でもこういうところもあるんだよ。ほらね」と教える齋藤がいい。
ていうか、なんかわからんけど齋藤が可愛い(結局それだ…)。

で、中盤でこの人たち出来上がっちゃうんですが、中盤でこれということはこの先きっとなんかあるよねーとざわざわしながら読み勧める。

来た。
来ましたよ。

すれ違い喧嘩!

この言い合いがリアルだなー。
私は思考回路が齋藤よりなので、齋藤の気持ちがわかるんだけど、降矢はポジティブシンキンなので齋藤の思考に「はあ?」となる。
わかるよ。「はあ?」ってなるよね。
でもネガティブシンキンはポジティブシンキンの「はあ?」がムカつくし傷つくんだよwww

でも自分たちの考え方の違いとか、己の欠点とかを自覚して真逆の思考回路の相手に整然と説明できる、という手法が取れるのが降矢の最大の強みかもしれない。
理路整然と「俺はこうでしたけど齋藤さんもこうでしたよね?」となって「うるさいムキー!」となる齋藤がかわいい(こればっかりだ)。
「あなたがこうできないのはわかります。でもおれもこうできません」と言えるのがすごいね。
あと男女の同年代だと有り得ない「齟齬のなさ」がある意味リアルかもしれない。

4

攻めがいい

どうしたんですか、先生!
リアルで恋愛でもしてるんですか?って思ったくらいなんかリアル。

最近、砂原作品ばっかり読んでたから特にそう感じたのかな?

舞台はオーガニック製品ブランド業界。
攻めは大手から転職してきたイケメン。
受けはうじうじを通り越して卑屈。
自分に外見のコンプレックスがある受けは最初は攻めに苦手意識があるんですが外見と内面のギャップに惹かれていき、無事付き合うことになるんです。でも自分に引け目がある分、受けは素直になれないんですよね。
で、すれ違いが生まれるという。

攻めの降矢がいいです。
崎谷作品の攻めって、すごく行動力があったり、ありえないほど包容力があったりするじゃないですか。
でも降矢は等身大な30の男性です。拗ねるし怒るし迂闊だし。あ、でも実際には存在しないくらいには完璧ですが。
受けとタメなだけあって、二人とも同じ目線で恋愛をしている気がします。

そこが好感持てます。

受けはうじうじしすぎですね。
もっとしっかりしなよ!って思いますがしっかりしてたら話が進みませんかから(笑)

あと崎谷作品にしてはエロ描写が軽い。いや、やってることはやってますけど、簡略されてます。でも濃厚さは充分伝わりますが。

一つ残念だったのは、せっかく志水ゆき先生のイラストなのに綾川社長のカットが無かったとこですかね。
でもこの人出たら主役達食っちゃうでしょうから。
スピンオフでは見れるんですよね。
まだ読んでないので、是非読んでみたいと思います。

3

くっついたり離れたり

じれったくてイライラして「もう勝手にしろ」
と言いたくなるような二人なのに目が離せない・・・
そんなお話でした。

地味でおとなしいゲイの弘は、大手企業から転職してきたイケメン降矢と
付き合うことになるが・・・
なんでもマイナス思考の弘とプラス思考の降矢
今まで真っ当な恋をしたことがない弘が
降矢に夢中になりながらも、自分の気持ちが日々UP、downして
自分自身でもうまくコントロールできずに年甲斐もなくあたふたする。
とっても好きなのに、すごく愛してるのに口から出るのは
それに反した言葉だったり、気持ちとは違う行動をしてしまったり
年齢の割には心は幼い弘に対し、男らしい降矢は自分を信じて付いてこいタイプ。

些細なことでお互いの気持ちにすれ違いができ
小さな亀裂が徐々に大きな日々になり、そして割れる・・・
そしてその亀裂を自らが大きくし思いきり叩きつけて割ったのは
弘であり降矢であり・・・

降矢が元カノの相談にのっていることをわかっていても
何度も何度も予定をキャンセルされたり、挙句の果てには
追い返されたり・・・
合いカギ渡しといて、あれはないですよね。
あそこまで派手な喧嘩すると、逆に清々しいとさえ思えてしまう。
弘もさすがにあそこまで見てしまえば、ああなっても無理はないと
なんとなく同情してしまい、降矢に対しそれはないでしょ?と思えてしまいました。
本当はお互い簡単に離れられないと心の底では思っていても
弘のお得意なマイナス思考がどんどん悪い方へと動いて
肝心な時に肝心な行動がとれない。
でも、それって誰にでもありうることなのかな・・・とふと思いました。
誰かに夢中になり、その人だけしか目に入らなくて
好きで好きで、この気持ちをどうしたらいいかわからない・・・
そんな時に元カノを自分のマンションに連れ込んでいるところを見たら
誰だって頭に血が上ります。
弘があれだけ爆発できたことの方が、良かったのかも

割と長いお話で、いろいろな場面がありますが
自分的には、降矢がクリスマスの約束を元カノ優先にし
マンションに一緒にいるところを目撃した弘が切れて大喧嘩になる
あのシーンが、やじ馬的観点で覗き見しているようで
一番盛り上がりました。
というか、本人たちは修羅場だったのでしょうが笑えました。
そして、お互いの本音に胸が熱くなりました。
あまりにも弘が必死で可愛くて・・・
そして、降矢の気持ちが真っ直ぐで真剣で・・・

二人のHシーン結構あるのですが、一番「おー」と思ったのは
初めて降矢が弘の中に入った時に言ったセリフ。
「ここって突き当りがないんだ。ぜんぶ、どこまでも入る感じ・・・」
なるほど、たしかに突き当りないわね・・(笑)
あまりに素直な感想で、感心してしまいました。

かなりイライラする二人でしたが
最後にはそのイライラ感が心地よくたまらない・・・
喧嘩のシーンは何度も読み返しては、きゅんとして笑ってます。

3

納得のいくネガティブ受けキャラ

日々の生活に疲れてきたら、絶賛崎谷さん再読期間に入るという私的ルーティーン。
最近崎谷さんの完全新作に飢えに飢えているので、1つ1つ再読して書いてないレビューを。

癒しを求めているとき、疲れたときは無意識にこのシリーズを選んでしまいます。ヒーリングやリラクゼーション、ロハスにスローフード。リア充を謳うセレブ達のステイタスとかSNSのネタくらいにしか思ってない私でも、疲れたな~と思ったらグリーンレヴェリーシリーズのこの作品と、もうひとつ、『静かにことばは揺れている』を読んでしまう。

特別好きなシリーズではないのですが、ダメな男にひっかかっては傷ついてきた自分に自信のない斎藤がまたダメ男に失恋して、同じタイミングで転職してきた降矢と出会うところからお話がスタートするので、彼が社長である綾川や相手の降矢の支えで少しずつ前に進んでいく姿を読みながら、自分的にも浮上のきっかけを探す感じです。

結構早い段階でふたりはくっつくのですが、その後に色々すれ違います。ただ、これって降矢の言葉の足りなさとか優先順位の度合とか八方美人なところがかなり災いしてると思うし、ネガティブな性格の斎藤が云々てことでもないかな、と。ハイスペックで気遣いのできる(と思われていた)降矢にも、もう少し修行が要るのかな~(笑)

崎谷さんの作品の中に数多存在するネガティブ受けの中でも、斎藤は読むたびに評価上がるキャラです。最初は「どんだけネガやね~ん」とか思っただけだったけど、尽くすキャラの根底にはこれまでの経験とか信念とか、亡くなった彩花に対する思いとかもあって、納得できるんですよね~。

『俺に夢を見ないでほしい』『ぐずぐず言われたら面倒くさい』って言われたら、その後何を言われても私なら立ち直れないかも~(T_T)しかも元々ノンケのイケメン彼氏に!

まぁ結局はお互いの気持ちを再確認して、ラブラブ一件落着なんですけど、あぁ斎藤はやっぱりこの先もウジウジしながら生きていくんだろうな~と思いました(笑)同棲することになって、どんな夫婦になるのかな~。。。幸せになってほしいな~って思える作品です。

3

なかなかいいカップル

崎谷さんの地味受でここまで卑屈なのは初めて見ました。笑
が、少し共感するところもあり、頑張って欲しいとは思ったんですが若干乙女すぎてイライラ…。もう少し芯が強くなっていく様も見たかったな、という感想です。
攻めの降矢はまさに「肉食系男子」で、これもこれで、今時いないなあ、と思わせるドリーム感はありました。
降矢の気持ちは男の我儘、斎藤の気持ちは女の我儘といった具合にかなりリアルっぽく書いているのですが、どこかドリームに感じてしまうのが良さです。

二人が大喧嘩をしているときの、降矢の厳しさが好きです。
私だったらあの厳しさで惚れ直してしまうところですが、斎藤は逆に考えてしまったので、面白いなぁと思いました。
感情が色々と二転三転するので、感情的に考えたいときにはお薦めの一冊です。

2

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