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仕事、子育て、家庭環境の問題。それぞれがしっかりと書かれた作品です。
でも、重すぎず幸せな気持ちになれるお話です
最初は綾川のオラオラな感じや見た目に引きましたが、なぜ彼の周りには良い人たちが集まるのか、それを感じさせるように、徐々に人柄や優しさを書く崎谷先生が素晴らしいと思いました。
白瀬の色気には、私もクラクラ!
丁寧語で返すのが、たまりません!
途中、何でそんなに頑ななんだ?!と、モヤモヤしましたが、そこもしっかりと納得できる書き方で、ホント満足です。
BLに、子どもが出てくる話は、少し苦手意識がありましたが、表紙の寛くんにキュンとして、あの口調にやられました(笑)
すべてひっくりめて、ハッピーエンドな作品は、ホントに読み終わって幸せになれます。
エロさもあり、本番してなくても、鼻血噴きそうになりました。やっぱり白瀬が妖艶だからかなぁ。
最後にちゃんとできたことも、私的に満足です。
なんか、いつもと雰囲気が違うなー、と思ったら攻め視点でした。他にもきっと攻め視点の作品はあるのでしょうが私が今まで読んだ崎谷作品は多分全て受け視点だったので、なんだか新鮮でした。
攻めも男気のある方で良かった(^^)恋愛がうまく進まなくてぐるぐるしている様子がなんだか可愛らしかったです(笑)受けの過去が露わになったくらいから、ガッツリ男らしさ全開だったのもステキでした。こう、と決めたら潔かったですね。どなかたかも書かれていたんですが、私も最近ここまで男らしい攻めには出会えていなかったので、ここらで出会えて良かったです(笑)
受けの過去については…これはまた判断難しいところですねー(^_^;)
いまどき、あーゆー習わしの家もあるのか?と思うけど、多分あるんでしょうねぇ。
しかし、祖父の独断と偏見には呆れちゃいました。
300年も続いてる老舗だからこそ、バカボンボンな弟みたいなのに任せちゃダメなんじゃん。それを全部自分の鶴の一声で決めちゃって、それが発展する采配ならともかく自爆って(汗)
経営手腕はすごいのに、人を見る目がないんじゃ先が危ぶまれますね。
乙耶には、これを機会に幸せになってほしいなぁ。まぁ、この親子なら大丈夫そうですけどね(≧∇≦)
しかし、寛のしゃべり方が日曜日の某国民的アニメの3歳児のようでしたね(^_^;)
最後まで疑問だったのは、なんで寛が初対面からあんなに乙耶に懐いたかなんですけど…最後の方にちょろっと書いてあった、ライジンピンクに似てるから、が事実なんですかね?
できればもっとちゃんとした理由が欲しかったけど…それでも十分面白かったです。
さらに心臓〜カプも沢山出てきたので、嬉しかったです☆
内容的には萌え×2よりの萌えなんですけど、弘がちゃんと幸せそうだったので、オマケで萌え×2で。
スピンオフなど、周りの男子達が幸せになっていく設定好きにはお勧めですw
受け様は家庭事情がかなり可愛そうな方で
かなり苦労してきたのか年齢からしてもしっかりした人だったのですが・・・
まあボロが出てきたら、強気な感じの様で・・・つかめないキャラです
攻め様は、息子の為に女装していましたがそろそろ辞めようかとしています
社長設定なので仕事面ではシビアでつかみどころがないような感じですが
出来る男ではありますが、どこかの英国紳士的なきっちりタイプではありません
受け様、攻め様共にもともとノンケです
とにかく、仕事の内容とかがきっちり書かれており読みごたえがあります
面白かったです。
恋愛物というよりは家族物。一瞬で燃え上がる恋よりじわじわ温まる愛情の方が好きなので、より楽しむことができました。受にいたっては攻を理想の男として崇め、父性を求めているふしがあります。
攻がまたかっこいいんですよ。淋しさを胸に秘めて生きているタフなお父さん。半身だった奥さんを亡くしてもう二度と完全な自分になれないであろうことを自覚しつつ、奥さんの忘れ形見である一人息子と会社を守るためだけに生きています。
受は男性としての尊厳を奪われてしまった哀れな人です。失われた命を悼んでひたすら善行に励む様はまるで出家者のようです。でも、人間だから幸せになりたいわけで。憧れていた攻から差し伸ばされた手をおずおずと取る姿に胸がキューンとなりました。
崎谷作品は辛い経験をして色々なことを諦めかけていた人々が恋することで幸せになろうと頑張ってみる話が多いですね。
実は、この作品、図書館で借りました(驚愕)。
今日び、BLって図書館に置いてあるんですね。びっくり‥。
さて、「グリーン・レヴェリー」シリーズ2作目。
女装やもめだけど実はイケメンの社長綾川のターンです。
4年前に亡くなった奥さん一筋だった綾川が、
たった一度した浮気が原因で、
女性には食指が動かなくなったからと言って、
じゃあ男ってなるのはどうなんだろう??
↑もっとも、綾川本人も同じこと言ってますが‥。
あと、個人的にひっかっかっちゃたのは、
口説き始めた途端、それまで丁寧語だったのが、
相手を「おまえ」呼ばわりしだしたことです。
名前を呼び捨てとかは、全く気にならないのですが、
突然の「おまえ」呼びは、ちょっとな。
「豹変」って感じで。
もしかして、わざと狙ったのかもしれないですが。
あまりの違和感に数ページ戻って読み直したくらいですから。