落ちぶれた元アイドルと年下敏腕マネージャーの、 業界ラブストーリー♡

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表題作ラストチャンスを君と

五条晃典
落ちぶれた元アイドル
門井幸也
新人マネージャー

同時収録作品Spice

市井ケンジ
27歳,カレー店のオーナーシェフ
岡野柊一
31歳,常連客,詩人で作詞家

同時収録作品雪とガラスと恋もよう

(仮)啓介
(仮)天野智也
ガラス工芸家

その他の収録作品

  • 君となら、 前編・後編
  • リトル・バケーション
  • ラストステップまであなたと
  • ふたりのライン
  • 門井くんが風邪をひいた日(描き下ろし)

あらすじ

絶頂を極めたものの、
いまでは落ちぶれてしまった元アイドルの五条。
スキャンダルを経て仕事のやる気も
すり減った毎日に、
ある日新しいマネージャーがあてがわれた!
社会人経験もない若者かと思いきや、
そつのない仕事ぶりで現場受けも上々だけど、
なぜか五条には生意気で手厳しい。
はじめは反発していた五条だけれど……!?

作品情報

作品名
ラストチャンスを君と
著者
三池ろむこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
ISBN
9784199608346
3.9

(12)

(4)

萌々

(5)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
46
評価数
12
平均
3.9 / 5
神率
33.3%

レビュー投稿数2

執着○○って珍しくないですか?(無言でそっとイケオジ本棚に収納した。)

ところどころ作画が…と思ってしまうけど、それでも内容がいつも大好きで、ついつい読んでしまう三池ろむこさん著作。
今回も「なんでこの表紙、こんなに腹がふくれとるんや…」という箇所が引っかかって、手を出してませんでした(そこかぃ!w)。
でも今回の30%オフで無理だった。買っちゃうよね~、まんまと出版業界の戦略にハマるわたくし。

全部で以下③作品が収録されていて、表題作が全体の約8割(156ページ)+短編が2つ(26ページx2)収録されています。

①表題作「元アイドル、落ちぶれタレントx新人マネ、かつ甥」の芸能BL。
すでに1話最後の「二ヤリ」x2人分がめちゃくちゃ良かったです。
やっぱり攻めは元アイドルだけあって、イイ男ですね。
タレ目には中毒性あるから気を付けろって言われてるのに…(←我が家の家訓)。
2度目、3度目の「二ヤリ」、「ちゃんと休めよ?」の顔、ふと見せる真面目な顔、etc. すんばらしいです。
まさにこれはイケオジ本棚に入れるべき若いイケオジ。
「頭がいい奴は好きだ」攻めが受けに惹かれるのと同じタイミングで、私もクールで真面目な男らしい受けがキャラとして好きになっていました。
執着攻めはよくあるけど、執着受けってのも珍しくて良い。
なのでそういうのお好きな方に特にオススメです。
とにかく若いイケオジに(私が)完敗なので、おまけの☆5。
女性がほんのちょっとだけ絡みますが、全然下心も害もないので、安心して読み進めてください。

②「カレー屋店主x常連の詩人・作詞家」。
作った料理キレイに残さず食べてくれる人って嬉しいですよね…!料理もカレーも大好きなので感情移入して読めました。

③「(仮)短髪、年下ワンコx(仮)黒髪、ガラス工芸家」。
スノードームが繋ぐ恋。

以上、イケオジ好きさんは必読ですよ!

0

プライベートも仕事も。君さえいれば。

うーん。何ともゆるい芸能界もの。元アイドルで、現在活躍がイマイチな五条さんは、そうは言っても何とか芸能界に生き続けている。そんな五条さんにもっと活躍して欲しいとばかりにマネージャーを志願して来る幸也。幸也のクールな頑張りで、だらしなかった五条さんの生活は整えられ、仕事にも好影響。少しずつ忙しくなって行く。なって行くんだけど…。
いかんせん五条さんは小者なのだ。大スターの器では無い。もちろんこれは漫画。漫画なんだけども。そこはほら、夢見させて欲しいじゃない⁈ タレント業より俳優のが偉いとかは全然思わないんだけど、何かもぅ、華やかさが無い‼︎ 五条さんは結構いい男に描かれているので、それがちょっと残念でした。美人女優とラブシーンとかあって、クールな幸也が嫉妬するとか。そんなベタベタな展開も期待したんですよねぇ。
もちろん幸也も五条さんの事が大好きなんだけど、彼はクールに仕事とプライベートの線引きを怠らない。年上で、大人の筈の五条さんの方がイチャコラしたいし。何だったら必死なんです。それはそれで、可愛いんですけどね。
エッチは必死過ぎる五条さんがネチッこそうで良い。

同時収録はいずれもショートストーリー。
◆「Spice」
いつも自分の作ったカレーを綺麗に食べてくれて。「本当にうまい。」と言ってくれる客、岡野に惹かれていく市井。市井はゲイだが、岡野はそうでは無い。
しかし、するりとその壁は越えて行く。
短過ぎて残念。

◆「雪とガラスと恋もよう」
綺麗なものと、こと。それだけで紡がれていくような優しさ。雪とガラス、それはスノードームのこと。大きなガラス窓越しに降る雪を見る2人が、大きなスノードームの中にいるみたいだ、というシーンが美しくて好き。

巻末には表題作の番外編、BLの定番、風邪っぴきの看病なんだけどー。「体もふいとく?」と、ニヤつく五条さんに「…大丈夫です。」と、すげなく断わる幸也。あーん、そこは拭いてもらってエッチにもつれこもうよぅ‼︎ と、最後の最後までゆるく寸止め感半端なく終わるのでした。

5

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