好きって言ってくれたら嬉しいな…だめ?

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ほしの動物園恋物語 2

hoshino doubutsuen koimonogatari

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表題作ほしの動物園恋物語 2

ジン,キリン
ススタケ,トビ

同時収録作品ピノとジャン

(仮)ジャン(羊)
(仮)ピノ(羊)

同時収録作品ルビィとラウル

ラウル(フクロウ)
ルビィ(ルリビタキ)

その他の収録作品

  • ススタケとジン(描き下ろし)

あらすじ

動物園を舞台にした超癒し系アニマルラブライフ♥シリーズ第2弾!

美大生の栗原は昔から動物が人型に見え、話ができる。
人とのコミュニケーションは苦手だが、「ほしの動物園」にスケッチに通っているため動物たちにとってはよき相談相手だ。
そんな彼が見守るのは、包容力抜群のキリンと周りになじめず苦しむ野生のトビの秘密のランデブー、迷える子羊たちのアプローチ大作戦、さらには一匹狼なメンフクロウとルリビタキのドタバタ捕食系ラブ…!? など様々な恋模様♥
あっちもこっちも純愛だらけ!
読めば必ず癒される、動物園を舞台にした超癒し系BLシリーズ第2弾♥

作品情報

作品名
ほしの動物園恋物語 2
著者
小山 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
シリーズ
ほしの動物園恋物語
発売日
ISBN
9784796413794
4.1

(42)

(14)

萌々

(21)

(7)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
5
得点
175
評価数
42
平均
4.1 / 5
神率
33.3%

レビュー投稿数5

癒やし度MAX!この動物園に行きたい…。

評価は神寄りです。
栗原くんと岡くんの進展もみられるかな?と期待してたけれど
全くフォーカスされなかったのが悲しいもので…;

けれど空気感は1巻と全く同じ!
癒やされるしニコニコが止まらない(﹡´◡`﹡ )
相変わらず浄化作用があってホッと落ち着く+゚。*
ほのぼのまったりした動物たちの恋模様が楽しめました♪

◆ススタケとジン(2話+描き下ろし)

おっとりしたキリンのジンと、野生のトビ・ススタケのお話。
飼われている動物と野生の動物の対比がとても良かったです!
大らかで動物付き合いも良いジンは物知りだけど、見える景色は動物園のみ。
野生で飛び回るススタケは自由に生きられるが、日々戦うのに疲弊していて。

警戒心バリバリなススタケが最初はジンと距離を取っているけれど
少しずつ気を許していくのにニヤニヤしました…!

擬人化ver.もいいですが寄り添ってる時の動物ver.が好きッヾ(*´∀`*)ノ
木の上で休むトビに顔をくっつけてるキリンさんですよ。
こんなんリアルでみたらあまりの可愛さに興奮するわ=3

読んでると動物の生態が知りたくなるんですが
初めてトビを検索しちゃいましたね~。
群れでは行動しないけどねぐらは集団。おお、ススタケもそうだ。

集団となると色々あるのは人間もトビも同じか、
ススタケの戸惑いや生き辛そうな所に切なくなりました。
そういった面もジンが優しく包み込むので癒やされる~。

◆ピノとジャン(1話)

山羊に囲まれて暮らす羊のピノと、新入り羊のジャンのお話。
こちらは一緒に暮らしている山羊のキャラが濃かったw
ピノとジャンを盛り上げるお節介(?)が微笑ましい(﹡´◡`﹡ )

ジャンは所謂コミュ障かな…?不器用さが可愛い。
ピノはジャンの隣に座ってるだけで満足してるところが可愛かったー♪
見守る山羊たちのツッコミに笑いましたw

◆ルビィとラウル(2話)

騒がしい(?)ルリビタキのルビィと一匹狼なメンフクロウのラウルのお話。
同じ鳥類ですが、方や肉食・方や木の実で喜ぶ草食。
違いが大きくても徐々に心を通わせるのにニヤニヤします♡

1巻でも登場してたルビィがこんな風に恋をするとは…!
かなり良いキャラしてて、初めてラウルを見た時に
「化け物ーー!!」と叫ぶところがツボでしたww
(鳥ver.で叫んでて可愛いんですよ(∩´///`∩))
ゲージの外から一生懸命威嚇してたり。
私はルビィがバ可愛くてバ可愛くてしかたない////

ラウルはずっと一人(?)で淋しかったのかなと思いました。
だからルビィの騒がしい性格がぴったりなんですよね~!
ルビィが来ると木の実や綺麗な葉っぱをプレゼントしてるところにニヨニヨしちゃうー!!
はぁはぁ…可愛い…ルビィとラウルめっちゃ萌える…///
小さい鳥が大きい鳥の羽繕いシーンが堪らんです///

ああー!2巻も大満足でした!!
神と萌え×2すごく迷うんだよ。栗原くんと岡くんがあれば神だった…。
でも脇でチラホラ登場していて仲よさそうな姿が見られました♡
3巻続くかな…続くといいな。

3

疲れた心を癒してくれる

超癒し系動物BLの続編です。前作未読でもOK。
今回もめっちゃくちゃ癒されます。
このシリーズ、エロとは無縁なんですよね。
むしろそこが良くて、可愛さだけを追求できるところが良い!
擬人化された動物たちがカラーで描かれている口絵が可愛いくて何度も見返してしまい、なかなか中身にたどり着けなかった^^;

【ススタケとジン】74P+描き下ろし11P
トビのススタケ×キリンのジン
トビとしても、他の鳥達とも馴染めないと感じているススタケ。
ある日、居場所を探して「ほしの動物園」に辿り着きます。
そこで出会ったのは、初めてみたキリンでーー…!

ジンがとても穏やかで優しく、ススタケに居場所を与えます。
異種のススタケにも隔たりなく接するジンは、多分スズタケの理想像なんだと思います。
本当はカラスとも仲良くしたいし、ジンともっと一緒にいたい。
だけど、トビ仲間におかしい奴だと思われたくない……
この葛藤が切なくて、人間にも通じるものを感じました。

〝俺は君が好きだし、君も好きだって言ってくれたら嬉しい〟と言うジンの言葉に涙するススタケ。
擬人化が解かれて動物同士のビジュアルに変わった瞬間がキュンとします。
人の姿より、むしろ動物同士の姿の方が好きでした。
他の人がどう思っても、一緒にいたいと思う気持ちがとっても良かった。

描き下ろしもこのカップルなのですが、物語が伏線になっていて、カバー下をみるとギューン♡となる。
もっのすごい癒されます。ここは楽しみにして欲しい!

【ビノとジャン】34P
羊のビノ×羊のジャン
新しく仲間になったジャンと仲良くしたいビノですが、ビノはなかなかのモジモジくんです。
それを見かねた老ヤギたちが、〝迷える子羊を救え大作戦〟を決行してーー…!

お互いを思い合う優しい羊たちに心がほかほかします。
二人しかいない羊だけど、見守ってくれる仲間がいれば異種同士だって群になれるんですよね。
動物園という囲われた世界でも、ちゃんと幸せをみつけられる動物たちが尊いです。

【ルビィとラウル】68P
ルリビタキのルビィ×メンフクロウのラウル
「ほしの動物園」のメンフクロウ・ラウルに出会ったルビィ。
初めは怖がりながらも、次第に心を許していきます。

ラウルが一匹狼で、ちょっとひねくれ者です。
この二人はどっちも素直じゃないから、すぐ言い争いになる(笑)
両思いなのにギャースカやってるところも微笑ましいのです。
鳥同士の時の体格差が可愛くて可愛くて、胸がギュンとする〜♡


動物と話ができる栗原が動物たちの恋をナイスアシストしますが、本人の恋は全く進展なし。
岡とはどうなるのかな?
この作品はあくまでも動物たちの恋を描いた作品なので、二人の恋は今後も語られないのでしょうか?
そこがちょっと気になってしまいましたが、全体的には大満足の一冊でした!!

2

続編です

続編の2巻。でも単話なので独立して楽しめます。1巻に出てきたメインカップルもちらちら登場しますが、お話の本筋には絡んでこないため、どこから読んでも大丈夫。

トビとカラスがいがみあっているのですが、そこにちょっと違和感を感じているススカケくん。そんなとき、優しいキリンさんに出会って。。

無口な羊だけどかっこよくて、憧れているんだけどなかなかアプローチできない。でも、勇気を持って話しかけたら少しずつ心を開いてくれて。。

無口でちょっとぶっきらぼうなフクロウだけど、照れながら優しくしてくれる。

どのお話もキュンとした恋と、ほっこりできるストーリーでよかったです。
疲れたときにぜひ。

0

動物絵がうますぎる

前回も感じましたが、動物の絵がうまくて驚きます。
適度なデフォルメで浮きすぎることがなく、その描写力に惚れ惚れしました。

内容としては、ほんわかした癒し度は1巻のほうが高かったかなと感じました。
2巻は動物たちの感情が、よりしっかりと描かれているので読み応えがあります。

個人的なお気に入りは、キリン×トビ。
キリンの圧倒的な包容力にトビが絆されていく過程が好きです。
野生で生きるトビが、キリンと出会ってようやく落ち着く場所を見付けられる。
会いたいときに合えない。キリンが動物園にいるからこそ、顔を見られる時間が限られているところが切なかったです。

癒しだけれどちょっぴり切ない要素も感じられる。その緩急が魅力な作品でした。

0

Healing のボルテージは、上がらなくて。

すんごく好きなんです、1巻が。あの優しいピンク色の表紙が。ツツキとシッポが。七田とビートが。オーリーとランカンが。彼等の甘い後日談かと思いきや。
本作は他の動物たちのエピソードが優しく連なって行く。

◆ ススタケとジン
表紙は水色にジラフが映える。ジンは1巻でもお目見えしている、おっとりと優しいキリン。大人の男だ、というか相当大人。おじさん?
動物の言葉が分かる、不思議な青年栗原くんをずっと前から優しく見守っていた、あのキリンだ。今回は動物園の外に群れをなして生きるワイルドなトビ・ススタケとの交流。
ゆったりと過ごす動物園の中は、不思議と落ち着く。
カラスとの攻防戦。餌場や縄張り争い。落ち着け無い住処。そんな疲れた心と身体を優しく労ってくれるジン。
勝手に疲れていたススタケは自分の思っているより、自分の周りには優しさがあると気付く。いつも騒いでは毒付いて来る煩わしいカラスでさえも。
それは、ジンが優しく見つめてくれるから。
私はジンのおかげで、引き裂かれる様にして敵対していたカラスの子との恋が始まるのかと思ったよ。異種間差、年齢差を越えて、ジンと恋をするであろうススタケ。

◆ ピノとジャン
羊と羊。前作もそうだったけど、この動物園には、何処か別の場所から1人連れて来られた動物がいがち。羊らしく大人しい彼等を見守る山羊のお年寄りたち。メェエエエとかしましい彼等の温かさ。お節介は時に恋の成就を手助けする。いつだって年の功は侮れないのだ。

◆ ルビィとラウル
ルリビタキのルビィは、前作でも出て来た、小鳥たちの1人。青くて綺麗な羽を持っていて。悪いコでは無いがツンデレさんで喧しい。そんな彼にも恋の訪れが。
お相手は何と猛禽類のフクロウ・ラウル。
猛禽類だけに1人ケージの中に棲む。暗くてひっそりと寂しい場所。
ルビィは偶然その場所を訪れた事で、何となくラウルと交流して行く。誰かの為に何かをしたい、気付けばラウルのことを考えてしまう、それが恋だとは認められなくて、ジタバタするルビィが可愛い。けれど、ラウルは猛禽類。飼育員がくれる生肉を喰っているから腹は減らないと言うが…。ルビィもビビってたけど、生肉を喰らうその様子はやっぱり怖いよ。
何だろ、全編通して多様性を受け入れる、みたいなテーマなんだと思うけど。こ、これは…。少々無理があるかと思ってしまいました。まぁ、動物園で飼育されているので、ラウルがルビィを食べちゃうなんてグロいことにならないとは思って…います…。

物語の端々には、前作の主人公の1組、ツツキとシッポや、彼等を取り巻く可愛いリスの双子、もちろん栗原くんと岡くんも所々に登場するけども。彼等をもっと見たかったし。
もっと言うなら、前作の様に、ホロリとつい涙してしまう様なのは感じられ無かったのよ。
じんわりと感動させてくれる何か、が無くて。アレレ?って。
私は前作の方が断然好き。大好き。

0

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