この世界は雑音だらけだ

practiced liar

practiced liar
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神5
  • 萌×28
  • 萌12
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
7
得点
93
評価数
25
平均
3.7 / 5
神率
20%
著者
目玉焼き 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
秒で分かるBL
発売日
電子発売日
価格
¥659(税抜)  
ISBN
9784799748879

あらすじ

“心が読める"という生まれ持った特殊能力のせいで、
人の本音ばかりにさらされてすっかり人間不信の三浦は、
大学のサークルで人一倍無口&無表情な後輩・阿部と出会う。
実は阿部、三浦にピュアな恋心を寄せる(※心の中限定の)超マシンガントーカーだった!

表題作practiced liar

阿部紅葉,大学生,サークルの後輩
三浦俊樹,大学生

その他の収録作品

  • 描き下ろし

レビュー投稿数7

心がわかるテーマが生かされている

絵柄がたいへんかわいい。
えっちは2回。可愛い絵柄にあったちゃんとエロいエッチシーン。露骨には描いていない。雰囲気のえろという感じ。

受は心が聞こえることと世話焼き?な性格が相まって学生時代に失敗してしまったことが心の奥に根を張ってしまう。
そのせいで誰と接するにも距離を置いて生きてきたのに、攻が踏み込んで裏表のない愛情に触れて絆されてく話。

攻は口下手だから心を読んでもらえることがかえって楽ちんだと感じてしまうというハイパーポジティブ思想いいな~。

まっすぐにまっすぐに好きを思ってくれる相手つてなかなかいない…なんで好きになったのかがわりとさらっと描かれていたように思うけれどどうしようもないほどに惹かれてしまうって言うのはこういうことなのかなと思う作品でした。

重くなりがちなテーマを可愛い絵柄とまっすぐな攻のキャラ設定で読みやすい作品になってました。

1

表情は印象的

人の心の声が聞こえてしまう能力を持つ三浦と無口だけど心の声は多弁な阿部。

自分の意思とは関係なく周りの心の声が聞こえるなんて本当に大変だろうし、三浦がその能力ゆえに辛い思いをしてしまった中学の時のエピソードは見ていてしんどかったです。

経験上人との距離を置こうとする三浦ですが、同じサークルの後輩の阿部の心の中はずっと三浦に対しての好意に溢れていて…
阿部の心の声を聞いて意識し始め、口数は少ないもののわかりやすい表情に惹かれ、付き合ってみる?と提案する三浦。

キーである心の声ありきでの展開なので仕方がないのかなと思うのですが、三浦の心情の変化がお酒の勢いもあったのかもですけど少し急ぎ足な感じがしてしまいました。
そんな三浦を裏表ない素直な阿部は受け入れ、包み込んでくれそうなので安心、なんですけどね。
ちょっと私の読解力が足りず、三浦の気持ちに添って行けなくてお話しに乗り切れませんでした。

線のしっかりしたタッチで描かれるいろんな表情は印象的でした。

1

伝わる思いに翻弄されて

今回は無口で無表情なサークルの後輩と心が読める大学生のお話です。

受視点で攻様との出会いから恋人になるまでと
攻視点での後日談短編を収録。

受様は他人の心が読める特殊な力があります。田舎育ちで両親も周りの人
達もいい人ばかりに囲まれていた小学生の頃は、その力は他人を助ける為
にとても便利なものでした。

しかし、寮制の中学に上がった時に仲の良かった友人の内心を吐露した事で
2人が喧嘩となり、受様がその原因を作ったとしてクラス中から無視される
事となり、3年間辛い生活を送ることになります。

遠いところに進学してそんな状況は脱しますが、他人と付き合う勇気を持て
ないままでした。そしてそれは大学に進学しても変らず、受様は他人の心が
読める事を隠してうまく立ち回るようになります。

電車に乗れば『若者は席を譲らない』と怒る老人に席を譲り、『面倒だ』と
「親戚で不幸が」とチーム課題をさぼる友人と『わざとらしい嘘とつくな』
と内心責める友人の間を取持ち、サークルの飲み会では『挨拶回りを無駄』
と思いながら頭をさげる新入生に笑顔で応じていました。

『今の時代にあってない』と思いながらの挨拶に笑顔で答える受様はストレ
スMAX!! つい「本音と建前、マジくそ」と呟いたところに、新たな新入生
が挨拶に来てしまうのですよ!!

慌てた受様の目の前に立っていたのが、無口と言われる攻様でした。攻様は
サークル内でも無口で無表情と言われる学生で、受様への挨拶で初めて声を
聴いたというサークル仲間もいたほどです。

攻様は名前を告げただけで先が続かず、受様は「これからよろしくね」と
無難に流しますが、また中学の時の失敗を繰り返さないためにと、早々に
具合が悪くなったと退席するのですが、

新刊を探しに寄った書店で、バイトしているらしい攻様に「・・・ちわ」と
声を掛けられてしまいます。受様がなぜ声を掛けてきたのかと訝しく思って
いると『憶えててもらえた。嬉しい。緊張しすぎて汗やばい。かっこいい』
と攻様の内心の声が怒涛のように押し寄せてきてびっくりです!!

無口と聞いていたのにまさかのマシンガントークに引いていると、何かを
探して受様をじーーと見つめていて、受様は探す本を教える事となります。
攻様が調べると入荷数が少なくてもう品切れらしいのですが「入荷したら
来週のサークルの読書会に持っていく」と言う攻様に、受様はドン引きま
すが、他意は無いようです。

そうして翌週、攻様は「職場でただで貰った」と件の本を差し出しますが、
『見つかってよかった、バイト代吹き飛んだかいがあった』という攻様の
内心の声が聞こえて、恩を売られてもと困ってしまいます。

そこで学食で驕る事になるのですが、その後の読書会で隣に座られた挙句、
『かわいい、メガネめちゃくちゃ似合う、まつげ長い』等々、受様に実況
中継された挙句に『好きだなぁ』と呟かれて赤面してしまうのです。

ただ漏れる攻様の恋心を知った受様は未来とは!?

特定シチュエーションに特化したWEB雑誌連載作をまとめた紙書籍化で、
心が読める力で人間関係に失敗したトラウマをもつ受様の恋物語です♪

絵柄が好みそうなのと心の声が聞こえるシチュが面白そうだなと思って
手にした1冊でしたが、面白く読ませて頂きました。

人は見たい部分しか見ず、見えた部分を自分のいいように解釈して他人と
接します。本音と建前を上手く使い分けているのにそれがただ漏れてたら
それって"見せられる"人の方が絶対に痛いですよね。本人に都合の良い嘘
でも、誰かを傷つけたくなくてつく嘘でも。

攻様はおしゃべりな姉の影響で、なかなか自分の意見が言えないヘタレ君
ですが、思っている事が言えないだけで、考え方はとってもまっすぐです。
ちょっと偏ってますけどそれは受様への愛ゆえなので、読者的には可愛い
ばかりです。

ある意味、正反対すぎて互いの凸凹が一致する2人なので、トラウマ持ちで
攻様の気持ちが丸聞こえな受様の言動に、攻様が一喜一憂してのハラハラと
そんな攻様の言動に受様がぐるぐるしてのワクワクという、堂々巡り感が
楽しかったです (^-^)v

私は鋭角的な線のキャラや背景が白抜きコマの多い絵柄は好きじゃないので
目玉焼きさんの量感的ながら柔らかさもある絵柄は好みに合っていました♡

0

心が読める

◾︎阿部×三浦(大学の先輩)
レーベルのオーダーで「心が読める」をテーマにした作品。テーマへのアプローチとしては登場人物の性格も話の筋もかなり王道で、ありがちと言って仕舞えばそれまでなのですが、絵柄が好みストライクでとても可愛いんです!
耳辺りから髪がピヨピヨ出てる作画とか、爪のしっかり描かれてるとことか、太めの線とか、自分の好きな絵柄ツボが完全に押さえられていて…好き…
大人しそうな阿部が耳にピアスあいてるのもいいなぁ。

中学生のたわいないいさかいで、3年間あそこまでこじれちゃうかなっていうとかなり疑問でしたが、三浦も人間関係ビビっちゃったってことかな?
阿部の逃げによる三浦の中学時代の友人回避はとっても好きな展開でした。ここで行動できる攻めが好きで。
この作品に関しては王道ストーリーですが、細かなポイントではかなり好きな展開や設定が見受けられるので、次の単行本も買いたい。

電子限定おまけ漫画1枚 三浦meets阿部姉

0

題材にしてはよくあるけどかわいい

心が読めるBLということで、この設定でどういう展開に持っていくのかなと思いながら読んでいたのですが、過去に心が読めることで余計なことをしてしまって周囲から白い目で見られてそれがトラウマで人間関係を築くのが苦手というのはこの手の設定ではよく見る展開だなという印象です。
ですが、無口な阿部がずっと心の中で三浦のこと「好き」って言ってたり、三浦も三浦で阿部の服纏って街中駆け出して、周りの状況も目に入らないくらい必死に別れたくないというところに本当に好きなんだなという感じが出ていてかわいくてよかったです。
絵柄がわりと癖がある感じですが、私は好きでした。

1

無口な後輩 × 心が読める人間不信

超シチュエーション特化型雑誌、「秒で分かるBL」発のコミック。
初読みのレーベル、初読みの作家さんでしたが楽しませていただきました♪♪

電子版は帯の表示無しだったので最初は気がつかなかったんですけど、帯を外してみると、実は机の下でふたりが手を重ねている…という仕掛けなんですね。
素敵♡

さて、内容です。
心を読む能力を持つ主人公の三浦は、中学時代の人間関係が原因で、表面上の付き合いしかしない大学生。
みんなの本音と建前の違いにうんざりしながらも、作り笑いでやり過ごす日々を送っていました。

そんな時、サークルの飲み会で出会ったのが阿部でした。
無口で控えめなキャラなのに、心の中ではマシンガントーク!
涼しい顔して内心では "かわいい" "かっこいい" "好き" を連発する阿部に、三浦は戸惑います。

でもひたむきな恋心を知りながら避けることはできなくて、まぁどうせ暫くしたら興味を失うはずだと、一緒に時間を過ごすようになります。

すると三浦は、阿部が本当に裏表ない人間で、心から自分を大切に思ってくれていることに気づくのです。
三浦の方から「付き合ってみる?」と提案し、ふたりは恋人同士になるけど…
と続いていきます。



相手の感情が読めてしまう三浦と、自分の感情を言葉にするのが苦手な阿部。
人付き合いに難アリなふたりが、お互いの存在に救われる優しいストーリーでした。

話の流れは、心が読める系のテンプレなんですよね。
主人公が相手の好意に気づく→ほだされる→心が読めることが相手にばれる→すれ違ってしまう…という。
良く言えば分かりやすい。
悪く言えば退屈なんですが、三浦さんラブが止まらない阿部くんのキャラがとても良いです。

三浦から心が読めることをカムアウトされた時も、とても誠実。
自分のことを全部知った上で一緒にいて欲しいから構わない、むしろ三浦が心を読まずにいられるようできるだけ言葉にする、と。

そんな阿部視点で綴られた後日談(描き下ろし)は、初々しくて甘かったです。
年上彼氏を一生懸命気遣う年下彼氏、和む〜♡

1

本音と建前は仕方ない?

心の中を読める能力を持つ主人公による、ちょっと切ないラブストーリー。


心が読める特殊能力のせいで人間不信な三浦は、大学のサークルで無口な男・阿部に出会います。
阿部からは、三浦に好意を寄せる声が聞こえてきてーー…!

心を読める主人公の葛藤は、ありがちなものかなと思いました。
ただ、能力故に招いた中学時代の三浦の過去はキツかった。
友人と絶交された挙句、学校中から無視される3年間……
これは想像しただけでも辛かった。
二度と失敗したくない三浦は、心を読める能力を最大限に利用し、うまく立ち回ります。
その実、親しい人間を作らず孤独な三浦が、やっぱり悲しくて辛いなとも思いました。

そして、出会った阿部。
阿部は無口だけど、表情からも三浦への想いはダダ漏れで、たとえ心が読めなくても気持ちは伝わっちゃうと思う。
心と実際の声に差がなく、とても可愛い男の子でした。

三浦の秘密を知っても阿部の想いに変化がなく、むしろ三浦を気遣う言葉……こんないい子いないよ。
三浦に能力があろうがなかろうが、きっとこの二人は結ばれてたと思う。

絵は特徴的で好き嫌い分かれそうですが、ストーリーとしては良かったです。
でも、私はこの能力は欲しくないし、恋人にも持っていて欲しくないなー、と思いますね。

1

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