何もかも奪って俺のものにしたい

恋知らずのラプンツェル

koishirazu no Rapunzel

恋知らずのラプンツェル
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×211
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

225

レビュー数
5
得点
47
評価数
13
平均
3.7 / 5
神率
0%
著者
松幸かほ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
蓮川愛 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリア文庫
発売日
電子発売日
価格
¥700(税抜)  
ISBN
9784866573830

あらすじ

会社員の眞幸は、いわゆる「御曹司」。周囲は「後継者候補から外れた」と噂していたが、本人は今の静かな生活が
気に入っていた。ある日、高校の先輩である成彰からパーティーに誘われる。エリート起業家で多忙なのに、昔から自分を気にかけてくれる優しい彼に憧れていた眞幸。しかしその夜、なんと成彰に告白される! 「今まで通りでいい」と彼は言うが、それ以来甘い視線を意識してしまって!?

表題作恋知らずのラプンツェル

牧野成彰,起業家で若き経営者
桐原眞幸,後継者候補から外されたと噂される御曹司で会社員

その他の収録作品

  • ラプンツェルへの訪問者
  • あとがき

レビュー投稿数5

続きが気になってしまって

この作品を読み終わった時に真っ先に思ったのは、「あぁこれの続きが読みたい!」でした。

不憫で鈍感な受けの眞幸が歳上溺愛執着攻めの成彰から愛されるお話なんですが、実家の問題やら会社のイザコザが解決して転職してからの話を読みたいと思ってしまったんです。

何故なら眞幸の父親と継母にお灸を据えたのが見事でスカッとしたし、成彰の両親も懐が広くて素敵だったからです。

だから出来れば眞幸一筋な成彰が玉の輿狙いで近づく女性達をすげなくあしらったり、転職先で実力を発揮して活躍する眞幸も読みたかったです。

そしてブラコンの眞幸の異母弟とのやり取りをもっと楽しみたかった。

本編ではてっきり成彰が自分のコネクションを使って強引に解決するのかと思っていましたが、弱音を吐かずに頑張る眞幸をそっと見守るスタンスだったんですよね。
そこが焦ったくもあり、懐の広さを感じて素敵でした。

また初めて抱かれたのに感じやすい眞幸と、長年の思いが叶って暴走する成彰がエッチでした。


0

大人の恋物語(#^.^#)

松幸先生に、蓮川先生のイラストがつくとなったら、買わずにはいられなかったです。


受け様の眞幸は、父親が再婚して義母から疎まれていて、全寮制高校へ。
そこで、攻め様である成彰がOBとして訪れて、出会った2人です。
長期の休みにも実家へ帰らない眞幸は、成彰の別荘へ誘われたりして、かわがってもらっていて、眞幸にとって成彰は特別に大事な先輩。

出会って8年、社会人になってもそれは変わらなかったある日、眞幸は、成彰から「恋愛的に好きだ」と告げられる。
無理強いするつもりはないから、今まで通りで頼む、とさらりと告げる成彰。
おっとなーー(#^.^#)
大人の男のかわいさ、かっこよさを感じちゃいました(^^)d

動揺しつつも、いつも通りの日々を過ごしていた眞幸は、会社でリストラ業務を命じられる。
眞幸の父親は、大きな会社の社長なのだけど、義母に疎まれてるからか、子会社の一社員として働いていた眞幸なのに、こんな時だけ社長の身内ってのをかざしてくる父親に、ムカつきました(`Δ´)

疲弊しながら全うしていると、誰からか押され、階段から落ちてケガをしてしまう眞幸。
病院にかけつてけきた成彰とケガが治るまでしばらく同居するとこに。

眞幸は甘えすぎてる、なんて恐縮してるけど、甘やかしたい成彰にとって、まだまだ足りない。

頼り過ぎるのをヨシとしない、自立している眞幸も、清々しくてかっこよかったです。

学生の頃は、ラプンツェルなんて噂されてたけど、守られてるばっかりの姫じゃなく、苦しい中でも頑張って一生懸命な眞幸。
もっともっと甘えてほしい成明からしたら物足りないだろうけど、そんな眞幸が愛しいのかな〜(*´∀`)

父親にとって、自分は我が子ではなく、駒の1つでしかないとはっきり悟った眞幸。
義母からは疎まれていても、父親は、と信じたかった眞幸の心の内が切なかった。

なので、父親の会社への再就職をけった時は、よく言ってやった、と拍手です。


あんなろくでもない両親の血をひいてるのに、眞幸の弟の一くんはとってもいい子でした。

しっとりとした大人の恋模様を満喫できる、王道のお話だと思います。

その後の話「ラプンツェルの来訪者」は、のっけからのえちシーンがエロかったです(///∇///)


また、蓮川先生のイラストが秀麗でした(*´∀`)
ラスト、ベッドで寝てる眞幸に幸せそうに顔を寄せる成彰、という優しいイラストがステキです(///∇///)



4

しなやかに強い姫様

松幸先生&蓮川先生という好き好きタッグなので購入。しっとり大人な印象のお話でした。受けの大切にされている感が良かったでした。王道やなと思いますが、攻めが特に好きだったので萌2より萌にしました。本編260Pほど+後日談18Pほど+あとがき+蓮川先生のあとがき1P!!!!

父が社長を務める桐原物産、そのグループ会社である桐賀貿易で働く眞幸(まゆき)。母亡き後に再婚した義母に疎まれたため、後継者とはみなされていませんが、腐る事なく誠実にサラリーマン人生を送っています。高校から編入した全寮制の学校で知り合った9歳年上のOB成彰(なりあき)には高校時代から可愛がってもらっていましたが、ある日成彰から「眞幸は恋愛という意味を含んだ特別だ」と告げられ・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
一史(受けの異母弟、大学生、いい子だ・・・)、川崎(攻めの会社の社長、攻めの同期)、受けの父、義母(うーん・・・)、攻め受け共通の学校の時の関係者ちょこちょこ、攻め受け会社の関係者がちょこちょこ。一史くんと川崎さんが良い~。

++良かったところ

受けは芯の強いお姫様と感じました。義母や父から除け者扱いされても、拗ねるでも怒るでもなく、「自分はリーダーシップある方ではない、弟の方が物事を俯瞰してみることができるから後継者向き」とクールに判断し、関連会社の1社員として働くことを受け入れている方。各種能力は高いと思うので、ある種のスペシャリストとかに向いてるのでは?という感触。恋愛事はめちゃ疎く、ややぽややんとしている感じでした。

そんなぽややん姫を高校時代から構い倒して守ってとうとう手に入れた方が9歳年上の成彰。頑張る頑張る。自分の持てる力全てを使って、姫様を守る騎士状態。いただくときはさくっといただき、余すところなくぺろりと行ってます。
もう最初から結婚します嫁に来てください全力で守りますなんですね。
この人胡散臭いという感じは一切しませんでした。
9歳年上、浮気なんてしなさそうな超優良物件、しかも親の認可付き。最高です。そして甘やかしてくれる。良いです。良いです。ああ受けさんの代わりになりたい。

受けさんは可哀想な点がありますが、こんな超優良物件に見初めてもらえたんで、ええやんか!というお話でした。社長の川崎さんも楽しいし、ブラコン弟の一史くん(蓮川先生のあとがきは、一史くんのイラストなんですよう!!!!)もめっちゃええ子やし、ほんま受け両親のくず加減が際立っている一冊でした!甘やかしてくれる大人がいるお話が好きな方にはおススメです!

1

大人の男と薄幸美人ですよ!

こちら、先輩×後輩もの。
包容力のある大人な男である攻めと薄幸系美人受けが結ばれるまでを、しっとり穏やかに読ませる作品になります。

えーと、眞幸(受け)の境遇と言うのが、結構痛々しいんですよね。
大企業の御曹司でありながら、継母と実の父親から冷遇されと。
ただ、彼の周囲には味方になってくれる存在と言うのが常に居て、そのおかげで世を拗ねる事もなく、しなやかに真っ直ぐ育った。

で、そんな彼を8年にも渡りずっと見守り、なにくれなく面倒を見て可愛がって来たのが、高校のOBであり9歳年上の攻め・成彰。
起業家で若き経営者で、周囲からも一目置かれる存在でしょうか。

これね、攻めがとにかく大人で余裕があって愛が深くてと、まさにパーフェクトでして。

主人公ですが、長男でありながら子会社の平社員、なのに継母の産んだ次男は本社への内定が決まっていてと、あからさまに冷遇されてるんですよね。
更に、平社員でありながら業務縮小の為のリストラを担当させられ、そのせいで同僚達からも恨みを買ってと、読んでて切ない部分はあるのです。
あるのですが、彼はとても芯が強いと言いますか。
傷つきながらも自分の信じる事を真っ直ぐ貫きって感じで、とても好印象なんですよ。

で、そんな彼を守り、サポートする成彰。
可愛い後輩と言うだけじゃ無く眞幸を愛する彼が、これほど特別扱いされながら全然気持ちに気付かない鈍い眞幸に焦れて「恋愛的な意味での特別だ」と告白する。
ここから、初めて眞幸は成彰を「男」として意識しはじめるんですね。

いや、成彰ですが、実はめちゃくちゃ過保護だし眞幸に甘いんですよ。
端から見ていて、びっくりするほど大切に大切に眞幸をしてます。
そんな感じでベタではあるんですけど、薄幸な美人が、包容力のある大人の男にこれでもかと大事にされるのが楽しい作品なのです。

また、この場合、か弱くてずっと守られてる受けだと「女子じゃん」となっちゃうんですけど、眞幸はしっかり自立した大人の男でして。
こう、わりと我が強い部分もあるし、人に頼る事を良しとしない。
や、ベタベタに甘やかしたいのに、そうさせてはくれないみたいな攻めの心境にも萌えちゃうと言うか。
こう、寂しいけど、そんなお前だから好きだよと苦笑しちゃうような心境?
すごく好きなんですよね。こういうの。

ちなみに、主人公に身内関係で辛い出来事は起こるものの、攻めは終始頼もしい味方です。
二人はゆっくり丁寧に心を通わせ、これと言って切ないスレ違いなんかも無く結ばれます。
なんと言うか、すごく優しいと言った印象。
個人的に、こういう穏やかな恋模様がツボなんですよね。
いや、世のBLカップルはスレ違いをしすぎてる!と常に思ってるので。
人によっては物足りないと感じるかもしれませんが、個人的には優しくて甘くてめちゃくちゃ素敵だと思います。

ちなみに、ブラコン気味の弟くんも、個人的にツボでした。
あの継母と父親の間に生まれたのに、よくこんだけ真っ直ぐでいい子に育ったもんだ。
あと、眞幸を散々虐げる両親。
成彰が彼等に、ガツンと制裁を下してくれたのにも、スカッとしましたよ。
眞幸が彼等と決別出来たのも、とても良かったと思います。

7

溺愛王子と鈍感姫

『ラプンツェル』というワードがタイトルに入っている本作。
受けがあらゆるプリンセスに例えられる、健気な美人さんです。
ウィッグをつけたらお花畑が見えてくる……とまで言われる受け・眞幸。
映画のラプンツェル同様、家に縛られ、親からは存在価値を与えられないという不遇の姫。

しかしながら眞幸は、ラプンツェルのように家や親がなくては生きていけない……という弱い姫ではありません!!
眞幸が自分の意見を伝えることができ、人から信頼される強い姫だった所がとても良かった。
この受け好きです!

そんな姫に長年恋するハイスペックなベンチャー副社長・成彰。
一途でありながら、中高の後輩である眞幸を「特別」に甘やかし、何とか手に入れようと画策する策士でもあります。
蓮川先生のイラストも相まってカッコいいのよ♡

両親から冷遇され、御曹司のはずなのに勤務先は子会社、社長の親族ということでリストラ担当を任され……と、様々な困難に見舞われる眞幸。
リストラ対象者に階段から突き落とされ、それでも誠意を持って対応する眞幸が健気で献身的なんです。

眞幸の純粋さと成彰から感じるほのかな腹黒さ、そして成彰の眞幸に対する溺愛ぶりが作品の恋愛要素を盛り上げるスパイスになっています。

成彰から告白されて意識し、自然と身体を繋げていく姿は今までの清廉潔白な眞幸の印象からは想像も出来ないほどエロエロです♡
ただ、身体から流されてしまった感が否めず、もっとゆっくり眞幸が気持ちを自覚していくところが見たかったというのが本音。
それでも、成彰の気持ちが序盤から全くブレないので、安心して見守ることができます。
ラブストーリーとしては王道ではないでしょうか。

後半、眞幸が開けたパンドラの箱の底は空っぽで、改めて両親に対して無になっていく姿は切ないのですが、そこに手を差し伸べる成彰がやっぱりスパダリだと思いました。

眞幸の両親にはもっと痛い目を見せて欲しかったけど……
ホントこの親クソ!

ラストは、ラブラブエロエロ♡
義弟の一史と成彰の友人・川崎のキャラが最高だったので、この二人でスピンオフお願いします!!

7

レビューランキング

小説



人気シリーズ

  • 買う