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表題作盲愛リスキーロマンス

最上桐生(家の前で拾った青年)
藤堂漣(俳優)

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

ゲイのネコという役どころに悩んでいた俳優・藤堂漣はひょんなことからマンションの前で倒れていた男・最上桐生を家に置くことになる。自分を必要とする人間に買ってもらい、住む場所を転々としているというその男が役を演じる突破口になるかもしれないと考えたからだ。しかし、役作りに付き合うと言いつつも桐生は、言葉責めから焦らしプレイまで一方的に漣のカラダを弄り回し、思いがけずネコ側の快楽を知ることになった蓮は、撮影中にその事を思い出し、図らずも淫らで美しい表情を引き出されて―…。

作品情報

作品名
盲愛リスキーロマンス
著者
木沢さわき 
媒体
漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
G-Lish Comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784866693286
3.1

(38)

(3)

萌々

(10)

(17)

中立

(6)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
6
得点
112
評価数
38
平均
3.1 / 5
神率
7.9%

レビュー投稿数6

萌より萌2

思ったより評価が低くてびっくりしました!
まあでも分からんでもないけど…笑

甘めの萌2をつけたのは「惜しい!」という気持ちと応援の気持ちからです。

私にとって BLの評価の基準は3つあります。①絵が綺麗かどうか ②エロのクオリティ ③ストーリー・キャラ設定等にあきらかな無理がないか です。

まず①絵が綺麗かどうかですが、かなり綺麗な方だと思います。②エロは回数は多くないですが、描き方がよく、程よくて満足という感じです。

最後に③ストーリー、キャラ設定についてですが、は?みたいなのはないですが、確かに皆さんおっしゃられているように好きになる過程がすっ飛んでいる感じはありました。
ですが、言うほど気にならないかな?

総合的に見て買って損ない作品でした!

3

あっさりな印象

絵がとても綺麗で読みやすいし、キャラの表情がいきいきしていて魅力的でした!
人気俳優と新人モデルのドラマチックなラブストーリー。
とても素敵な設定なのに、好きになる過程をすっ飛ばし過ぎたかな?という印象が否めない……


憧れの監督作品に出演することになった俳優の漣。
その役どころは、ゲイのネコ。
役を掴めず悩む漣の前に現れたのが、ヒモ生活を送る桐生です。
桐生をきっかけに役を掴もうと考えた漣は、桐生を家に置くことにーー…!?

転々と居場所を変えてヒモとして生きてきた桐生でしたが、漣に誘われてモデルとしてデビューします。
本作は、桐生のシンデレラストーリーでもあると思う。

美人の漣と違い、西洋的な男らしいイケメンである桐生。
違ったタイプのいい男が見られるのもお得感あります♪
桐生が世間知らずで天然なところも可愛い。

〝男に抱かれる気持ち〟を知りたい漣に「俺が抱いてあげるよ」と、迫る桐生。
流されて組み敷かれてしまうものの、桐生の一方的な奉仕で終了。

この事をきっかけに漣が桐生を意識したのだろう事は想像できるのですが、そこから「好き」を自覚するまでが唐突な気がしました。
漣に気持ちを自覚させるきっかけを与えた、モデル・遊馬の存在もその後活かされていません。

両想いは想定していましたが、好きになる過程の描写が薄く、全体的にあっさり仕上がってしまっています。
所々キュンときても、残念ながら浸りきれませんでした。
ただ、Hは綺麗で可愛かったし、俳優としての漣もカッコ良かったです。
それと、漣の愛猫・アラレとユキが最高にかわいかった♡

二人で並んで歩くラストシーンは素敵で、読後感は悪くないと思います。

2

リスキーというほど

人気俳優の漣がゲイのネコ役の役作りに悩んでいる時、自宅マンションの近くで上は着ているものの下半身は下着だけで倒れている男に遭遇。
声をかけるとヒモをしていることがわかり、自分の今の役作りのために必要かもしれないという俳優の直感でその男・桐生を家にあげ、住まわせることになるという、BLあるあるお持ち帰りスタート。
クォーターだという桐生は存外見目がよく、漣の見立てでモデルを始めることになります。

漣の仕事に対する姿勢とか、大型わんこの桐生が漣に懐いていくのがかわいかったり、週刊誌報道の時の漣の対応にはスッキリさせられたり、いいな、と思ったところもたくさんあった反面、いつのまにあなたたちはお互いを好きになってたの…?という漣と桐生の気持ちの動きがあまり感じられず置いてきぼりになってしまったり、漣とよく似た真ん中分けの髪型の大輝の絡みが中途半端で気になったり、桐生の過去のヒモ生活がもし週刊誌で報道されたら漣の時よりも大変なんじゃ…?、などちょっとモヤッとさせられるところもありました。

内容としては面白かったのですがリスキーロマンスというほどのハラハラ感はなく、なんとなくちょっと物足りないのですが、甘い物語としては良かったです。
絵はとても綺麗で読みやすく、ふたりの顔面も好みでした。

2

読み終わったら違和感が多く…


年下ワンコ×俳優
撮影でネコ役をすることになった受けは、マンションの前に倒れていた男に「俺を買わない?」と声をかけられ、役の勉強のためと男を家にあげます。

しかし、実は攻めがノンケと知りガッカリする受け。
しかし役作りに協力するといってくれた攻めにエッチなことをされてしまいます。

攻めは家なき子で女の人の家を転々としていて、感情が乏しいのですが放っておけないタイプ。
受けも例外ではなく、見た目のみすぼらしさを美容室へ連れて行って整えてあげたり、世話を妬いたりしている間にドキッとして絆されていきます。

前半は、少し違和感がありました。
二人が何を考えているのかあまり伝わってこず、それでも惹かれ合っていて、読者が置いてけぼりをくらった感じです。

二人の仲を感づいて邪魔してこようとしたイケメンの第三者が登場したのですが、何もしなくてフェードアウト。
一方、ピンチを招いた人物の方がまったく登場していなくて、せっかく上手く回避したのにあまり感動がありませんでした。

また、飼い猫が2匹出てきて、名前もあったりしたので後々何かに関わってくるのかと思いましたが特にありませんでした。

後半は攻めがなぜ浮浪者のような生活しているのか明かしてくれています。
確かに辛い生い立ちではあるのですが、なぜなのでしょうか…同情までには至りませんでした。

ハマりそうな設定なのですが、何故かあまり萌えませんでした。
思ったよりもアッサリめ。
絵は綺麗なのですが、表情と構図が似たようなものが多い気がしました。

【描き下ろし】は、付き合ったその後。
攻めのピアスについてで、受けはピアスしないね〜という会話から繰り広げられるお話でした。

1

寝ても覚めてもあの人のことばっかり。

かなりの確率で、男前が落ちているこのBL界隈で、漣さんは桐生を拾う。
丁度漣さんは、BLを題材としたドラマの撮影中で、「抱かれる側」の気持ちを習得したいと思っていたというので、危機感も無く、桐生を家にあげる。
ところが、桐生はドノンケだった。ちょっとした行き違いで、桐生の面倒を見ることになってしまったが、桐生の顔面力とワンコ力に次第に惹かれて行く漣さん。
もちろん、そのトラウマから、心を動かさなくなっていた桐生もどんどん漣さんに惹かれて行く。
途中、どっかで読んだな〜的な、パパラッチ騒動を切り抜けてみたり。ナイスアシストな当て馬風野郎が出て来たりするものの。
割とアッサリと収束します。
互いにノンケだった筈だけど、漣さんは実にネコちゃん素質がありますので、その無自覚な色気に桐生は煽られっぱなし。

桐生は、父親の愛人に迫られているのを父親に見られて、家を出て。それからずっと無気力にヒモ生活をして来たものの、漣さんのおかげで人気モデルになって成功して行く。有名になれば、また毒親に執着されたりしそうなもんだけど、そういうダークさは微塵も無く終わる。そのダークさを描かないなら、桐生の背景はそんなに描かなくても良かったのに。それなら漣さんの出演中のドラマを劇中劇として観てみたかったな。

漣さんの飼っている2匹の猫が可愛い。
ネコが猫飼ってるっていう。桐生と漣さんが寄り添って眠るベッドの上で、寄り添って眠る2匹がとても可愛い。

0

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