つつがなく、 楽しく、 ずっとキミとの生活が続けば良い。

よりよりそいあい

yoriyorisoiai

よりよりそいあい
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神5
  • 萌×26
  • 萌1
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
53
評価数
13
平均
4.2 / 5
神率
38.5%
著者
 
媒体
BL漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
POEBACKS Baby comic
発売日
価格
¥675(税抜)  ¥729(税込)
ISBN
9784865893236

あらすじ

日里(ひさと)と郁(ふみ)は同性カップル。
同じ一軒家で食卓を囲い、風呂に入り、布団で眠る。
一緒に帰り道を歩いたり、たまには2人で旅行に出掛けたり。
彼らの時間はゆったりと流れていく。

表題作の他に亡き祖母のハイヒールを愛用するアンドロイド、
スポーツに涙する同級生を撮るのが趣味なメガネくん、
ちょっぴり不思議な男子達が登場する短編2本を収録。

爽やかなティータイムのおともに似合いそうなハシスミオのデビューコミックス。

表題作よりよりそいあい

同時収録作品くつのね

同時収録作品一等星になれなかったひと

その他の収録作品

  • 第1話 よりよりそいあい
  • 第2話 ゆうゆうふたりで
  • 第3話 ひびのまにまに
  • 第4話 ホーム・スイート・ホーム
  • ペットのはなし(描き下ろし)
  • 世間は狭いはなし(描き下ろし)
  • 床屋のはなし(描き下ろし)
  • 布団を干すはなし(描き下ろし)
  • うわさの(描き下ろし)
  • うちのこ(描き下ろし)
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数4

静かにしみいるお話です

表題作のみに関する感想です。

昭和レトロっぽい一軒家で暮らしている日里と郁の日常を描いた短編連作。
二人の暮らしは、日里の家族や職場、ご近所さんにも当たり前の様に受け入れられている模様。そういう日常の中での気持ちのふれあいや、ちょっとしたすれちがいと和解を繰り返しながらパートナーとしてより深まっていく関係が、さらりと表現されています。
連作を重ねていくうちに、日里の両親が他界していることや、二人が暮らしている家は日里が子どもの頃から住んでいた家であることが分るのですが、このことを郁がどう思っているか(これは『郁が日里をどう思っているか』と同じ意味になっているのですが)について描かれた部分はかなりほろりと来ます。静かな描写が続いた結果なので、かなり揺さぶられました。

男性同士の恋愛を描いたマンガや小説を読み始めた頃には、類い希なる美少年の悲恋の果てに死んでしまう(いわゆる耽美もの)というお話が圧倒的に多かったことを考えると、このようなお話を描く作者が現れて読者を獲得していることに「この点では、いい時代になったなぁ~」と感慨を深くしてしまったのでした。

2

ラブシーン無し、誠実でピュアな同棲BL

レーベル&表紙買いです。

想像以上にピュアさあふれる同棲ボーイズラブでした。
物足りなさを少し感じたので萌評価ですが、作風としては一貫して落ち着いていたため、誠実でピュアなエロ無し日常ものが読みたい方にはとても良いと思います。


(※注意※ 他作品を引き合いに出したレビューはどうだろうか…と思うのですが、以下続けます)

紀伊カンナ先生の「エトランゼ」シリーズとテイストは近いかと思います。(もちろん似通っている等の含みは一切ありません)
作画などは本作品のほうがシンプル調なのと、結ばれた2人のお話なのでこちらの方が波が少ない印象です。

1

枯れた心に潤いをもたらしてくれる

書店で面陳列されており、ポップの文句に惹きつけられるものがあったので購入しました。

表題作は癒される二人の物語で、あったかい気持ちにさせられます。起伏のある作品も心を揺さぶられるので好きですが、こういう平穏でほのぼのした作品はヒーリング効果があると思います。慌ただしい日常に疲れたときに彼らの世界に逃げ込むことで、疲れた心に潤いをもたらしてくれるような、そんな作品だと思います。

同時収録作品の「一等星になれなかった人」は、最後の笑顔がなんとも切なくてたまらなく愛おしくなりますね。思春期ってああいうほろ苦いものなんだと思います。二人の関係よりはそういう面に目がいってしまう作品でした。

1

ゆるほわだけど芯がある

最近は古めの小説ばかり読んでいて、萌えがかなりレトロな回線に繋がっていましたが、久しぶりに新しい風を感じて、モードがリセットされた気分。良い買い物したーって感じです。

アンソロに収録した作品をまとめた作家さま初コミックス。BABYコミックスは装丁が洒落ていて、アンソロからお気に入りの作家さんを発掘させてくれる楽しみがあるんですよね。

表題作他、二編収録です。

「よりよりそいあい」

表題作は同棲している社会人カップル、郁と日里の日常を描いたお話。在宅業の郁とオフィスワークの日里。家の中で時間のすれ違いがあっても、お互いを思いやって食事を作り置いてあげたり、休みを都合して二人で温泉旅行を計画したり。

二人が暮らしているのは、日里の実家の一軒家。彼の両親は既に他界していて、月命日は必ず姉と祖父母のところに訪れる。郁のことは祖父母も姉も承知していて、いつでも郁も連れておいでと招待してくれているが…

日里の家の柱に家族で背比べをした印が付いていて、「おとうさん」と書かれた印と同じ高さのところを日里が通り過ぎるシーンがあって、さりげない演出だけれどグッと来ちゃいました。彼らがどのように出会い、セクシュアリティーについてどう思っているのかは描かれていません。だけど、どんなことがあっても二人はこれからもずっと一緒にいるだろうというのだけはわかって、希望を感じさせてくれる素敵なお話で、とっても新鮮でした。

「くつのね」

まさかのアンドロイドもの。あー、どうしてこう、アンドロイドものに弱いんだろ。

ケイが療養中の祖父の自宅を見舞うと、二葉というお手伝いさんアンドロイドがいた。彼は祖父のリクエストでなぜかハイヒールを履いていて、息抜きすることなく毎日家のことばかり。そんな二葉を外に連れ出してやるケイでしたが…。祖父とまるで一心同体の二葉の関係は、悲しくも妬けるものでした。

「一等星になれなかったひと」

写真部の羽山と野球部の三田。三田が部活のトレーニングでバテてたところを写真に撮りたいと声をかけてきた羽山。以来、なんとなく仲良くしている二人。カンペキ羽山が三田を狙ってるっしょ!…って読めるのが楽しい。

超短編だけれどとても好きなお話です。セックスまみれ?の高校生を描いたものよりも、こういう、友達の存在が自身を振り返らせてくれるキッカケをくれたり、あるいは挫折を励ましてくれるような関係性に掴まれます。

あとがきによると、このお話を描いていた時が一番、作家さまがBLについて考えていた時だったそう。個人的にはむっちゃBLだったし、萌えたけどな…。

ほんわかしたお話がお好きな方なら楽しめるんじゃないかと思います。どのお話も気持ちの良い読後感でしたよ。

2

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