そんな都合のいいことなんて

あっさりさっくり

単話の宿命なのか、それとも…。

同僚と飲んでいるときに結婚話で盛り上がって、勢いでゲイ婚活パーティに参加申込をした鈴木。
当日の会場で、あまりいい噂を聞かなかった元同僚の岡田の姿を見かけてしまい…。

逃げ帰ったら、取引先の相手として再び現れる岡田。
という再会ものです。
全体的にあっさりさっくり。
設定は面白そうなのに、そこを使いこなさない展開にがっくり。
結局は婚活関係なく、ただ「イメージで誤解していたひとの本当の姿を知って、好感を持ちました」というだけの話だったことにしょんぼり。

単話で興味深いゲイ婚活のいろいろを読めるかも！？と期待したわたしが悪いのか。
『そんな都合のいいことなんて』、そうそうないよ、という作品でした。
お後がよろしいようで。