たこ焼き、わたあめ、盆踊り。 おまつりは楽しいがいっぱい。

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こぎつね、わらわら 稲荷神のおまつり飯

kogitsune warawara inarigami no omatsurimeshi

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表題作こぎつね、わらわら 稲荷神のおまつり飯

あらすじ

京都の山の奥で食事処「加ノ屋」を営む加ノ原秀尚。

彼の店には稲荷神が住む「あわいの地」と繋がる扉があり、時折チビ狐達や大人稲荷がわらわらとやってきていた。

ある日、人界のお祭り映像を見た子供達に「おまつりってなに?」と聞かれた稲荷の陽炎がうっかり屋台飯の魅力を話してしまい、あわいでお祭りをすることに……。

しかし、当日発表するお歌と踊りの練習をしていたチビ狐・豊峯の声が突然出なくなって──!?

大好評「こぎつね、わらわら」の第四弾、ドドンッと登場♪

作品情報

作品名
こぎつね、わらわら 稲荷神のおまつり飯
著者
松幸かほ 
イラスト
テクノサマタ 
媒体
小説
出版社
三交社
レーベル
SKYHIGH文庫【非BL】
発売日
ISBN
9784815535247
3.5

(2)

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萌々

(1)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
7
評価数
2
平均
3.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

こぎつねわらわらシリーズ4作目

松幸かほ先生のこぎつねわらわらシリーズ4作目。某シリーズに出てくる「は○ちゃん」のような稲荷神になる見込みのある子ギツネたちと、狐の神使さんたちと、ふつーの人間料理人のほのぼの交流話。可愛い癒し&美味そうなお話でいっぱい。今回は「夏祭りに行きたい!」というお話です。本編220P弱+番外編「結ちゃんのお仕事」(めっちゃ良かった・・)+番外編、時雨ねえさんの爆笑「オンライン女子会」。ひたすら和みたいという方、是非シリーズ1作目から。恋バナはないですが、癒しという意味で萌です!

今回の主役は★夏祭り★!うっかり夏祭りのことを子供たちの前で話したもんだから、子供たちの頭の中はもうそれでいっぱい!(フランクフルト、りんごあめ、わたあめ、etcetc)
ちょっと興奮したらすぐお耳やシッポが出てしまう子供たちが人間界のお祭りに行けるわけがありません。(そもそも人間の姿になれない子もいる)
で、どうするかというと、自分たちなりの夏祭りをしよう★ということになり、加ノ屋の主人、秀尚も巻き込まれて・・と続きます。

まあ変わらず秀尚の作る料理の美味しそうなこと、半端ないです。今回一番食べてみたかったのは、精進料理を1か月続けなくてはならなくなった子供たちのために作った豆腐のフェイクから揚げ!ヘルシーなのかも・・ととても興味深々です。

悪い人はいないし、悲しいことも怒らないし、ひたすら可愛いこぎつねたちを、稲荷と一緒に美味しい料理食べながら見守る、和むという感じのお話です。はあホント和む。唯一気をつけないといけないのは、空腹時に読んではいけないということです!可愛いこぎつねで是非癒されてください。

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