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俺たちオナフレになりませんか♡
今までレビューというものを書いたことがなかったのですが、そんな自分が「この作品の良さを伝えたい…!!」と思って行動に出るくらいにはまずとても素敵で心動かされる作品です。
「嫌いな上司は秘密のオナフレ」と「イケメン後輩は内緒のオナフレ」も同時収録というなんもと豪華で読み応えのある1冊です✨「オナフレ」という特殊な設定から始まるそれぞれ2組の恋のお話。まず絵柄がとても綺麗で可愛くてかっこよくて色気もありえっちです笑 最高ですね!!
表紙からしてえっちだ…笑 もちろんえろもとても素敵に描かれてあるのですがそれだけでなくてストーリーとして私は感情移入しすぎて涙が出ました。「オナフレ」関係から始まるからこそのすれ違い、涙のシーン、とっても心がぎゅっとなったしそこからの想いが通じ合うまでの それぞれ4人は本当に目が離せません!!
とーっても大好きです♡
2つのカップルのお話でした!
加瀬×森下は順風満帆なお話でした!
受けの森下は社内でモテまくりのイケメンの加瀬のことが好きで、加瀬に似ている男優のゲイビをみながら会社のトイレでオナニーしているところをみられ、引かれるかと思いきや加瀬も興奮して一緒にオナニーをしはじめた事をきっかけにオナフレになった2人。
それからはノリノリで、兜合わせやキスしたりもう恋人なのでは?という感じだったのにすれ違いがあります。けど、両思いでハッピーエンドでした!
内海×桃瀬は細かく心情の変化が描かれていて読み応えありました。本のタイトル的にもこちらがメインですね。
受けの桃瀬はゲイということを隠しバレる事が怖くそれによってコミュ障になってしまい人とうまく接する事ができず社会人になり、先輩の森下の事を尊敬している一方、社交的でイケメンの内海の事は苦手で関わりたくないと思っていました。
そんな中、資料室の隅っこでご飯を食べていると加瀬と森下が入ってきてキスしだし遭遇し、初めて同類に出会え相談相手ができ、オナフレの話を聞き羨ましくなり勇気を出しゲイバーに行くと苦手な内海がいて誘われそのままホテルに行きセックスなしのオナフレのような関係になる。
それからも関係は続き、少しずつ内海に好意を抱きはじめたり、会社では社交的になりつつあり、加瀬と森下に相談したり、人として成長する過程がよくわかりました!
そして、内海に告白しようと決意しバーで待ち合わせしていた時、内海のセフレと出会い昔話を聞かされ店を飛び出し電話で思いを伝え、内海が桃瀬を探し出し思いを伝え合い両思いになりハッピーエンドでした!
最後は4人で温泉旅行でした!
長くなりましたがこの作品を読んで、孤独になりがちなゲイが同類をみつけて相談しあったりダブルデートしたりそんな様子がみられて幸せでした!受けが2人とも可愛くて温泉旅行を提案した時の攻めの2人の笑顔をみるとこちらもわくわくしました!笑
あまり見かけないオナフレのストーリーです。
2作入っていて、前半のはオナフレからなお話ですが、後半の表題作はオナフレというか…攻めがひたすら受けを可愛がってじっくり拡げていくお話ですね。
2作ともエッチは最後のみですが、それまでがひたすらエロいです。
修正も白短冊のみでしっかり描いてますので、余計にエロい…。
そして、トロトロにされる受けも可愛いです!
描き下ろしは温泉旅行で、良かったです。
紙本購入
修正は白短冊
です。
前作の「僕たちは運命に嫌われている」とはまた違ったテイストの作品です。
全体を通してシリアス寄りだった前作と比べ、今作は非常に可愛らしく、そしてエロ全開です!
今作は、表題作とスピンオフを含めた2作が掲載です。
まずスピンオフの「イケメン後輩はナイショのオナフレ」
主人公の森下先輩は、社内で人気でイケメンの加瀬くんに恋をしており、そんな
彼を思いながらトイレでオナニーを趣味としているかなりエッチなキャラクター。
ある日その行為を見られてしまい…というところから物語は始まります。
森下先輩は、お人好しで優しい性格、その性格上自分の思いをうまく表現できずにいます。ですが、トイレで彼を思いながらオナニーをするというとても大胆な性格も併せ持っています。
なんでしょうねこのギャップをくすぐる設定…こういう子私大好きです。
そんな森下先輩のお相手は、イケメンで社内で人気の加瀬君です。
ひょんなことでトイレでの森下先輩の行為にあてられてオナフレという関係となってしまうのですが…。
恐らく最初の方は興味本位で森下先輩に近づいてるのですが、だんだん森下先輩の可愛らしい面だったり、エッチな姿に惹かれていき、以降どんどん表情が前半よりさらに優しく変化していきます。
オナフレという特殊な関係によって紆余曲折はありつつも、最後はイチャらぶの
KINACO先生の持つ優しい温かみのあるラストで終えます。
前半後半での括りの為、ストーリーは短めです。その為、やや駆け足な流れの印象なのが勿体ない。
キャラクターの心情をより深掘りした状態で読みたい作品でした。
続きまして表題作の「嫌いな上司は秘密のオナフレ」です。
コミュ障で恥ずかしがり屋な桃瀬くんと、これまた社内で人気のやり手上司の内海さんの二人が出てくる物語。
スピンオフで登場した二人と同じ会社で働く同僚と上司です!
主人公である桃瀬くんは誰にも言えない秘密を抱え、それを拗らせた結果コミュ障に…。桃瀬君はそんな自分の性格を変えたい!の思いでゲイバーへ出向く…そこには苦手な上司、内海さんがいて?!…そんなところから物語は始まります。
まぁ~桃瀬くんめちゃくちゃ可愛いです。
感情に素直で、愛らしく、常に応援したくなるそんな子です。
自分の性嗜好を誰にも言えず、それが自分のコミュ障な性格を生んでしまい悩んでいる、でもそんな自分をどうにか変えたい!!
なんて可愛いんでしょうか…作中はその一生懸命さがとてもうまく表現されています。
対してお相手の内海さんですが、海外出向帰りのイケメン上司、余裕のある大人な態度が自分とは正反対に感じ、桃瀬君は非常に苦手としています。
終始、飄飄とした態度の内海さんは桃瀬君をあの手この手でかき乱していくのですが、中盤グッとスパダリ感を出して、桃瀬君を優しく包み込みます。
そのシーンがとても良いんですよね…。まだ二人は心を通わせていない段階ではあるのですが、上司としての優しさと桃瀬君を大事にしたいという思いが見え隠れしており、非常にグッときます。
またそのシーンの桃瀬くんが内海さんにある行為でお返しするのですが、とにかくめちゃくちゃ可愛いです…じっくり読んで頂きたいシーンの一つです。
終盤に掛けて波乱な展開もあり、これまたソワソワさせてくれる流れになるのですが、ラストのシーンは、これまた尊いんですよね…!
ぜひここは単行本を買ってチェックしてください!!!!
以下個人の感想となりますが、KINACO先生の描く受けはどうしてこう庇護欲、
というか愛らしいキャラクターが多いのでしょうか…。
守りたくなるというか、愛でたくなるというか…そういう読者に愛されやすいキャラクターを描くのが非常に上手な方だと思います。
ストーリーに関しても前作の「僕たちは運命に嫌われている」のような終始シリアスで読者をハラハラさせて、だけど最後は…?な感情のジェットコースターな作品を書いたかと思えば…
今作の「嫌いな上司は秘密のオナフレ」のように、エッチで可愛らしいポップな作品のテイストを書いたりと、マルチな才能を持つタイプの作家さんだと思っております。
BL作家さんによくある流れで、一作目のイメージが纏わりつき、テイストが変わると急に評価されない…という傾向を見かけるのですが、
KINACO先生はそれをうまくかわしながら作品を描かれています。
今後の作品にも期待が持てる作家さんだと思うので、今後の展開が楽しみです。
タイトルにイマイチピンとこないというか、あまり期待してなかったです。購入予定も元々なかったが、アニメイトに立ち寄ったら置いてあったので、ついでにという気持ちで他の漫画と一緒にレジに持っていきました。
読んでみたら、ものすごく好みで、買おうかなと迷ってた数時間前の自分を殴りたいです。
2作品を収録されていて、二つとも同じ世界線です。表題作は2作目になります
1個目は
王子様系攻めと地味モブ系受けの設定です。
攻めに想いを寄せていて、一人で残業しているときトイレの個室にこもってアナニーするのが趣味の受けですが、たまたまそれが攻めに目撃され、脅かされてオナニーフレンドになった。
モテてる様を見てモヤモヤする受けとか、よくある展開ですが、
夢のような時間が少しでも長く続けるようにと願い、けれどオナフレ関係を解消すると告げられ傷つける受けの気持ちを想像すると切なくなります。
もちろんすぐに誤解が解けてハピエンを。
2個目が表題作です。1個目の話に比べてやや長め。
こちらの物語もよくある展開です。
嫌いな上司とひょんなことでオナフレになり、少しずつ心を許して好きになっていくが、
上司にほかにもセフレがいると知って傷ついて関係を解消したいと告げる受け。
全体的にとても読みやすく、ある程度読める展開なので、途中のすれ違いに胸が締め付けられる痛みも切ない気持ちも楽しめてしまいます。
こういった意味で、誰でも楽しめる作品です。
セフレではなくオナフレなので、付き合うまで最後まではやってないです(素晴らしい)。
攻め受けのオナニーを見せ合いっこも、攻めにアナニーを手伝ってもらって開発されていく受けもあります(笑)
余談ですが、体の関係から始まるシチュエーションがとにかく好きで、そして完全に個人の性癖ですが攻め/受けのオナニーシーンが大好きです。
完全に自分にドンピシャな作品で、読後に特典目当てで他の書店にも購入しました。
ただ、読むまで「オナフレ」が「オナニーフレンド」という意味に気づかなくて、これでイマイチタイトルにピンとこなかった理由です。