支配したい「Dom」と支配されたい「Sub」ーー。第2の性が存在する世界。

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作主従の性

時藤青一(セイ)
Dom,空き巣犯
暁人
Sub,19歳

同時収録作品主従の性

松枝尚久
Dom,大学教授の叔父
暁人
Sub,19歳,監禁状態の甥

その他の収録作品

  • いちばんのご褒美(描き下ろし)
  • あとがき
  • カバー下:Dom/Snbユニバース世界観紹介

あらすじ

支配したい「Dom」と支配されたい「Sub」という第2の性が存在する世界。
Subである暁人は主従関係を結ぶDomの叔父 尚久の過保護のあまり、外出もできず監禁状態で寵愛を受ける日々を送っていた。
ところがある日、尚久の留守中にDomの空き巣が入り暁人と居合わせてしまう。
怯えて命乞いをする暁人に違和感を覚えた空き巣犯は、条件として自分のお仕置きに付き合わせる事にするがーー!?
愛と本能がせめぎ合う、歪なトライアングル・ラブ。

作品情報

作品名
主従の性
著者
まくの 
媒体
漫画(コミック)
出版社
道玄坂書房
レーベル
MIKE+comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784846210144
3.6

(81)

(20)

萌々

(26)

(26)

中立

(8)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
10
得点
290
評価数
81
平均
3.6 / 5
神率
24.7%

レビュー投稿数10

SM好きには堪らん、dom/subユニバース

*叔父×甥の近親相姦
*空き巣との危険な関係
*SM寄りの激しいdom/subプレイ

広告で気になり、何となく購入しましたが、
いやー…好きな要素てんこ盛りでした!

叔父による支配に違和感を覚えながらも、無知故に拒絶できずにいるアキト。
「叔父と甥でパートナーになって良いの?」と疑問に思いつつも、叔父の甘い支配を受け入れる日々。
そんな中、偶然遭遇した空き巣による強制的なプレイで初めての快感を覚え、外の世界を知っていき……

片や近親者の叔父、片や空き巣(犯罪者)で「良くないこと」と分かりつつも、どんどん深みにハマってしまう背徳感が堪りません!

攻めの〝空き巣〟設定が良いですね。
【犯罪者と被害者】の関係がスリリングで、次第に惹かれ合う2人にトキメキが止まりまらず、「2人はハッピーになれるのか!?」と大いにハラハラさせられました。
はー……面白かった!!!!

ただ、叔父さんの依存は何処から来るモノだったのか気になりました。
「家族愛」かと思いきや、しっかりアキトとセックスしてるし…かと言って「恋愛感情」でも無さそうで、少しだけモヤモヤ。

ラストは攻め's2人が自分の罪を認め、アキトも自由になれるハッピーエンドで良かったです!

dom/subプレイは、スパンキングや拘束具を使っての焦らしがメインで痛い描写は少なめですが、描き下ろしで【乳首ピアス(受)と魔羅ピアス(攻)】が登場するので、苦手な方はご注意を!
※開ける描写はありません

▶︎シーモア/白抜き修正

3

「好き」な要素はてんこ盛り♡

SM寄りのDom/Sub、おじ×甥、強め執着、三角関係、攻めの精神追い込み系トラウマ、受けの異常な無垢さetc…
など結構『倒錯した世界観好き』としては撒かれた要素に期待して購入した作品♪

感想としては「好きは好き!!」なんです!
が、、、
広げた風呂敷が広いだけに1冊では物足りなさが残ってしまったなぁ~…
というジレンマが残る作品。

2冊位でおじ×甥とメインCPの掘り下げを経て、それぞれのキャラクターを愛でた上でのラストへ…!
だったら何の迷いもなく「神」だった!!!

それ位魅力に溢れた要素が詰まったお話しでした!
単に私の捻じ曲がった『倒錯欲求』アリキなので、「ちょっと刺激のある救済モノが好きな方」には十分楽しんで読んで頂けると思います!!

勝手に厳しめ評価を書いてしまいましたが、やっぱり「好き」要素が詰まった作品であるのは間違いナイ!ので、なかなかの頻度で読み返しはさせてもらってる好きな作品です♡
そしてこれからも沢山読み返す未来も間違いナイ♪

2

SMの話

作品に関してはSM味が強かったです。
dom・sub中心のお話でした。
突拍子もない話題と、現実性のある話題を組み合わせるのは凄いなと思いました。
趣味じゃないとさせて頂いたのは、ストーリー展開とセンスです。
ストーリーの題材は凄く良いのですが、主に三つの軸がある中でどれも消化不良気味だからです。
ただ一冊の中でまとまってはいるのですが、なぜ?どうして?のようなものが少し引っ掛かりました。
それと受けくんの服の趣味が悪いのと、プレイはノーマル気味なのに度々出てくるボンテージ姿がくどくて…本当に趣味じゃなかっただけです。
ここまで物語にのめり込めないのは久々でした。
酷評すみません、特にネタバレないですがネタバレ有りにしておきます。

0

もっと読みたかった!

叔父の不当支配から、魂のペアによって解放されていく、ハピエンなDomSubモノ。両親を亡くし、世間から隔離されて育てられてきたSubと、自分を安定させるために盗みがやめられないDomのお話。

全体的に、ストーリーもよく、エロもとっても好みで満足度高いのですが、、!叔父さんが思ったよりカンタンに巻けたなあ〜というのがちょっとだけ残念なところ。アキトが苦しむのは可哀想だけど、もう一悶着あっても良かったのでは?と思います(3ページめのカラー絵で3Pとか期待しちゃいました_(:3 」∠)_

エッチももっといろいろ見たかったので、上下巻ならきっと神でした!

以下、好きなシーン♡
・鏡×拘束具×サブスペ
・ご褒美(誕生日)

0

Dom/Subの中でも色々な性癖がある

Dom/Subもの。

主人公はSubの少年・暁人。
小さい頃両親が亡くなり、それからずっと叔父の尚久と共に暮らしている。
尚久はDomであり、暁人は尚久に生活の全てを頼っている。
尚久は甥の暁人をとても愛しているんですね。
可愛らしい美少年で。従順なSubで。
自分の元に置いておきたい、自分だけの暁人…
しかし、ある晩家に泥棒が入るのです。
ひとりでいた暁人はその泥棒にSubと見破られ、その場でコマンドで服従させられる…

…と始まります。
が、この泥棒男・セイとの関係性は決して恐怖に基づくものではなく、逆に尚久に隠れて会うほど惹かれるものを感じる暁人。
その陰にある真実は…
ここに本作のDom/Sub作品としての独自性があります。
暁人はダイナミクスの教育をろくに受けていない。その知識不足の中でDomのコマンドに服従するという事だけを信じ、Subが拒否できる事を知らない。
それが「不当支配」。
尚久に愛はあるけれど、暁人を無知のままにして独占欲と束縛、支配欲を行使している。
一方、途中から割り込んだ形のセイにも、自らのDom性をコントロールしきれない部分がある。
その綻びを宥めるために現れるのが「盗癖」。
だから尚久の家に空き巣に入ったわけで、これは真面目に読むとシャレにならないと思った。

結局は、セイと暁人が「魂のペア」という展開になり、暁人は不当支配から解放されセイも盗癖が収まり、となるわけですが。
Dom/Subの真実の結びつきが心身の安定へ、というテーマもありつつ、その愛情の表し方がどうしてもSM的なセックスの描写になってしまうのが少し残念。
Dom/Subの中でも色々な性癖/求めるものがあり、そのマッチングが重要なのだな、と理解しました。

絵柄は良く、三角関係やNTR、束縛やSMの要素がありつつも、印象はそれほどハードでもダークでもなく軽めに読めると思います。

0

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP