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  • いただきます、オオカミさん。

いただきます、オオカミさん。

itadakimasu ookamisan

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表題作いただきます、オオカミさん。

緑川珀兎,草食下位種のウサギ
狼ノ森南月,肉食上位種のオオカミ

その他の収録作品

  • 一番のごちそうは
  • カバー下漫画

あらすじ

オオカミなのに、ウサギに喰べられて気持ちいいなんてっ…!

動物から進化し、種族を超えて共存する獣人の世界。
上位種であるオオカミの中でも更に優秀な南月には、誰にも言えない発情のトラウマがあった。
ある日、下位種のウサギの転校生・珀兎に校内を案内していると、突然空き教室に連れ込まれてしまう。
「南月のフェロモン、懐かしい」そう囁く彼から逃げ出そうとするも、南月の体は発情してしまい…!?

作品情報

作品名
いただきます、オオカミさん。
著者
小夏うみれ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784866574257
3.8

(42)

(10)

萌々

(17)

(12)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
7
得点
157
評価数
42
平均
3.8 / 5
神率
23.8%

レビュー投稿数7

受への愛を拗らせてる激重一途のウサギ攻が最高!

ウサギ×オオカミのケモミミ作品

オオカミはウサギに発情する本能を持つ世界
オオカミたちが可愛いウサギをナンパしたりと欲に真っ直ぐな生活を送る中、
オオカミである受・南月は常に自分を律し、友人がウサギに強引なナンパをしていたら助け舟を出すなど、性的なこととは無縁な生活を送っています。

そんな中、転校してきたウサギ・珀兎。
転校初日から南月に好き好き攻撃かまします。

実は幼い頃、道端で偶然出会っていた2人。
喧嘩で怪我を負っていた珀兎の手当てを南月がしてあげます。
ところが、南月は生まれて初めての「発情」を起こし、衝動のまま、珀兎の耳に齧り付いてしまい…

相手の耳に大きな傷跡が残るほどの危害を加えてしまったというそのトラウマこそ、南月が清廉潔白オオカミになった原因なのですが、
優しく手当してくれた南月に一目惚れした珀兎にとって、耳の大きな傷跡はむしろ南月との思い出。
その思い出をどんどん拗らせ、南月よりも強く格好いいウサギになるためずっと努力してきた珀兎、激重なぐらい南月のことが大好きで。

ひたすら追いかけ回し、アピールしまくります。
ちょっと強引だけど、でも南月が本当に嫌がることはしない優しさもあって。
珀兎の溺愛っぷり・健気っぷりがキュンときます…!

自分を律しようと頑張ってるのに、つい珀兎に流されてしまう南月も可愛い。
感情が耳と尻尾にすぐ表れるのがもふもふ好きとしては凄く好きです。
珀兎に近づく他のオオカミに嫉妬して理性が効かなくなってしまうところとか、めちゃくちゃ萌えます。

ケモミミならではの要素もきちんと盛り込まれてたところも好きでした。
南月がかなりの肉食だったり(肉ジュースが好物)、
逆に珀兎は人参キャンディが好きだったり(このキャンディを使って南月にエッチなこと仕掛けるシーン最高でした)…
他にも放課後視聴覚室での「グルーミング(オオカミ同士での性欲発散)」とか
チョコレートを食べると南月が酔っ払ってしまうなどなど。
ケモミミ作品といってもただケモミミ付けてるだけの作品もあるので、しっかり設定に織り込まれてるのがよかったです。

コマがウサギの形やオオカミの形になってたりするのも一工夫あって。
絵も綺麗なので、凄く読みやすかったですし、
何よりストーリーが本当に大ヒットでした!

この2人の続編や、作中に登場した南月のオオカミ友達の話とかも見てみたいです。

5

おおかみさん可愛すぎ

絵がすごく綺麗でオオカミさんもウサギさんもとっても可愛かったです♡特にオオカミの南月のもふもふのお耳と猫みたいな大きな瞳たまりません!
子供の頃に出会って以来ずっと南月が好きだったウサギの珀兎もかわいさの中にも凛々しさと男前度が高め
でも狂暴笑
なんで人にけもみみとしっぽつけるだけでこんなに可愛くなるんだろう
あと南月の友達オオカミのハヤテがお気に入りです!こんなやんちゃ受け可愛すぎる
ぜひハヤテにもきれい系スパダリオオカミのお相手を!

3

強引一途ウサギ×ウブオオカミ♡

わーい!コミックス待ってましたヾ(*´∀`*)ノ

肉食上位種のオオカミと草食下位種のウサギに別れている獣人の世界。
発情や尻尾で性欲を刺激するシチュなど獣人設定の美味しさが堪能出来ました♡
個人的に尻尾に感情が出るのが大好きなので、その辺りも大満足(﹡´◡`﹡ )
(牙もかわいいのですよー!)

草食×肉食のカップリングですが
見た目は普通に雄々しいウサギ×可愛いオオカミです。
外見だけでは食物連鎖逆転って感じはしないかな…?
(余談ですが作者さんTwitterのカウントダウン漫画でキャラの雰囲気がわかりかすいです♪)

ちなみに可愛いお話だけどエロ描写が濃いめ♡
オオカミ受けの敏感な身体がエロっちぃのですよ///
(飴ちゃんプレイは某声優さんの「飴に女にされた」のパワーワードを思い出すw)


受け:南月(オオカミ)
狼は性に奔放のようですが、南月は一切興味なし。
というのも初めての発情がトラウマになっているんですね。
凶暴な気持ちがわき上がり兎を噛んで傷つけたことが…。

お年頃になった今も発情をしないよう抑えています。
ゆえに性的なことに慣れてないウブなオオカミさんです♪

攻め:珀兎(ウサギ)
南月が初めて発情したキッカケが珀兎でした。
南月はトラウマになってしまった一件は珀兎にとっては恋の芽生え。
兎だけど狼よりも大きく成長出来るように頑張ります。

子供時代に出会った南月へのクソデカ感情で生きてるので
少々強引さはあるけれど一途に溺愛するウサギさんです♪

お話は南月を追って珀兎が転校するところから始まります。

再会早々に珀兎はもう辛抱堪らんとキス&抜きっこ♡
突然のことに南月は動揺しながらも気持ちいいが止められない…!
珀兎のラブアタックから必至で逃げるけれど、
エッチなことをされると身体がグズグズに開いてしまう。

それを何度か繰り返しながら
少しずつ気持ちも結ばれていくお話です(﹡´◡`﹡ )


南月がとーーーーーっても可愛いです!
尻尾の動きで感情ダダ漏れ。
お口とは真逆にブンブンブンブンよく動くw
お肉を前にすると目がキラッキラするのもかわいい。
(さすが肉食動物といわんばかりの食好みに笑っちゃう)
(可愛い顔で「肉汁~ッス!(ニクジュース)」を飲むギャップw)

そんで珀兎から与えられる快感に弱くて
すぐにトロンとした顔になっちゃうのがエロいッ!!!

しつこく追いかける珀兎は最初"俺様"な印象でした。
けれど南月のことが好きで仕方ないってのが見えてくるのでキュンときちゃう。
(好き=性欲のDK大好きマンなのでそれはそれでとっても美味しい♡)

愛情表現はエロ方面に発揮されてたけれど、
終始一貫『南月LOVE!!』を掲げている攻めで可愛いです。

個人的に好きなシーンは初めての発情。
ショタの兎と狼のエンカウントってシチュがかわいくて、
暴走気味な南月の半開きのお口から見える牙がかわいくて、
その後のエピソード(カバー下)にニヨニヨ♡

エッチなシチュでは
嫉妬した珀兎が人前で南月の尻尾を愛撫しまくるのとか、
(南月は尻尾だけ蕩けてフェロモン暴走するほどw)
体育倉庫でえっちな乳首+体操服のプレイとか、
(こう書くと変態くさいな…私…;)
なんかもう南月の身体がエロくてエロくてうわぁぁぁぁぁってなりました(///Д///)

気付けばエロの話しかしてないレビューですが、
キャラクターが終始可愛くてニヨニヨ。
(吹き出しが兎や狼になるのもポップで良き♪)
可愛くてエッチなケモミミが楽しめました!

7

美味しい関係

今回は草食下位種のウサギと肉食上位種のオオカミです。

発情にトラウマのある受様が攻様と恋人になるまでと
恋人になってからの短編を収録。

動物を祖先に進化した獣人は
種族を超えて同じ社会で暮らすようになります。

しかし未だに弱肉強食の本能は色濃く
肉食上位種のオオカミは発情すると
草食下位種のウサギを「食べたがる」のです。

受様は肉食上位種のオオカミです。
高校でもクールで紳士と評判で
受様になら食べられてもいいという
女子生徒は後を絶ちません。

そもそも獣人は性に奔放なものが多く、
男同士でキスやや抜き合いするグルーミング等の
スキンシップにも積極的なのですが

受様はある事情から
「発情する」を恐れていました。

そんなある日、
転校し仕立てて迷ってしまったという
ウサギの男子生徒に声を掛けられます。
彼こそが今回の攻様になります♪

攻様は草食ウサギなのに
不遜で俺様なオーラを醸していて
受様はそんな攻様の絡みつくような視線に
戸惑いを感じます。

問われた視聴覚室まで案内したら
さっさと離れようとしますが
そのまま室内に連れ込まれてしまうのですよ!!

なんと攻様は受様が初発情したした時に
噛みついてしまったウサギで
「受様に会いに来た」と言うのです!!

受様に会いに来たという攻様の目的とは!?
攻様にロックオンされた受様の運命はいかに!?

雑誌掲載作をまとめての書籍化で
獣人社会を舞台にした肉食種の受様と草食種の攻様の
ドタバタラブコメディになります♪

受様にとってはトラウマになった出来事は
攻様にとっては初恋の始まりという
色んな意味で正反対な2人の恋は

良くも悪くも一途な攻様が押して押して押しまくり
初心で素直な受様はなんだかんだ言いつつ
押し負けちゃう感じがとっても楽しいです。

そしてオオカミな受様がめちゃエロい♡
受様フェロモンで友人のオオカミまで
一発アウトで倒しちゃうくらいエロい♡

もふもふ好きなので
耳や尻尾ぴるぴる、ぶんぶんととっても
萌えツボで面白かったです (^○^)v

カバーに本編幕間的なコマ漫画がありますので
ぜひペラっとしてみてくださいね♪

3

かわいい

小夏うみれ先生の絵、すごく好きなんです。
キャラクターはもちろんなのですけれど、服のシワだったり、腕と脚のラインだったり、線がすっきりとしていて、綺麗だなあとついついじっくり見てしまう。
ころころと変わる南月の表情も可愛いんですよ。

獣人ものでウサギといえば、なんとなく受けなのかななんてイメージがあったりして。
ところが、こちらの作品はぴょこんと生えた長い耳を持ったウサギが攻め。
そして、どちらかというと攻め側に周りそうなオオカミが受けだという。
モチーフとなっている種族的にも、本来であればオオカミの方が一途な気がしますが、今作はウサギの珀兎がやや暴走気味になりつつも一途に南月を溺愛し、追い掛けまわします。
獣人設定ではありますけれど、複雑な特殊設定はあまりなく、お話も王道寄りの再会ものなので読みやすいかと思います。

いやあ、可愛かった。
何が可愛いって、南月がすっごく可愛い。
珀兎と再会して以来、終始振り回されている姿には少々同情をしつつ…
南月には大変申し訳ないのだけれど、触れられて戸惑っている顔も恥ずかしがっている顔も、どれもものすごく可愛いんですよ…
獣人ゆえの尻尾の動きも感情爆発丸分かりで可愛い。
珀兎の手によってとろけさせられていってしまうわけなのですが、とあるきっかけで気持ちが変化しはじめてからというもの、なんだかどんどん可愛さが増していきませんか?
さっきから可愛いしか書けていませんね。
南月が可愛い。これに尽きます。

それから、個人的に今作は飴がMVPなんじゃないかなって。
これは…どのシーンよりもえっちだ…
ちょっと、こんなにえっちな飴初めて見ました。
受けも攻めも色っぽく見せる、とても良い仕事をしてくれる飴にぜひ注目してみてください。

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