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表題作羽賀くんは噛まれたい

浪川嵐,α,26歳,看守部長
羽賀大輔,Ω,23歳,囚人

その他の収録作品

  • 羽賀くんは噛まれたい(描き下ろし)

あらすじ

童貞刑務官×歯フェチ囚人
至高のガチえろオメガバース!!

早くあんたのコレ
俺ン中にぶちこんでくれよぉ…

Ωの囚人・羽賀大輔はα限定の歯フェチ。
αがいない塀の中で過ごすのに飽きて脱獄を考えていたが
ある日、α刑務官が配属されて──!?
俺の運命の歯列(エンゲージリング)来た───!!!!!

お堅いα刑務官をΩの発情フェロモンで悩殺!
究極のどちゃシコラブコメディ!!!

作品情報

作品名
羽賀くんは噛まれたい
著者
さきしたせんむ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
三交社
レーベル
Charles Comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784815501617
4.5

(244)

(160)

萌々

(61)

(16)

中立

(0)

趣味じゃない

(7)

レビュー数
23
得点
1092
評価数
244
平均
4.5 / 5
神率
65.6%

レビュー投稿数23

オメガバースが苦手な人にも

作家さん買いです。

オメガバース作品は倫理観が合わなくて手を出さないことが多いのですが、羽賀くんは単話売りのときから最高だったので単行本化すごく楽しみにしていました...
もうめ〜っちゃくちゃ最高です オメガバース好きな人にも、オメガバースかあ〜...とうっすら不安に思っている人にも是非読んでもらいたいです 最高です!間違いありません

さきした先生が作られるお話はどれもストーリーありエロありハッピーエンドで欲しいもの全部ここにあります、な感じがたまらなく好きです...絶対にみんな買って欲しい...

15

表紙からして天才

も~!めちゃんこ最高でした…!
表紙の二人のビジュアルからして大好きだったので、チェックはしてたんですけど

内容もアホエロ!ハッピー!濃厚セッ!!!!て感じでページを捲る手が止まりませんでした♪
濡れ場も一話に一回はあるので、深く考えずに甘々濃厚エッチなの読みたい方におすすめです。

ただ、表紙の印象から受ける二人の性格が実際と差があって、
攻めさんはウブな童貞さんだし、受けくんはおバカな淫乱処女なのでその辺が受け付けない人は辛いかもしれません…
あとの注意点はオメガバース、モブからの強姦未遂(&軽度の暴力)、孕ませ発言、ハート喘ぎ、受けくんのアヘ顔ともとれる表情ですかね。(アヘ顔っぽいのは一コマだけです)
表紙で判断つくと思いますが、絵柄と受けくんにも筋肉しっかりついてるのでその辺も。
(私は絶妙な筋肉量でセクシーだな!と思いました)(あとお臍もえろい…)

逆に淫乱処女でグイグイいくのに、いざ攻めさんが襲いかかると怯えちゃうのとか好きだったらオススメです!
私はtkb攻めがすきだったので、受けくんがtkbが敏感だったのにガッツポーズとっちゃいました…!ありがとうございます
受けくんが処女なのに自分で開発を進めていたので(オナ…)めちゃ敏感なのも福利厚生がしっかりしてます。
ちびキャラなどの描写も可愛くてにこにこしちゃいました…あとくっついた後もしっかり話があったり、 脇役の山田くんもいいキャラしてて良かったです。

オメガバースは、オメガを性搾取する傾向があったりして苦手だったのですが、モブレ未遂があったものの、そこまで「オメガは搾取されるもの!」感が少なくて抵抗なく読めました。
そういう発言してるキャラもいるけど、オメガがそうは思ってない対応だったからかな…?
薬が発達している設定なのもあったからかもしれません。
レンタルで購入したけど、紙での本も買おうと思ってます。

ちなみにおちん…の修正は、専門用語わかりませんがおちん…のところだけ真っ白です。ご参考までに。

14

君は運命の歯

面白かった~!
表紙のドエロさによらず、純愛でした!
監獄×オメガバース+フェチ要素もあり!
斬新な設定と甘イチャカップルたちが微笑ましくて、
めちゃくちゃ楽しみながら読みました♪

受けの羽賀くんはΩで、α限定の歯フェチという特殊性癖もち。
理想の歯を追い求めるあまりαの歯狩りを繰り返していたところ、
運悪くお縄になり、刑務所に入ることに。

退屈な日々に飽き飽きして脱獄することを考えていたある日、
新しくα刑務官が配属されてきます。
しかも、その刑務官・浪川は羽賀の理想の歯並びで…

“運命の歯列”と書いて“エンゲージリング”と読むのに笑ってしまった。
運命は運命でも、この作品の場合は「番」ではなく、運命の「歯」なんです(笑)

もうね、羽賀くんか可愛すぎ!
ガチムチで、囚人で、変態性癖もちで、ビッチっぽいのに、
まさかの処女で、乙女なピュア受けというそのギャップ!!

歯のためならある意味一途というか、執念深く浪川を追い回し、
自らの体を餌に浪川の歯を狙いますが、そのうちに自分の方が
浪川を好きになってしまうというアホの子です。
でも、自分の欲求に従順で、人懐こくて、笑顔がとっても愛らしいんです♡

攻めの浪川は真面目な堅物童貞αで、最初はそんな羽賀の誘惑も
辛うじて撥ね退けていたものの、度々襲い掛かられ翻弄されるうちに
羽賀のことが可愛く見えてきてしまいます。

堅牢な壁も一度崩れてしまえば、そこに残るはピュアな恋心。
やがて羽賀への恋心を自覚すると立場は逆転し、それまでの
【浪川♥←←←羽賀】を上回る【浪川→→→♥♥♥羽賀】へ!

夜勤のときに密かに羽賀の寝顔を見に行ってしまったり、
羽賀が刑期を終えると勢いあまってプロポーズしてしまったり、
浪川が羽賀にメロメロすぎてニヤけてしまいました。

そして、出所後の念願の初エッチ、最高でした~!
熱く、激しく、まさに2年半分の想いがこもった濃密さでした。
ぐずぐずのとろっとろで柔らかなムチムチなボディが色っぽすぎる羽賀くんと、
それまでのヘタレ返上でαの本領発揮し、貪るようにガン攻めしちゃう浪川さん。
ストップをかけても衝動が止められず、強引な浪川にキュンとしてしまった…
容赦ない中出し後の「孕んだら嬉しいなぁ…」にもぞくり♥
目つきからもう孕ませる気満々ですやんね。

もう浪川の愛が超重量級に重すぎて極甘でした。
番の成立初日から「結婚」「妊娠」と言い出し、
愛しすぎて我を失ってしまう程にむちゃくちゃに抱いてしまったり、
羽賀を引かせてしまう不器用っぷりが愛おしかったです。

結婚や妊娠をなかなか承諾してくれない羽賀の理由にも愛を感じました。
なんだかんだで両想いすぎるんだよな…ほんとこのバカップル大好きです!

他にもプレイαな妻子持ちの浪川の女性上司や
羽賀の同房のΩ山田の濃ゆいキャラも魅力的で好きでした♪

12

神です…

どうあがいても神!
萌える!エロい!

最初電子書籍で買いましたが、観賞用として紙本も買いました。

さきした先生、いや専務、bl作家になってくれてありがとうございます

11

エロあり、甘々あり、恋心あり。

作家買い。

さきしたさんの描くマッチョな美ボディとハードな濡れ場。
これ、めっちゃツボなのですが、さきしたさんの魅力はそれだけに非ず。きちんと「ラブ」が盛り込まれているところに萌えが滾る。

ときに攻めさんが受けさんを愛しすぎてとんでもないヘンタイさんになっていたり突き抜けた愛情表現があったりしますが、それも良い。

今作品はオメガバースものですが、今までのオメガバもののイメージをちょっと覆す作品でした。その大きな理由が、受けの羽賀くんの存在。さきしたさんらしい綺麗な絵柄とハードな濡れ場。そこにちょっと毛色の変わったオメガバものという組み合わせで非常に面白かった。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。






主人公はΩの羽賀くん。
彼は「αの歯」が大好きなちょっと変わったフェチ持ちさん。歯を手に入れるために自身のフェロモンを使ってαを誘い出し、自分を襲ってきたら、これ幸いとそのαの歯を抜いてしまう。が、ついに警察につかまることになり傷害罪で刑務所に収監されてしまうが―。

というお話。

と書くと、羽賀くんが凶暴で粗暴な青年をイメージされるかもしれません。実際、羽賀くんはかなり頭のねじがぶっ飛んだ思考を持つ青年です。なのですが、彼はすんごいアホな子(褒めてます)なんですね。さらに羽賀くんがαの歯を抜くようになったその過去がきちんと描かれているために、単に粗暴な青年に仕上がっていない。そういったところが、さきしたマジックか。

そんな羽賀くん、刑務所の中は退屈極まりない、ということで脱獄を計画するが、そこに一人の男性が登場する。刑務官の浪川だ。綺麗な歯並び、そしてα。男性ではあるがこの際仕方がない。浪川の「歯」をゲットするために行動を開始するが。

羽賀くんの行動は傷害罪で、被害者もいる事件なので、もしかしたら読み手を選ぶ作品かもしれません。

が、とにかく羽賀くんが可愛いの。
綺麗なビジュアルと、そのビジュアルを裏切る粗暴さとアホの子ぶりを兼ね備えています。

で、一方の浪川も。
αで、順風満帆で生きてきた浪川が、羽賀くんに振り回され、翻弄され、そして陥落させられる。この二人のやり取りがコミカルで笑いを誘います。

一般的にオメガバものってΩの方が搾取される側だったり、αに主導権が握られているものが多い気がしますが、今作品はΩである羽賀くんの方が迫るストーリーでそれも面白かった。

表紙がちょっと怖いっていうのかな。
浪川が口枷をしている絵柄が使われていますが、このマスクにも意味があります。
で、このマスクを外すと浪川がとってもイケメンさんです。想いが通じて恋人同士になった後の濡れ場では、あんなにヘタレだった浪川がグイグイ羽賀くんに迫る。それがまたカッコいいの。悶絶しました。

羽賀くんにヒートが訪れたり、巣作りしてみたりといった描写もありますが、オメガバ要素はあまりなく、苦手な方でも手に取りやすい作品かなと思います。

で。

個人的に羽賀くんの刑務所内で同室だった山田くん(彼もΩ)が、めっちゃツボでした。山田くんいわくオメガ同士のセックスって最高だそうで(天国がみれるらしい)、ぜひとも彼メインのスピンオフ作品を描いてほしいと絶賛切望中です。

コミカルさあり、切なさあり、エロあり、恋心あり。
非常にバランスのいい作品でした。

10

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