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表題作パンダフルライフ

半田倫太郎,半田家当主,社長
笹本ショーゴ,21歳,大学生

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • あとがき

あらすじ

うまい話には裏がある!?
超高額バイトの驚きの内容は、
ワケアリ社長の生殖訓練!?

ある日ネットで見つけた、時給2万円という
超高額バイト――
どう考えても怪しさ満載のそのバイトの内容は、
なんと日本屈指の超大企業の社長・半田の
生殖訓練だった!?
ノリで応募して受かってしまったものの、
そのとんでもない業務内容に驚きを隠せない、
大学生の笹本。
どうやら半田家は代々、どういうわけか生殖に
必要な発情期が年に一度の数日しか起きない
という特異体質らしい。
代々受け継がれる銘家の血筋を絶やしては
ならないと、きたるべき日のために訓練をする
必要があるというのだ。
大企業の社長というだけあって、一般人には
考えられないほど多忙な日々を過ごしている
半田に何とか興奮してもらうため、試行錯誤を
繰り返す笹本だったけれど…!?

作品情報

作品名
パンダフルライフ
著者
松吉アコ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784199608605
4

(19)

(10)

萌々

(0)

(9)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
77
評価数
19
平均
4 / 5
神率
52.6%

レビュー投稿数4

コメディ ハンダ&ササ本

面白かった!

高額報酬に釣られて、女子限定なのに、証明写真を巨乳女子に加工して応募したら
採用されてしまった主人公。

行ってみたら、雇用主はパンダ並に大事に育てられた大企業の御曹司。
御曹司の一族の秘密は、発情期が年に一度しかない事。
その発情期に合わせて、婚約者と初夜を迎える計画を立てている・・

年一の発情期 生殖の大チャンスを活かしたい
生殖訓練を極秘裏に行う為の募集だった。

表現の語彙が面白くてセンス良いし、絵も上手い。
どこまでも真剣に生殖訓練に応じる御曹司の反応も面白い。
久しぶりに笑った面白い作品だった。

0

天然物紳士

パンダと同じ発情周期という特異体質の半田が
将来のことを考えて生殖訓練(?)をするためバイトを募集し、それに応募し採用された笹本とのお話でした。

色々とパンダに結び付けられていくお話なのかなと思いましたが、名前と発情周期だけでしたね。
それでも半田の天然物な紳士っぷりには何度もグッときたし
高時給に釣られただけだった笹本もすごく良い子で、メイの登場からの程よく切ない展開も良かったです。
突然のモブレ未遂にはちょっとびっくりしたけど、半田が気持ちを自覚するためには必要なものだったのでしょうね。

無事秘書になって、公私ともにパートナーとして幸せになってほしいなと思いました。

0

パンダのような半田

フツメンの大学生・笹本は高額時給につられて
応募したバイトで浮世離れした大企業会社社長・半田の生殖訓練を手伝うことになってしまい…。

パンダのように年に一回しか発情期が来ないという特殊体質の半田。
半田が所々通常とズレた感じで、
大迫力の大画面でのAV鑑賞、ひとりプレイ未経験、メイドカフェでの独特な楽しみ方…などなど。
さらには休日も返上するほど多忙を極め、体質のため性的なことも抑圧されてきた環境でそれを普通だと思っている半田の概念を笹本が覆して…。

はじめに笹本がお金目当てで半田に会った時の不純さから、恋人になった半田へ近づくため、そばに居るために努力している姿には成長を感じました。
感覚の違う人間同士が惹かれ合い、お互いがそれぞれのモチベーションを高める存在になっていく。
公私共にいいパートナーになって欲しいふたりです。

ただ、ゲイバーにいたまことの所業や半田の許嫁のメイの笹本への態度にそれぞれちょっとモヤつかされました。
まことはだいぶアウトなんですけど、特に制裁もなく…なんかこっぴどい目に遭ったらいいと思う。
メイは、きっと他の思い人と幸せになるでしょうね。

ポップな表紙に作中ちょこちょこ出てくるパンダがかわいかったです。

1

パンダには笹を!

パンダってなに?と、疑問に思い手に取りました。
パンダは直接出てこないのですが、パンダのような発情周期を持った青年が攻めとして登場します。

箱入り当主兼社長・半田×普通の大学生・笹本(パンダと笹w)

高額バイトに修正写真で合格した笹本。その驚愕のバイト内容とは、半田の「生殖訓練」で……と、いうお話。

ちょっと設定にファンタジー入ってます。
年に一度しか発情しないって、まさにパンダやん!
超箱入りで無知な半田が可愛くて憎めませんでした。
半田の発情を促すため、笹本はあの手この手で興奮させようとするものの、半田のハンダはノーリアクション⁉︎
これはもしや……?と、いう展開。

半田はゲイなのか?そこは最後まで明らかになりませんでしたが、勃つ相手は笹本のみというね。

世間離れした半田とのメイドカフェデートが面白くて、真顔で〝もえもえキュン♡〟は面白かった。
半田の素の顔と、飾り気のない優しさを知り惹かれていく笹本ですが、半田には許嫁がいて……

この許嫁がいけすかなかった。
最終的にはガツンと切れた笹本のおかげで目を覚ましますが、女女していて好きじゃなかったです。

色んなことを我慢させられて世間の常識からズレてしまった半田は、それがおかしいということにも気づいていなくて、そこが不憫で切なかったです。
誰だって、仕事をこなして子を成すマシーンにされたくはないですよね。
それを気付かせてくれたのが笹本なんですよね。

スケールの大きいデートも、半田とのことが笹本の将来につながって行くところも良かったと思います。
ただ、全体的にはあっさり。
細かいことを気にせず、ファンタジーとして読めば楽しめると思います。

それにしても、半田の発情期はどうなったんだろうか?
笹本にならいつでも準備OKってこと?
まぁ、ファンタジーだからいっか。

4

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