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表題作セックスアンフレンド 下巻

鷹取 朝日,高校生→37歳,俳優兼モデル
春日野 実祥,高校生→37歳,バーテンダー

あらすじ

人には生涯忘れられないワンシーンがある。

鷹取朝日のそれは、親友・実祥にしたキスだった。

あまりにも衝動的な自分の行動に驚き、
逃げるようにその場を去ってしまった朝日は
その日をきっかけに周囲との連絡手段を絶ち、
彼の前からも姿を消した。
しかしその数年後、
思わぬ形で再会した二人は
新たにセフレとして関係を持つことに。

過去の過ちを後悔し続けながらも
求められるままセックスに応じ、夢中になる日々。
けれど、その行為には朝日なりの決意があって──。

作品情報

作品名
セックスアンフレンド 下巻
著者
相野ココ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
G-Lish Comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784866693781
4.5

(54)

(37)

萌々

(10)

(5)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
242
評価数
54
平均
4.5 / 5
神率
68.5%

レビュー投稿数4

じんと来ました

実祥と朝日のキスが世間にバレた事により、朝日がマスコミに「5年前、一方的に大切に想ってた人」の存在を話していました。
そして時を同じくして実祥は家族に、自分はゲイだと告白していました。

実は朝日は全て知った上で、実祥の復讐に付き合ってたんです。

そして2人はマスコミを避けて会うのですが、5年前の屋上での出来事のやり直しをすることになるんです。
高校生の時の彼等と現在の彼等の姿がリンクしていて、思わずじんと来てしまいました。

5年前の屋上での出来事からの朝日の苦悩や、女優との本当の関係も描かれていてスッキリと解決されています。

ただ2人が付き合い始めてから、実祥の過去の男が現れて2人の仲を揺さぶろうとします。
彼は彼で実祥をずっと見てきて真剣に好きなのですが、やはりお互いに想い合う朝日と実祥の愛情の強さに敗北を認める事になっていました。

そして朝日が女優宅に出入りするようになったきっかけなのですが、実祥に対する執着を感じてしまいました。

その女優の息子が15歳になってからの悩みを、37歳になった朝日が相談を受けている描き下ろしが収録されていました。
幸せそうに一緒にいる朝日と実祥を見ることが出来ます。

0

2

電子合本版で読了。

親友からのキスで人生が一転してしまった受。
離れて明るかった性格も暗く落ち込むことも多くなり・・・
過去の話、今までの生活をかがみつつな怒涛の後半。

結局は攻の勇気がたらんかったせいで人生めちゃくちゃ
という感じではありますが、
受は受でちゃんと確かめないまますれ違ってしまったというところですね。
よくある展開ではあるのですが、キチンと経過が描かれているのがいい。
年上で子持ちの彼女がいるはずの攻の執拗なまでの
執着というか、受に対する愛でかたが私は好きだった。
無意識にからだを摺り寄せるしぐさは受攻どちらも好み。

明かされる真実と~なラストも良かった。

0

心を鷲掴みにされる表情が堪らない

セックスアンフレンド下巻はもともと電子でレンタルしたのですが、そのまま期限が過ぎてしまって放置したままになっていました。
その後読み返したくなって書籍の方を購入。
でも電子だけの書き下ろしのその後(22p)が読みたくて再度購入した経緯があります。
普通よりお金かかってしまいましたが、それを勿体なく感じさせないくらい私の中では2人が可愛くて切なくてほんとに大好きな作品になりました。

攻めが、ボロっと溢す涙がほんとにほんとに切なくて、心を鷲掴みにされます。
この作家さんは魅せるのがとってもお上手!
不意に垣間見える言葉にならないものがこっちにもぐっと伝わってきて鼻の奥がツンとしました。

そしてエッチがほんとにえっちい!
攻めがどうしようもなく受けのことが好きで大事で仕方ないのが最中にも伝わってきますし、えっちの仕方がほんとにえっちい(何度も言っちゃう)

すれ違いのままお互い執着してるのになかなかわかりあえなくて、でもやっとハッピーエンドで、最後には書き下ろしでラブラブなエッチもみれて大満足でした!

0

昼メロ調両片思いモノ

電子の合冊版の下巻が出たので上下巻での感想。
電子と紙では表紙が違うんですね。
紙単行本を見て読みたいなあと思っていましたが
紙の方がだいぶ雰囲気あってお洒落美しいなあ。。
内容的には電子の表紙は合ってるけど
中身は何か違うんだろうか?
電子は書き下ろしがついてない?
タイトル「セックスアンフレンド」
セックスフレンドの逆でふつうの友だちって意味なのかな?と思ったら
アンフレンドは友だちから外すって意味らしいです。
まさに友だちじゃなくなってしまった2人の
両片思い。
同級生のすれ違い王道かな。
はじまりはキスされて扱かれてしまうのでゲイって気づく。そこまでする?親友何してくれたんやな展開。
でかってに避けられて天真爛漫な受けが傷ついてビッチに変身からの再会。復讐。
愛憎ありますがドロドロって感じまでいかない。
攻めが俳優業なので
セフレとか危機管理ゼロやんって
突っ込みどころ満載ではあります。
正直上下巻一気で読まないときつかったなと。
分冊版で読んでたらついてけなかった。
上巻だけ読むとキスして消えた攻め君が
お前なんなん?ってなサイコパスです。
いやいや好きだった人なんだから多少雰囲気違っても
話せばわかるだろう?本当に気づかないでやってんの?彼女いんのに?彼女んちにセフレ連れてくの?
って思っていたら
やっぱりはじめてセックスする前には気づいていました。そしてゲイで女性とは付き合ってなかった。ほ。
下巻で種明かしがあるのでそれまではモヤモヤしましたね。
濃い味に見せてなんだかなと思い読んでいましたが
下巻でなんか不憫な受けミサキが高校の卒業式の日に思いかえって
「俺を好き?」って聞いて気持ちを伝える所では
うるってきてしまいました。私もちょろいです。
両思いになってからは
さらりと元彼展開あり。王道なのであんまり深く考えず同級生好き、昼メロ調BLが好きな方にはオススメです。


1

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