電子限定おまけ付き
俺のわがままで温泉まで来てくれたお礼、させてください
南国さんてモブ姦のイメージが強い作家さまなのですが、今作品は正真正銘、エロ&甘々で構成されているお話。
もうね、
エッロ!
あっま!
と叫びたくなるような、そんなエッチぃお話でした。
主人公は大学5年生の壱春。
大学5年生、というところからもお察しの、ちょっとだらしのない青年。
そんな彼は、ある日突然、超絶イケメンに温泉旅行に誘われることに。
そのイケメンとは駅で出会った。
俺死んだ…
俺 死んだって…
とブツブツ告げるその男・臣をヤバいやつと判断した壱春だったが、突然泣き出し、「失恋した」と告げる臣を放っておけなかった壱春。そんな臣に、恋人と一緒に行くはずだった温泉旅行に一緒に行ってくれないか?と壱春は誘われたのだった。
金銭はすべて臣持ちということで、ありがたくその旅行にご相伴にあずかることにした壱春だったが―?
豪華な温泉に美味しい食事、良い温泉。
堪能する壱春だったが、壱春はゲイ。イケメンで、身体つきも良い、しかもtnkまで綺麗な臣に中てられる形で身体の関係を持つが。
早い段階からセックスする関係になること、そしてその濡れ場が非常にエロい(何しろ南国作品だ)ということで序盤からエロエロです。
トロトロにされてしまう壱春は可愛いし、臣は文句なしのイケメンだし、あっさりくっついちゃうのかなー?なんて思いつつ読み進めましたが、いやいや、紆余曲折あるわけですよ。
なぜ、臣は壱春を抱いたのか。
そこを根っこに、二人のぐるぐるする感情がきちんと描かれています。
南国さんて、ちょいキモなモブさんが登場したり若干シリアス寄りな作品も書かれますが、今作品はほぼシリアスさはなし。糖度120%の甘々なお話です。
南国作品は一途で健気な受けさんが多いイメージがありますが、今作品は攻めくんが良い…!イケメンでハイスペック男子の臣の、一途で、健気なワンコぶりが素晴らしいです。
ちょっとアホな子の壱春も可愛いし。
そんな二人の、汁っ気たっぷりの、甘々~な濡れ場とコミカルなやり取りを楽しむが良き作品。普段、白抜きの修正ってあまり気にならないのですが、今作品は白抜きで残念な気がしました。綺麗な絵が、無粋な白抜きで残念な感じになってるから。
まあ、仕方ないですけどね。
できればR18で最低限の修正で刊行して欲しいなとかね、ちょっと思いました。
5分前に出会った失恋して泣いているイケメンに温泉旅行に誘われ、お金はいらないと言われ温泉が好きな受けの壱春は失恋傷心旅行のお供的な感覚で誘いに乗る。
何事もなく順調に旅行を楽しんでいると、問題が発生。温泉に入る時、服を脱いだ攻めの臣の体がめちゃくちゃ好みで興奮がとまらない壱春。でも、ゲイだということを言っていないので必死に興奮を抑えようとするもおさまらずのぼせて臣にお姫様抱っこで運ばれ落ち着き寝ることに。布団の中で臣の美ボディがフラッシュバックしムラムラした壱春は抜き始めます。すると手伝いますと臣が手でイかせてくれて後始末もして何事もなかったかのように寝て1話終了。
ネタバレになりますが、
その後も旅行を楽しむ2人。実は臣はずっと壱春のことが好きで、子供の頃夏休みの時だけ隣の家に来る年上の男の子がいて一緒に遊んでいたのが壱春で、毎年夏を楽しみにしていたのに突然来なくなり理由が親の離婚だった事を大きくなってから聞かされ、高校生でスマホを手にして調べたら壱春のSNSのアカウントを見つけ歓喜しそれからSNSをみてどこら辺にいるか、何が好きかを知り毎日見るのが楽しみだった。ある日投稿された動画に男とイチャついている様子がありその動画はすぐに消されたが臣は忘れることができず、壱春に惚れてもらえるように壱春が好きな俳優の髪型を真似したり体を鍛えてやっと会いに行ったのが1話目の始めで、壱春は全く覚えていなかった。
確かに幼い頃の臣は可愛らしくてこんな美ボディイケメンになるとは思わないけど、雨宿りの時に思い出せばロマンチックだなと思いました。壱春のリアクションがわかりやすくて面白いし悪気がなく欲望に素直な所が憎めないし臣が長年好きなのも分からなくもなかったです笑
2人が無事恋人になれてイチャイチャラブラブがみれてよかったです。
南国ばなな先生は、アンソロ(リブレ刊インモラル・セックス)ではじめましてで私のど性癖!だったのでそこから、Twitterフォローして作品も読んでます。
今作は、初っ端の2人の出会いが、
んっ??ちょっと意味わからん??ってなるんですが、まぁ読み進めましょう。
イケメンに突然温泉旅行に誘われてホイホイ着いていく壱春。
温泉旅、めっちゃ満喫してます。写メもバンバン撮ってSNS上げまくってます。
で、当然BLラブコメなんで温泉からのエッチ。
そこも想定内。
後半から攻め目線の話に切り替わってからが
お楽しみです。
ど執着愛です。怖いくらいに。
ここが良かった、あそこが良かったってのは
読んだ人と語りたい。
まずは、ネタバレなしに読んでみてください。
面白かったです。
紙本で購入。
最近の作品は規制が厳しいのか完全に白抜き。
それでもわかる臣の凶器のような巨根。
規制のかからない箇所、乳首の描写が素晴らしかったです。めっちゃチューチュー攻めてました。
壱春は留年した大学5年生。ふわふわとなんとなく生きていた。
ある日、イケメンに声をかけられ。彼の傷心旅行に付き合うという名目で豪華な温泉旅行を共にする事になる。新手のナンパか⁈ と、思ったのだけど。
壱春はゲイ。臣の事をノンケだと思って、好きにならない様に気を付けているが、早々に臣のイケメン力にメロメロになってしまう。だって好みの顔で、好みの身体。しかもとっても優しくしてくれる。勘違いしてはいけない、と自分を諌めてはみるものの。臣も、満更では無いのか、壱春が望むよりも早く。気持ち良く抱いてくれる。これは旅先だけのアバンチュールなのか。本当の恋だと思っていいのか。臣に恋しても良いの?そんな気持ちが昂まる頃。トントン拍子に行き過ぎたこの恋が、臣のストーカー行為だったのだと暴かれる。
え⁈ 良いじゃん、別に。両想いだし?けれど、驚いたあまりに逃げ出してしまう壱春。
だけど、実際にはそれよりもっと。
臣のストーカー、執着攻めに至るまでの物語になって行く。
唐突にも始まる臣視点。子供の頃のまん丸顔の臣が可愛くて。思わず笑ってしまいます。ほんの子供の頃から。臣の世界には壱春だけ。夏休みには遊んでくれる、大好きな優しいお兄さんだったのに。壱春の両親の離婚で、壱春とは会えなくなってしまう。そこで、凄く今っぽいのは、SNSで探したら、住んでるところや行動範囲、どんな大人になっているかまで。壱春の事は全て臣には丸分かり。臣は大人になって再会する日まで。壱春好みのイケメンに、壱春好みの身体になって。壱春の好きな温泉に連れて行くと決めていた。
それなのに。クラブで見知らぬ男とイチャついている様子をやはりSNSで知り。悔しくて。悲しくて。壱春を弄んで捨ててやろうとして近付いたというのだ。
でも。再会した壱春がチョロ過ぎると思いつつも、やっぱりあまりにも可愛くて好きで。
結局めでたく想いは繋がる。
まあ、それまでもエッチはしてしまっていたものの。想い繋がってからのエッチは、さすがばなな先生。白抜き修正なれど、めちゃくちゃしつこくて、ネチッこくて、エッロいです。
臣は超絶絶倫ですし。壱春は、トッロトロにされちゃいます。
しかしSNSの使われ方がイマドキ過ぎて笑いました。ちょっとゾッとしないでもないですけど。日常を無防備に切り取り過ぎてる人は要注意ですね。執着ストーカー攻めには格好の撒き餌。
タイトル通りの温泉エッチも。浴衣エッチも満載。描き下ろしにはソロプレイの見せ合いっこまで。
とにかく丸っとエッチぃです。
出会ったばかりのイケメンに突然温泉旅行に誘われたら…?
警戒心がふわふわすぎる大学5年生の壱春はめちゃくちゃ軽いノリで行っちゃうんですね(笑)
そして、広い温泉にとろとろの秘湯、美味しい料理にお酒…、顔も身体も爆イケな臣との旅行を存分に楽しんじゃって、しかも旅と臣の雰囲気に押され流されがっつりと抱かれて臣に惹かれていってしまうチョロすぎる壱春。
私としては出会い頭の臣の何やら不穏な発言が気になってしまって、壱春のハイテンションさが心配でしかなかったのですが、いや〜、やられました。
臣の発言の謎が解けてからは快楽に正直な壱春のコミカルな暴走っぷりも楽しいし、むしろなんだか欲しくなっちゃうくらいのおバカさ。
臣の長い間の想い(執着)が実ってよかったし、その分がエッチの時に爆発していて抱き方がめちゃくちゃエロかった〜。
壱春がとろとろのぐっずぐずにされちゃうのも仕方がない。
臣のあの特定班的な行動はいろいろと紙一重ですけどね(苦笑)
イケメンの努力はとんでもねえ…。
結果としてお互いを大好きすぎる溺愛系バカップルが爆誕していました♡
とにかくお砂糖吐いちゃいそうなくらいのあまあまなハッピーエンドでよかったです。