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表題作発情トーキングマシン330

椎葉(まこっちゃん),コント芸人
松尾 浩司,コント芸人

同時収録作品発情トーキングマシン330

日日亭まほろ師匠,噺家
松尾浩司

その他の収録作品

  • カバー下/あとがきみたいなもの。

あらすじ

お笑いトリオ「三角屋敷」のメンバー・モーを喪い、自暴自棄になる松尾。椎葉は再びコンビを組もうと誘うがサオ役とモーの役割の両方を果たすのが条件だと言われ!?

作品情報

作品名
発情トーキングマシン330
著者
りーるー 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784403667725
4

(28)

(10)

萌々

(9)

(8)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
5
得点
111
評価数
28
平均
4 / 5
神率
35.7%

レビュー投稿数5

時間をおいてまたじっくり読み返して味わいたい作品でした。

1クール分の濃厚ドラマを見終えた後のような満足感。熱くてかっこよくて切なくて苦しくて、そして素敵なお話でした!

毎度のことながらりーるー先生の作品の登場人物は男女ともに魅力的なキャラクターたち、女性と子どもをこれだけ魅力的に描いているBL作品はめったにないと思います。

心が複雑骨折してる感じの松尾くん、言動が野良猫みたいだったり、猛犬みたいだったり、読んでいて何度も切なくなりました。

公園でのキスシーン、2ページまるまる2人のキス、感動しました。
じわっと泣けたシーンでした。

椎葉くんは柴犬みたい、子犬っぽかったり、青年犬っぽかったり、ときには成犬っぽかったり、まっすぐなところが素敵でした。
キスマークソムリエになっているところ、少し切なくて、でもおもしろくて、椎葉くんごめん、と思いながら笑いました。

松尾さんに愛情を注ぐ大人の男性2人もとても素敵でした。
かまいかた、甘やかし方が2人とも全然違うのに、それがなんともかっこよくて、鳥肌ものでした。

最初と後半で使われていた中表紙、2人の笑顔、巻頭ではどきっとしましたが、後半では涙が出ました。すごく、すごくいい笑顔だった…。

時間をおいてまたじっくり読み返して味わいたい作品でした。

3

恋の駆け引きが面白い!

若干、ツッコミ不足(笑)なんですが面白かったです!
もう少し漫才をする二人を見てみたかったし
他のコンビとの絡みとかもみたかった~っ!

お笑いトリオ『三角屋敷』の緩衝材のようなモーちゃんが若くして亡くなり、ボケの松尾は自暴自棄に。もう一人のメンバー、いつも『じゃない方』と言われるくらい存在感のない椎葉は、このままふたりでお笑いを続けるかどうかを考えていた。

基本、椎葉はヘタレ童貞なんだけど…いざという時にはできるコ。
松尾はセックスしないとネタが浮かばないという、ビッチなんだけどいろいろ抱えてるコで…危うい感じの『トーキングマシン』ですが、カッコいいんですよ!
ネオお笑い王を目指してがんばる姿が、本当カッコいい。

同じく芸人の『タッカルビ』の小さい方(笑)とか
松尾のセックスの拠り所『まほろ師匠』とか
いい助言をくれるくせにドSな『勘定奉行』の石原さんとか。
モーちゃんの妻でふたりの会社の社長のミミさんとか。

個性豊かな人たちとのやりとりをもっと見ていたかったし、もう少し甘いトーキングマシンの二人もみたかったので…続編希望します!

5

お仕事BLとしても楽しい!

松尾みたいな才能があるけど、どこかがぶっ壊れてる人物って居ますよね。
恋愛がダメだと途端に仕事もダメダメになってしまうタイプの。

そんな松尾の恋人兼、モーちゃんの役割はかなりハードルが高いんだけど、椎葉もポンコツなりに松尾に食らいついて行ったり守ろうと必死な姿が良かったです。
まだまだ石原さんやまほろ師匠のようにスマートに松尾をフォローしたり甘やかしたりできないから"沢山あるサオの中の一本"に甘んじてる感があるけど、早く唯一の恋人になって欲しい…。

モーちゃんが椎葉をお笑いの道に誘ったのはなんらかの理由があるんだと思うから、それを発揮した所も見たいです。

脇役達の描写が秀逸だな、と。
あとエロの部分は、意外にアッサリ目で肩透かしだったような…。
先生のTwitter、結構エロめなので期待しちゃってた。
続編読みたいなぁ。

0

漫才

トリオでお笑いをやっていたトリオの一人が亡くなった。
柔和でムードーメーカーだったアイツが死んだら続けられない。
そんなのいやだ!
そんなわけで、人生をかけた再出発な1冊。
りーるーさんの作品て私の中ではエロ本のカテゴリだったんだけど
最近はどちらかというとストーリーの方が強いなと感じる。
(や、昔からストーリーも良かったけど)
男がいないと全然仕事ができない、生きるのも頑張れない、そんな受と
「腰かけ」「やるきなし」言われていたノーマル攻。

そんなに言うならお前がツッコめよ!(ボケと穴とw)
受発信だったことばが、いつの間にか攻の方が夢中になってるの好き。
自分がツッコめなんて言ったくせに、いざとなると
尻込みして他に逃げる受も可愛くて、
作品として良きお話でした。
当社比エロ弱めだったことだけが残念

0

男性作家さんの作品に挑戦したい そんな貴女におすすめ

年間約50本の単独ライブを中心に10年間 トリオ芸人としてやってきた
手負いの獣が離さないのは その中心だった彼の骸

彼を挟んだその関係に 喪ったものの大きさを知る

家庭の事情をひきずって 逃げ場があるのならどこでもよかった 知り合った二人にすべて丸投げで連れてこられた場所は なにも知らない 知ろうともしなかった男とふたりの世界

目の前の男どころか自分のことすらわからないのに 芸人を続ける代償に突きつけられた条件



本は出来れば紙で読みたい のに先走って失敗した【特務刑事オメガパンチ】
反省する暇なく発売日を見誤って予約し忘れた【発情トーキングマシン330】

なんか りーるーさんに嫌われてる気がする こんなに好きなのに クスン



そんな事より ネタバレって どこまで言っちゃったらネタバレになるのか毎回悩むんです

出来れば重要部分は 自分ごときのくだらない殴り書きより 実際読んで知ってほしいし なんだけど 本筋を書かずにいいところを伝えるのってほんと難しくて ←たんに能力なしなだけです



喪った人が守り抜いた子を なにも知らされず残された子が その意志とは別のかたちで守る 3分30秒も それ以外の時間も

ポンコツ年下攻めと 淫乱訳あり受け ザクっと言っちゃえばそれだけなんだけど
これ 誰かが育て紡いだものを半分にして 次へ 先へ繋いでいく『絆』がメインの話なんだ たぶん ←よく読み方間違えます あしからず



りーるーさんの作品って 必ず家族愛とか 絆とか 分かつ何かを読ませてくれる
たまにドえろい描写入っちゃうけど そこは男性作家さんならではの味 と思えるなら絶対ハマれる ※ 今作 ほぼエロなし



めんどくさい男だらけの中で めんどくさい男同士の めんどくさい惚れた腫れた


ん~ やっぱいいッ! 読んでるこっちの冷え性の手足の先まで暖まる感じ
個人的に好んでる読んでる男性作家さんダントツの ほのぼの感 


ちょっと怖いけど 男性作家さんデビューしたいな って人におすすめしたい1品

あ 正直申せば あたしには若干物足りなかったんですがねw ← 腰が好きなのよ りーるーさんが描く男性の ボリューミーな腰のラインがッ

3

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