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俺のボス、気安く齧ってんじゃねーぞ 年下βの忠犬×αをも支配できる最強Ωのバディラブ!!
りーるー先生のオメガバース。
大好きな作家さまなのですごくワクワクしながら読みました。
そして刑事でバディもの…その上部下×上司・忠犬ワンコ×クール黒髪眼鏡…こんなに私の性癖を刺していただいて、本当にありがとうございます!
オメガバですが設定や内容にかなり捻りを効かせていて、なんだかオメガバースを読んでる…というより、上質なサスペンスとかアクションを読んでいるような印象でした。
ふたりの刑事たちがともかくカッコいい!
なんなら登場人物、みんなカッコいい!
攻めがβなんですがこれにはちゃんと理由があるし、β部下くんが本当Ω上司大好きで…尊い(語彙消失)
上司を尊敬しているけどバディなので置いていかれると憤慨するし。
上司を守るためならば身を挺する。でもいつも前向きで、精神的に重くない。…素晴らしい攻めです。
頑なだった上司も次第にほだされる。
うん…そうだよねえ絆されちゃうよねえ。
このふたりでこれからたくさんの事件を解決していってほしいなあ…続編を読める日を強く希望します♥
オメガバース物もずいぶん増えた分、発情期の激しい絡みや、妊娠・子育てを入れただけの「これってオメガバース設定いります?」って話も残念ながら多い中、しっかりオメガバース設定を落とし込んだうえで、バディ物のストーリーもガッツリ読ませるだけでなく、王道からは外してくるっていう、さすがりーるーさん、やるなぁ〰️っと唸らされる作品でした。
ネタばれになっちゃうと面白くないので、未読の方はご注意ください。
まず最初に特筆すべきは最強Ωという存在。Ωといえば、搾取されるとか、発情期のある最下層の存在とか、体力的にも社会的にも弱い立場がお決まりですが、そんな中、フェロモンでαを操るとか、さすが。
Ωもとうとうここまで進化したか〰️!応援したくなる。
しかしながら、最強Ωなんていうのは特別な存在なわけで、苦しい立場のΩも当然いるし、力があるからといって「幸せ」かといえば、むしろ苦しんでいたりする。一方、社会的地位の高いαとSランク(運命の番)で自らも確固たる地位にいるからといって、満たされているかといえば、そうではない。
3人のΩの苦悩がまさにそれをよく表していて、本当に面白かったです。
そしてなにより、タイトルにもなっているように『オメガパンチ』ですよ!愛情尺度の点数99以上って、なに〰️!『運命の番』ってワードを初めて目にしたときもかなり興奮したけど、ついに愛情も計測されちゃうとは、全く…。どんだけ好きなんだよってツッコミたくなる。
今回はメインカプの絡みはあんまりなかったのが残念ですが、続編が出るそうなので、そちらで目一杯楽しめたらいいなぁ~
でも…メインカプ以上に嵯峨野オジサマがあんまりにも素敵すぎて…めちゃくちゃ滾りました。むしろこっちの方が見たいかも。
単話の時から次は次は?とはぁはぁ言いながら追っていた作品です。メインはβΩ
刑事物で先生お得意の濃厚Hシーンは最後にちょろっとあるくらいですが、それがなくても中身が濃い。
ぐいぐい引き込まれていきます。
異能Ωの高森の時折見せる寂しげな表情もいいし、
ワンコな三好の一生懸命さ、βだからか素なのか少しズレてるところも可愛いです。
気になるのは嵯峨野と室生の大人CP。
彼らもいろいろあったんだろうなぁと思えるので、スピンオフででも読みたいですね。
面白い!ストーリーが面白い!このままテレビドラマ化してもいいんではないか?と思える骨太刑事ものストーリー!オメガバースはどうしても心の底で、うん?って思っている自分がいて、ヒートで発情して妊娠しちゃうねえ…だったのですが、オメガがフェロモンで戦うって設定が天才すぎる!これやろ〜きた〜でした。
いわゆる恋愛至上主義、キュん!ものではないと思うけど、BL的もえもガッツリ楽しめました。高森さんがオメガであることで傷つき、異能者であることで孤立して孤独に生きてきたのを猪突猛進まっすぐベータの三好が丸っと抱いて守る!強がっていた所を裸にされる感じ、ぎゅーんで下。それが絆されすぎじゃね?って全く思わせないのもすごいと思う。ただのおっさんのようで高森さんがなんとも色っぽいのも魅力的。絵が絶妙!
このメインCPと事件を追う楽しみのほかに、高森さんと縁の深い、嵯峨野さんと室生さん(この二人は運命の番)、この3人の何とも言えない三角関係がまたいい。単細胞読者ゆえちょっとちゃんと理解できてない気がするけど、何ともエモい。
ストーリー重視の人、刑事もの好きな方には特におすすめです。どっちでもない私もすっごく萌散らかしました♡
りーるー先生ちょっとカテゴライズできない特別な感じの先生。他の作品からは得られない特別な萌えがあるなって思います!好き♡
ストーリーがしっかりしているので、一気に惹き込まれる感覚です。
オメガバースって、どうしてもオメガが弱い存在、我慢を強いられる、アルファとは同等じゃないというイメージがあり、苦手意識があるのですが、そこをぶち壊した作品だと思います。
Yシャツはだけてネクタイのみとか、裸に靴下とか、各所にりーるー先生らしさが散りばめられていますが、今までとは違う感じで、本当に面白かったです。
過去やスピンオフが出たら、また飛びついて読みたいと思う作品です。