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表題作俺たちの話をしよう

三田順平
家業の食堂手伝い
浅川マキト
元ホスト

その他の収録作品

  • 描き下ろし その後の俺たち!
  • あとがき

あらすじ

学生時代、クラスの人気者だったマキトと教室の隅でデッサンに没頭していた順平。
記憶に残る二人の会話はただ一度だけ―…

卒業から六年。故郷に戻ってきたマキトと偶然再会した順平。
順平は絵の道を諦め自衛官になったが事故に見舞われ除隊後も後遺症に苦しみ、
マキトもまた心に傷を負っていた。
懐かしい思い出を語りつつ、お互い前に踏み出そう―そんな話をしていた矢先、
マキトは海で溺れてしまう。
息をしていないマキトに順平は人工呼吸を施そうとするが―…
「死ぬなよマキト! 俺たちやっと…話し始めたばかりじゃないか…! 」

辿った記憶の先に眠っていたのは恋心にも似た憧れ。
サンバ前川が送る、優しくて不器用な二人のラブストーリー。

作品情報

作品名
俺たちの話をしよう
著者
サンバ前川 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大都社
レーベル
DaitoComics マカロンリンクス BLシリーズ
発売日
電子発売日
ISBN
9784864954358
4.2

(14)

(7)

萌々

(3)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
59
評価数
14
平均
4.2 / 5
神率
50%

レビュー投稿数1

優しくて朴訥で

爽やかで、優しくて、深い。そんなストーリー。
一冊全部の長編です。

主人公の2人は高校の同級生。
今は社会人だけど、2人とも挫折を経験してる。だからこそのお互いの包容力というか優しさに繋がってるのかな。

アイドルを目指して東京に出たマキト。
当然なれるわけもなく結局ホストに。
店で知り合った男性に恋し、自分がゲイだと知る。そして彼と付き合っていたが実はその彼は既婚者だった…
ショックで店もやめ郷里に戻ってきたマキト。
一方、順平。
自衛隊に入ったが、訓練中の事故がきっかけでパニック障害に。
今は辞めて家業の食堂を手伝っている。
そんなままならなさを知る2人が引き合って惹かれあって…
無骨っぽいけど誠実な順平と、ホストやってたけどスレてなくて可愛らしいマキト。
2人の間には妙な駆け引きなど無い。
言葉足らずの行き違いも、卒アルを一緒に見るだけで距離なんて縮まるの。
純だなぁ。朴訥な感じがとてもいい。
例の既婚者の彼が来たりなどちょっとの波乱もありつつ、物語はまっすぐに2人の恋で進んでいきます。
エロは控えめながら好き合う2人の感情が溢れてて良い。
もっと長い話でも良かったかな。
おすすめです。

2

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