電子限定特典付き
なるほど。そうきたか。ふむふむ。
なんか新鮮…アリかも。
が、読後の第一声。
そりゃそうだよね。Ωの男だってオスゴコロあるからタチにまわりたい時だってあるよなぁと。
それをΩの為に受けを頑張るα。
最初は事故から始まった番だけど、αの記憶喪失によって少しづつ心を擦り寄せていく2人。
なるほどなー
こういう方向からのオメガバースは、技あり!って感じですよ。
私的にはいいリバでした。
あと、記憶喪失の攻め君は可愛かったです。
今作はリバの幼児退行オメガバものということで、性癖盛りだくさんですね。
幼児退行中のえっちは、オメガバだしありなんじゃないかな?と私は思いました。本能的なものということで。
身体は成熟しているわけですし。
ちょっともったいないなと思ったのは、思春期が少なかったこと。1話かけて読みたかったです。
過去の話も他の方も書いていますが、私も切り込んでもっと読みたかった…!
地雷少ない方は、大人に戻ってからの千鶴も可愛いので、描き下ろし含めて是非読んでほしいです。
電子購入(FOD)
修正は
元に沿った白抜きです。
昨今BL作品もかなりの数が毎日新作として発表されます。そのせいで当然新鮮味が薄れたりマンネリ要素が増えたりしています。
そんな中かなり挑戦しているオメガバース作品と言って良いでしょう。
その代わり地雷要素も多いような気がします。
①オメガバースだけどリバだったり。
②ルックスは大人だけど中身は幼児なのにことに及んだり。
私は平気だったので却って面白かったです。特に私はリバ作品の方が深い愛情を感じ易い傾向があるので尚更でした。
①②に少しでも興味の生まれた人は是非読んで欲しいです!
初読みの作家さまでしたが、綺麗な表紙に釣られて購入。
ネタバレ含んでいます。ご注意ください。
主人公は介護士の景介。
景介はもともと世話焼きの体質で頼られることが好きな性格だが、オメガであるがゆえに「守られる」存在と周囲から認識されがち。勝気な性格もあって、そんな周囲の声に耳を傾けることなく、今日も彼は介護士として一生懸命働いている。
が、そんなある日エレベーターの故障で閉じ込められる案件が発生してしまう。しかも運の悪いことにヒートを起こし、エレベーター内にいたアルファに抱かれ、さらに首を噛まれてしまった。景介の意思に反してそのアルファ・千鶴の番になってしまった景介は、その事実を受け入れることができず―。
というお話。
タイトルからも推測できるように、今作品はオメガバースもの。
正直に言ってしまうとオメガバものは設定が出尽くしてしまった感があって、どれも同じようなストーリー展開だなー、なんて思いつつ読み進めたのです。
が。
あらー、こういう展開?
と少し驚きました。なかなか斬新な設定です。
千鶴は自分が首を噛んでしまったことで景介を番にしてしまったことを悔やんでるんですね。悔やんでいる、と言っても、「なんで俺がこいつと番に…?」的な後悔ではなく、景介の意思を無視して無理やり抱いたこと、挙句に番にしてしまったこと、を後悔している。
だからこそ景介を大切にしたい、甘やかしたい、という思いに駆られている。
でも、一方の景介は、自分が相手の世話を焼きたい、守りたい、という性格なのでどんどんすれ違っていく。
そこでとあるアクシデントが発生するわけですが。
タイトル通り、番=千鶴が、幼くなってしまうのです。あらすじにも書いてあるのでここでも書いてしまいますが、中身だけ、幼児化してしまう。
オメガが、幼児化してしまったアルファのお世話をする。
という斬新な展開ですが、いやいや、それだけじゃないんです。
んー、めちゃめちゃネタバレになってしまうので書こうかどうしようか悩んだのですが、人によっては地雷になりかねない展開なのでちょびっとだけ書きます。少し下げますので、ネタバレ厳禁な方はここでストップしてください。
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オメガの景介が、アルファの千鶴を抱くシーンがあります。
同軸リバです。
オメガが攻めで、アルファが受けです。
個人的にはめちゃめちゃ萌えた―!
オメガ×アルファ、という濡れ場にも萌えるのですが、こういうセックス(リバ)になる展開も無理がないのがまた素晴らしい。
オメガバものだから、なのでしょうか、今作品はエロ度は高い作品です。が、無理やりセックスシーンを盛り込んだ、という流れではなく、彼らが身体を繋げる理由がきちんとある。
オメガバものってアルファは恵まれた環境にいる、というイメージがありますが、千鶴の家庭環境はなかなか壮絶です。千鶴が景介を大切にしようと思う、その根底がきちんと描かれているためにストーリーに無理がない。
千鶴は几帳面でしっかり者の男性なのですが、彼が幼児化してしまったときの素の彼がとにかくめちゃめちゃ可愛い。終盤に、幼児化してしまった千鶴の姿を景介が動画で撮ったシーンが描かれていますが、景介の気持ちに共感。これは保存しておきたい…!
人によっては地雷要素と言える描写はありますが、個人的にはめちゃめちゃドツボに突き刺さる作品でした。近藤先生の違う作品も読んでみたいと思います。
単話で読んでてこれはと思いまとまるまで待ってました。結構攻めてる内容で何度も驚きがあり、面白かったです!
地雷多き方はよく調べるのがベターかと。
事故のように番になったΩ景介とα千鶴。
千鶴の過保護でしつこ過ぎる物言い(優しいし責任感あるんだけど)に苛ついた景介が頭突きをかまし、千鶴が幼児後退することに…。
バタバタな展開でコメディっぽさもありつつ、少しシリアスに感情が動いたり、予想外な展開になったりと大忙しです。
名前でおやと思った方いますよね?
攻めの名前受けっぽいと思いませんでしたか?
幼児退行した千鶴と、彼を家で保護した景介のリバがあります。(若干ショタ要素として倒錯感があってクラクラ萌えました。)
それがオメガバース性を絡み、彼らの不完全だった関係に絡んでいきます。
千鶴の過去を知り、彼と番になってからの行動にどんな思いが込められていたのか…グッときました。
この千鶴の幼少期の過去、また思春期な千鶴とのやりとり、そして記憶が戻ってからと(欲を言えば最初のやりとりも)限られた頁数でちゃんと描かれているのですが、それがどれももっともっと読みたいし、もっと深いところまで切り込んで欲しかった。1巻完結は勿体なく感じました。何より子供に戻った千鶴が可愛い…大きい身体を持て余してる感も良い。
割と顔漫画なところもありますが表情はいつも可愛く、後半になるにつれてどんどん綺麗になって線が洗練されていました。
単話で読まれていた方も、書き下ろしと後書き2ページが素晴らしいので是非。