鳥飼いの兄弟、それぞれの恋

恋渡り

koiwartari

恋渡り
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神15
  • 萌×221
  • 萌10
  • 中立1
  • しゅみじゃない4

--

レビュー数
8
得点
190
評価数
51
平均
3.8 / 5
神率
29.4%
著者
栗城偲 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
yoco 
媒体
小説
出版社
笠倉出版社
レーベル
クロスノベルス
発売日
電子発売日
ISBN
9784773060867

あらすじ

幼い英理が水辺で出会った美しい男は、鬼神と恐れられる王弟・亜蘭だった。彼は英理が鳥飼いと知ると足繫く禽舎に通ってくるようになる。
英理が成人を迎えた証である黥を入れた日から、少しずつふたりの関係は変わっていく。そして亜蘭から贈られた英理の狗鷲が原因で亜蘭が倒れる事件が起きて……!?口の利けない呪われた王子×猛禽に愛された鳥飼い・英理の弟編も同時収録

表題作恋渡り

亜蘭,鬼神と恐れられる王弟
英理,19歳,鳥飼い一族の長兄

同時収録作品火水のふたり

凰炎,現王の息子の王子
有理,鳥飼い一族の一員で英理の弟

その他の収録作品

  • 息の緒に
  • あとがき

レビュー投稿数8

キャラ良し、ストーリー良し、挿絵良しの神作品。

栗城さん×yocoさん、そしてクロスノベルズ。
もう、面白くないわけない、ということであらすじも拝見せずに早々に予約していました。実際に手にとって表紙の美しさに悶絶。否が応でも期待値が上がる。

ということでレビューを。ネタバレ含んでいます。ご注意ください。


本作品には2CPのお話が収録されていますが、世界観というか舞台は同じ。鳥飼いの一族の兄弟のお話です。表題作は鳥飼いの兄・英理のお話。

鳥飼いは代々世襲制。長男が跡を継ぐのがしきたりだ。
が、英理は鳥飼いとしての能力という点において、弟の有理の方が自分より秀でていることを肌で知っている。が、弟に負けまいと奮闘する見目麗しい少年です。

彼は幼少期に一人の男性に出会う。
血だらけになった、美しい男。国を守るために闘う兵士だろうという英理の予想を裏切り、その美しい男・亜蘭は現国王の弟にして鬼神と恐れられる最強の男だった。王の弟という高貴な身分でありながら亜蘭は気さくで優しかった。彼を知るごとに亜蘭に仄かな恋心を抱くようになる英理だったが、違い過ぎる身分と、そしてある出来事が二人を襲って―。

後半は英理の弟の有理のお話。

タイトルは「火水のふたり」。
鳥飼いは戦が免除されていることもあって、戦のあとの宴は雑用を行う。その時に、騒ぎに乗じて侵入してきた賊に有理は襲われてしまう。そのピンチを救ってくれたのが現国王の息子(つまり王子であり、亜蘭の甥っ子)の凰炎。妃が生んだ正当な跡取りでありながら凰炎は時期国王として認められていない。

それは、凰炎が言葉を話せなくなったからで―。

亜蘭×英理。そして凰炎×有理。
どちらも王族×鳥飼いというCPのお話です。

鳥飼い、という職はけして下賤なものではないのですが(むしろ王族に近しい職と言える)、英理は鳥飼いとして弟に劣っていると自覚しているからか何となく切ない空気感が作中を漂っているんですね。そしてそこに華を添えるのがyocoさんの挿絵。

儚く美しいyocoさんの挿絵がそこに加わることで、そこはかとないお耽美な空気に包まれた作品です。

後半の凰炎×有理のお話は、凰炎が言葉を話せなくなった、というバックボーンが効いていて、これまた切ない雰囲気なのです。

が、どちらのCPも、お耽美で、切ない空気感が漂いながら、それにとどまらない。どちらのCPも攻めさんたちがめちゃスパダリだから、なのです。あの手この手で英理、有理の兄弟をありとあらゆるものから守り抜く。この受けくんたちは見目麗しいこともあってか性的な意味でも襲われることが度々ありますが、そこにもれなく現われどんなピンチも救い出すという、お約束のパターンでありながらめっちゃ萌える。

受けちゃん兄弟が、単に守られるだけの存在でないのも良かった。
彼らは彼らのできうることで、自分の愛する人を守り抜こうとする。可愛いのにカッコいい。最高か。

鳥飼いという立場の兄弟たち。
王族と鳥飼い。
そして、スパダリに愛され愛でられる受けちゃんたち。

このバランスが素晴らしいというか、どこを切り取っても過不足なく、上手に絡み合って紡がれていくストーリーに引き込まれてしまいました。

キャラ良し、ストーリー良し、そして挿絵良し。
めっちゃ良い…。
めっちゃ萌える…。

素晴らしき神作品でした。

14

これぞBLファンタジー

栗城先生のこういったファンタジーBLには、yoco先生のイラストがとても似合うと思いました。
今回は2段組で2組のCPのお話が入っています。

兄の英理編と弟の有理編で2冊に分けても良かったのでは無いかと最初は思っていましたが、読んで行くうちにやはり一冊に纏めてあった方が世界観にも浸れたし、内容が余計に重複せずにスッキリして良かったと思いました。

どちらの攻めも好きだったんですが、私は特に王弟の亜蘭の方が好きでした。受け以外はどうでも良い、受けだけが大事な攻め大好物です。

特に怪我をして意識が無かった時の亜蘭の譫言とか、意識が戻ってから英理の身の上に起きた事を知り激怒して暴れたとか萌えしかなかったです。

そして弟の有理の相手である、王が溺愛する口のきけない孤独な王子の凰炎とか設定自体が堪らなかったです。
凰炎が口がきけるようになってからの有理とのやり取りとかお伽話でした。

栗城先生は色んなジャンルを書き分けていて、凄く多才な作家様だと思うのですがファンタジーが特に素敵だと思います。

最後の掌編では一転して楽しげな内容なんですが、亜蘭の後悔とかも書かれていて彼視点での英理に対する深い愛を知る事が出来ます。

それから80ページの上段5行目の「亜蘭とその家族は」は、「英理とその家族は」の間違いですね。

6

後日談が尊い

 亜蘭×英理も好きだけど、サブの凰炎×有理カプのほうがすごく好みだった。有理が素直で健気で。
 後日談で、有理が二人の元に、凰炎との体格差がありすぎて(凰炎は亜蘭よりも体が大きく、有理は英理よりも体が小さいため)挿入ができない――兄はどうやって亜蘭のものを挿入しているのか、と相談しに来る話が可愛いかった。
 あとがき後の話で、有理の相談事を亜蘭が匂わすように話して、凰炎に嫉妬させるの良い。閨事初心者同士の戸惑い。凰炎×有理が尊い。攻め視点で読めるのが嬉しい。

1

前半は兄/後半は弟。得した気になる一冊

YOCO先生の挿絵が凄く綺麗で、素敵です。
yoco さんんの挿絵が入ると、神秘的な昔物語のような装丁に感じる。

倭の古語のタイトルだけど、大昔の大陸のどこかが舞台背景。
鳥飼というと、連想するのはカザフ民族のイヌワシ、勇壮な伝統は途絶える寸前らしいです。
https://montsame.mn/jp/read/233256

紙本は上下二段になっているので、電子版のほうが読みやすいと思う。
でも絵を楽しむなら、紙本かな。

鳥飼の家に生まれた兄弟、兄弟はよく似た美貌、縄文風の文身を体に入れる習慣を持つ家。著者は「黥面」と書いてます。
鳥飼の美しい兄弟に懸想をするのは、王族の甥と叔父。二人の外観は西洋人ぽい。

★兄の英理 x 鬼神と恐れられる王弟・金髪の亜蘭 ➡ 鬼神の執着愛
★弟の英理 x 呪いを受け話せない王子・凰炎 ➡ 呪いを解毒する愛
 相関図:https://twitter.com/shinobu_krk/status/1386650658183389189

伝書鳩や、鷹狩や戦の戦力に使うことを発案した英理。
だけど英理は、鳥たちを思うように使役出来ない。
鳥に懐かれて使役上手な英理が、そんな兄を補佐する。

水辺で出会った王弟に、美貌の兄が恋慕され、
弟は、倉庫で襲われかけた所を王子に助けられて一目ぼれされる。
どちらも、鳥が取り持つ縁。

他国の毒使いと呪術師が介入して、事件が起きる。
暗殺犯の疑惑を受けた兄を助けようと、弟が頑張る。
・・そして王弟と皇子の二人とも継承争いから離脱する名分で、男嫁を迎えて公認の仲に納まる
・・書くとアッサリ。だけど色々な伏線が組み込まれていて、読み応えある作品。

タイトルの「恋渡り」: 
「恋ひ渡る」[動ラ四]長い年月、恋い慕いつづける
(「わたる」は「…しつづける」の意)

縄文時代のイレズミ 分身 黥面・・ 表紙絵がセクシー。
縄文時代の倭国は航海民族、水死した際の遺体の識別や、敵への威嚇などいろいろな意図があった。「男子無大小 皆黥面文身」
参考 縄文タトゥー/縄文族 JOMON TRIBE

0

心を休める場所を探して

今回は現王を支える王弟と鳥飼い族の長男と
現王の口のきけない愛息と鳥飼い族の次男お話です。

本カプは鬼神と呼ばれる王弟と職人との恋の顛末、
他カプは王弟と兄の恋の陰で進んだ甥と弟の恋の顛末、
恋人同士となった2組を絡めた後日談を収録。

タイトル作をご紹介します♪

受様の家は家畜や愛玩用のとりを飼育し、
王へ現状する職人集団である鳥飼いとして
何代も前から国に仕えています。

ある日、
水禽を池に放していると風上から
獣のものとは少しだけ違う血の匂いを感じます。

池の水を引く川まで辿り着くと
軍衣を纏った血塗れの青年を見つけ慌てて隠れます。
この軍人こそが今回の攻様になります♪

おろおろしていた受様は尖った声で誰何され
おずおず気陰から顔を出してみると
攻様は全身が血で汚れているものの今まで彼が見た
人間の中で一番美しい顔立ちの青年でした。

受様は攻様が怪我をしているのかと心配しますが
攻様は自分の血ではない笑って水浴びを続け
受様を巻き込んで水遊びに興じる事となります。

やがて全身を洗い終えた攻様の支度を
助ける事となった受様でしたが
知らずに攻様の佩いていた国宝の刀を手にし、
その場に見た父に激しく平手打ちされてしまいます。

攻様は自分が許したのだからと鷹揚でしたが
受様の父は庶民では目にすることもないはずの
宝剣に受様が触れた事で「一族郎党死罪なのでは」と
戦々恐々となってしまうのです。

そんな族長の恐れは攻様が一蹴してくれ、
その後も攻様は何が気に入ったのかちょくちょく
受様が1人の際に禽舎に顔を出すようになります。

受様は身内には明かせない悩みを打ち明けたり
新たな猛禽の使い方について相談したするうちに
徐々に2人の関係は変わっていくのですが

敗戦国の兵士に攻様が襲われ
受様の猛禽が狗を使った呪術を破ったものの、
直後に攻様の腕に爪を立て昏倒させてしまうという
恐ろしい事件を起こしてしまうのです!!

王に寵愛される王子の執り成しで
一族郎党打ち首と言う事態は免れますが
受様は首班として背中に罪の証である烙印を
押されてしまうのです!!

呪いを受けた攻様は無事なのか!?
そして烙印を押された受様の未来とは!?

前王の末子である王弟と現王の愛息と
鳥飼いの一族に生まれた兄弟という身分差モノで
2組4人のファンタジックな恋物語になります♪

ファンタジー設定は大好物なのですが
yoco先生のカバーイラストが幻想的で麗しく
もう期待いっぱいで手にした1冊でした。

王族×庶民という身分差設定ですが
攻様2人は力をつけると王位簒奪を疑われかねない
微妙な地位にいます。

乱暴者で下品と言われた末の王子は
戦場で示した卓越した力によって
恐れられながらもその身分と地位を目当てにされ、

父王の寵愛を受けながらも呪いと病で
口のきけなかった王子は呪いを解いた事で
放棄した継承権すら疑われるという難しい立場なのです。

そしてそんな2人に絡む鳥飼いの兄弟は
戦場に出ないからと他の職人集団に見下されていたり
家を継ぐ者と育てられる兄は
弟ほどに猛禽を自在に操ない事を悩んでいたリと
取り巻く環境は平穏ではありません。

そんな4人の背景がそれぞれの恋を
さらにハラハラ&ドキドキさせる展開となり
とても楽しく読ませて頂きました (^O^)/

今回それぞれの恋が2段組で納められていて
ちょっと圧縮されている感じも受けましたが

変に分割されて微妙な長さになるよりは
ぎゅっと詰めらていると一気に読まされるので
結果的には良かったです。

ファンタジー大好きなのでぜひまた
素敵な栗城ワールドを展開して頂きたいです♡

3

なんかモヤモヤする……

表紙に惹かれて、攻めの属性を見たところ、種類の異なる二人の執着スパダリが楽しめそうだなと思い購入。

だけど結果から言うとモヤモヤが残ってしまった。
というのも、あらすじの「そして亜蘭から贈られた英理の狗鷲が原因で亜蘭が倒れる事件」による顛末に予想以上のショックを受けて、あれこれ考えてしまったんです。




王族である攻めを怪我させてしまった罰として、受けの背中に罪人の証である烙印が入ってしまうんです。(表紙を見るとありますね)
真っ赤な焼きごてを背中にジューッと。。。

これが、ショックで。
なんせ半端なく痛そう。

何があったかというと、受けの鷲が、攻めの剥き出しの腕に掴みかかって攻めの素肌を裂いてしまうんですね。(猛禽類の爪は鋭いので専用防具が必要なんだけど、攻めは装着していなかった)
おまけに直後に攻めが意識不明になっちゃうんだけど、全ては受けのせいだとされて捕らえられ罰せられる。

普通なら王族に怪我を負わせ、しかも意識不明になってしまっているなんて(意識不明の原因は別にあるんだけど)一族連座で死罪でもおかしくないし、むしろ受けは死んでお詫びしたいとすら思っている。
だから受けにとっては烙印なんて罰ですらないんだけど、読んでて充分痛々しい……。

そして最大の違和感。
攻めは、もしかして烙印が押されたこと知らないのかなと思ったんですね。
というのも再会後、烙印について一切触れずにエッチへ持ち込むので。

自罰感情の強い受けが、背中に何もないかのように振る舞うのは当然だと思うんです。
そして受けは病み上がりの攻めに「体はお辛くありませんか」と聞く。
自分の体そっちのけで。
それを聞いた攻めは辛そうに顔は歪めるものの、「俺のことなんかどうでもいい、それよりお前はどうなんだ。」などとは尋ねないし、確認もしない。

事件が起きてから「身分が違うということが、そんな関係で距離を縮めるということが、互いを傷つける可能性があるのだと、わかっているようでわかっていなかった。」と受けは気づき、攻めが怪我したのは自分のせいだと思っている。
だけど、これって攻めにも当てはまるんですよね。
王族である自分が近づき関わった事により、結果的には受けが罪人となり烙印が押されてしまった。
だから、どっちが悪いとか悪くないとかじゃないんです。

だけど、ふつー会ったらまず詫びずにはいらないのでは?と思うんだけど。
というか、何よりも背中の具合が心配で、心配で、心配じゃないの?と。
だって焼きごてですよ……。

なんなら、塗り薬を薬師に特別調合してもらったぞとか、背中の痛みが完全に消えるまでエッチは我慢するぞ的な攻めであって欲しいんです。
なのに、烙印について詫びや心配もせず、エッチを始めちゃう。(まだ跡が生々しい背中が痛そうで読んでて心配になる)
受けを前にして我慢できない攻めも大好きですが、これはいただけない。

ちなみに攻めが烙印を初めて目にしたのは、エッチの途中で受けの身体を裏返した時。
一瞬動作が止まるんだけど、そのままエッチを続行するので、ショックでちんこ萎まないんだ…!とむしろ変な感心すらしちゃいました。

そして烙印についての後悔や謝罪をするのは、事後のピロートークで……。
……順序違くない?

おまけに、俺でさえ今までお前に傷をつけてこなかったのに……というまさかの嫉妬的な感情もあらわにするので、ちょっとビックリ。
もしかしたら、烙印に関する捉え方が私はナーバスすぎるのかなぁ……とすら思いました。

もう一組のほうは、攻めが王子だけど喋れないんですね。
でも、じーーーっと受けの様子を見つめてたり、口の形で気持ちを伝えたりする姿が、なかなか良かったです。

中立と迷いましたが、後から登場した王子攻めに免じて萌で。

7

鳥飼い

表紙買い。世界観は好きでしたし、キャラも好きでしたが、さらっと読み終わってしまったので萌にしました。王弟×鳥飼いの兄、王子×鳥飼いの弟の2カプのお話、2編2段組190P弱+後日談30P+あとがき。個人的には王弟のキャラが好き。色々考えて粗暴に振舞っているというタイプがお好きな方だったらいいかも。

幼い頃、王弟の亜蘭(あらん)と知り合った英理(えいり)。鬼神と恐れられる亜蘭ですが、一人、英理のところに訪ねてきては気さくに話しかけてきて・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は、昊(こう、狗鷲)ぐらいでは・・。モブは少々いますけど。

++好きだったところ

攻めの亜蘭。表紙のビジュアルからクール美人さんかと思ってたら、なーんと鬼神との異名をもつ、つよ――ーーい戦神。あらびっくりでした。国王である兄のことをとても慕っているので、自分が子をなして内紛勃発なんてことになったらイヤだもんね!と、粗雑に振舞っているご様子。一度、自らが怪我をして受けのことを見失いそうになった時には、「なにかあったら許さない」「俺が迎えに行く、殺すぞ」等とおっかないご発言をなさるお方。ギャップ萌えなのかな、好きでした、このキャラ。

受けの方は健気さん属性ありですが、やや荒々しいところもある亜蘭を唯一抑えられる方なのでは、という感じです。

もう片方のカプ、王子である凰炎はある理由により言葉を発せなくなっている方。有理は英理の弟で、無邪気&割合何しても許されるんじゃないか?とどこかで思っていそうな第二子属性もっている印象。こっちのカプのお話はちょっと短かったからかな、いい感じではありますが、さらっと読んでしまいました。

鳥飼いたちと狗鷲などの猛禽類のお話は興味深いし、亜蘭は好きだったんですけど、山場にもう少し盛り上がりたかったなと思った一冊でした。2カプあるから短く感じちゃったのかな。

4

身分違い萌え

作家買いです。
正直ファンタジー苦手なのですが、さすが栗城先生!というわけで、2段組みも難なくスルスル読むことができました!読み始めると、自然な展開に惹き込まれてあっという間です。健気受けとか溺愛設定が好きな方にお勧めです。儚げな美形の鳥飼兄弟が、猛禽だけでなく人間も飼い馴らしちゃいます。

自他ともに認める猛者(そして美形)で怖いものはなにもないけど、受に関わることに関してだけは弱いスーパー攻様設定が好きなので、亜蘭と英理CPが好きでした。本作、鳥飼兄弟とイケメン王族が恋人同士になるまでをうまーく兄弟、叔父甥関連付けて描かれているんですが、なんとなくプロローグ的な雰囲気があるんですよね。BoysがLoveして恋人になったらめでたしめでたし(完)で問題ありませんが、新設された鳥飼の領地がどうなっていくのかとか、呪いがとけて口がきけるようになった王子がこれからどう活躍していくのかとか、むしろ”これから”面白くなりそうな気配を感じてしまいました。(ので、機会ありましたら続編を…)

コミコミさんの小冊子が、掌編”息の緒に”をうけた”その後”のSS(攻様対談)で、最高に萌え…。亜蘭のいけずな感じがたまらず、ニヤケながら読み耽りました。

3

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