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なんですが、お話を最後まで読むとワンコだけじゃなく健気なんですよね。
そもそも、受けの検事としての真摯な対応で、検事になろう!って思うところが凄いわ…まぁたまたま法学部卒ってのはあり得るけど、それで司法試験に受かっちゃうってね。
勉強しているのが恥ずかしくて隠してたかった、なんてカワイイ。
最初の出会いも、会うつもりは無くて、ひと目見たかった的な健気さ。
そして受けはモテモテですね。幸田もめちゃカッコいいし、大貫と出会わなかったら(あの雨に日に)司法試験に受かっていてもすでに幸田のものになっていたかも知れないんですよね〜出会いのタイミングって恐ろしい。
ラヴァーズ文庫には書き下ろしが入っているようなので、購入するか悩みます…
まず初めに、表紙のイラストに、萌!!
なんて素敵なのでしょう、水上検事の色ぽさ、大貫のセクシーな所、
ツボにはまってしまいました。
題名の犬、本文の中で(大貫は塔屋の上にいた。そこに、犬のようにしゃがみ込んでいる。そ姿をみていると、今にも足で耳の後ろを掻いて ワン と、吠えそうだ思った。)ウーーーン。なんともカワイイ、そのイラストも、ばっちりそれに合っている。
モデル事務所の、マネージャーに反対されて、一度別れることをきめたけれど
大貫の意思でないと分かり、そして事件のときの恨みをかって、殺されそうになった時、大貫の起点で助けられ、本心と偶然でない出会いの工作がわかり、
心が通じ合って、よかった。
最後、大貫が無事、司法試験に受かり一人前になり、ハッピーエンド!!
とても気に入った作品だったので、これを書くためまた読み返しました。
検事の水上は、自分の担当した被疑者が自殺未遂をおこし
自分の取調べに無理がなかったか・・・自問しながら
雨の夜、どうしようもない気分で帰宅していたところ
ずぶ濡れの“わんこ”を拾うんです。
水上は、ゲイだけども検事という仕事柄
道端で行きずりの男を拾ったりしないのに
やりきれない気持ちの晩、人肌が恋しかったのか
拾っちゃうんですよw
この年下の“わんこ”が、なんともワイルドで
ガツガツと与えられた食事と水上を喰らってしまうw
“わんこ”=哲哉は、自分のことを語らずふらっと現れては
とてつもなく激しいセックスをしてゆく・・・
最後のほうまで哲哉の正体や、目的がわからないので
ワクワクしました。
年下わんこといってもいろいろあるけど
哲哉は、拾ってきた“わんこ”はドーベルマンのような
美しく鍛えられた身体で、すごくワイルドなんですよv
とはいえ“わんこ”は、“わんこ”なので
とってもかわいいですよぅv
拾ってきた“わんこ”に依存して
“わんこ”に捨てられちゃうかも・・・って悩む水上もかわいいv
奈良千春さんの挿絵も、ぴったりで大興奮して読みました。
はぁーvたまらんかった。
ドラマCDだと哲哉が三宅健太さんで
あて馬の幸田が子安武人さんなんですね・・・・
うーんCDで聴いたら幸田になびく自信あり☆
おやじの中原さんの、20代の男たちのお話です。
主人公が検事という固い職業なんですが、割とポジティブなゲイが欲望に溺れて、、などというお話なのでガッツリエロです。
奈良絵と併せてとても楽しめました。
検事の水上は今まで年上の男性と、しかも渇望を満たすといっても、あくまでもお上品なSEXしかしてこなかった人です。
そんな彼が雨の日拾った男に、欲情している目に誘われたといって犯られちゃうのですが、気の滅入る事件で人肌が欲しいと思っていた時だったので、思い切り乱れたSEXをしてしまうのです。
犬のように(決してワンコ・ヘタレではない)食・性・睡眠の欲に忠実に水上の元へ通ってくるのを拒めずズルズルと関係しています。
その青年・大貫は自分の事を全く語らないので信頼とか信用は今一つおけないのですが、体に魅力を感じ、初めて体験した昼間の恋人らしいデートというものに感動したり、来なければ寂しく思ったりと、完全に気にはなっているようです。
そこへ、昔のセフレの幸田が離婚して戻ってきて水上とやり直したいと言ってくる。
大貫との体だけの関係、身の上を語ってくれない不信感に、水上の心は揺れるのですが、彼とのSEXの魅力は抗いがたく、どうしたいのか決められない。
体から始まり、その関係に溺れていく主人公ですが、ちゃんと、きちんと仕事はしており敏腕検事として冷静に仕事をしているところが暗さを感じさせません。
また、性に関してマイノリティであることから後ろ向きではないようなので、欲望に忠実な面が全面に出ていてエロさが際立ちます。
しかしながら、最後の最後まで大貫という青年の正体が明かされないのは読者もじれったかったですね。
モデルをバイトでやっていて、しかも大型注目新人ということで、事務所の横やりが水上に入ったりとするほどの実力なのに、いともあっさりと水上の為に辞めてしまう。
拾われたのも意図的に、実は以前から好きだったという、最後のタネ明かしまで引っ張るこのしぶとさ。
でも、この引っ張りがあるから、ただのエロ小説だでけは終わらなかった気がします。
こんな二人が検事になった将来の姿も見てみたい気も・・・
それにしても奈良さんの”地味メガネ”キャラって皆顔が似ているのですよね。
ある雨の日、水上は視線を感じて見ると、傘もささず自分を見つめてくる男が。
気になって話しかけ、水上は男・大貫を部屋にあげてしまう。
もともとゲイな水上は大貫の引き締まった体に見入ってしまい、抱かれてしまう。
しかしそれから大貫は水上の家に来るように。
大貫は年下攻めだったんですが、ワンコというか犬でしたねw
よく食べるしイタズラ好きだしwでも可愛いというわけではないんですよね~
水上は今まで大人の男としか付き合ったことないので、年下で子供っぽい大貫は新鮮だったんでしょうね~
でも別に大貫を奴隷にする、というわけではありませんでした。
むしろ大貫のが迫ってる感じw
最初ほんとに大貫は謎の男でした。
職業も隠すし、てか隠してた意味はあまりなかったような…。
あと水上の元彼の幸田はちょっと可哀想でしたねwでも彼がいい人でよかったです。
エロは多め。水上の職場の資料室でのエチは人に見つからないかハラハラしましたw
ストーリーがあまりごちゃごちゃしてないので読みやすかったと思います*